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2020年08月31日
ナマッパ! / 森 友哉 試合後の涙
8月31日放送
『岩本勉のまいどスポーツ』は
ガンちゃんがパ・リーグの戦いを徹底解説する
生パ・リーグ情報「ナマッパ」をお送りしました。
先週、ガンちゃんが注目した試合は
8月27日 西武 対 日本ハム 12回戦。
ライオンズがサヨナラ勝ちを収めた直後、
森 友哉選手が流した涙について感じたことを
熱い想いと共に語りました。
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◆ 森 友哉選手の涙に もらい泣き
8月27日
西武 対 日本ハム 12回戦(メットライフドーム)は
6-7で西武が1点を追う9回裏
1死満塁から山川穂高選手が
逆転タイムリーヒットを放って
ライオンズがサヨナラ勝ち。
劇的な幕切れに沸くナインの中で
森 友哉選手はただ一人
涙を流しながらベンチに下がりました。
この日の森選手はスタメンを外れ、
6-4でリードの
7回表の守備から途中出場しマスクをかぶります。
しかし8回表に3点を奪われ日本ハムが逆転。
8回裏の打席は空振り三振を喫します。
そして9回裏、
森選手とは2014年のドラフト同期入団
山川穂高選手がチームを救いました。
ガンちゃんは森 友哉選手の
入団当初を振り返りながら
先輩に対する「敬語の使い方がゆるい」
「大阪のヤンチャボーイ」が成長し、
重責のある選手会長に就任したことで
意識が変化した――と指摘。
自分のことだけでなく
チームメイトやその家族の生活まで
考えなければならない立場となりながらも
成績が振るわない現状で、
この試合はスタメン落ち、途中出場で逆転され
打席では凡退――といいところがなく、
敗戦目前で飛び出した
“兄貴分”山川穂高選手のサヨナラ打。
岩本 「(山川が)全部払拭してくれた。
この試合で彼は
改めて強く感じたと思う。
『野球はチームプレー』だと。
僕は彼があの試合、あの一瞬で
ひと回りどころか、
2ランク、3ランクくらい
野球観の高い選手に
変わってくれたと思う」
もらい泣きしたというガンちゃんは
森 友哉選手へエールを送りました。
岩本 「『あの涙、絶対忘れるなよ』と
伝えたい。
おせっかいかも知らんけども。
僕もそういう経験したから」
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◆ パ5球団は 柳田対策を
30日まで6連勝中の
首位・ソフトバンクをけん引するのは
柳田悠岐選手。
30日の試合では自身最速ペースとなる
20号ホームランを放つなど
28日~30日の日本ハム3連戦で2ホーマー。
福岡 PayPayドームには2015年に
「ホームランテラス」が設置されましたが、
柳田選手はホームランが出やすくなった
球場に合わせて
オーバーフェンスするバッティングのコツを
掴んだ――とガンちゃんは分析します。
30日の20号2ラン(投手:バーヘイゲン)は
レフト側「ホームランテラス」のフェンス上部に
跳ね返ってスタンドに飛び込む一発。
パ・リーグ各球団は
ミーティングに時間をかけて
しっかりと柳田対策を練るべき――と
指摘しました。
投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30
2020年08月17日
クロマティさんが語るニッポンのヤキューと「バンザイ」
8月17日放送
『岩本勉のまいどスポーツ』のゲストは
ジャイアンツの歴代最強助っ人外国人
ウォーレン・クロマティさん!
日本と日本の野球を愛したクロマティさんに
“ファンサービス”への想いや
『バンザイ!』パフォーマンスの誕生裏話を
お聞きしたほか、
今年6月に開設したYouTubeチャンネル
クロマティチャンネルについても伺いました。
◆◆ クロマティさん プロフィール ◆◆
1953年生まれ、66歳。(放送日時点)
アメリカ・フロリダ州出身。
1972年「第1回 日米大学野球選手権」
アメリカ選抜メンバーとして来日。
1973年6月、モントリオール・エクスポズから
ドラフト1位指名を受けプロ入り。
メジャーに定着した1977年以降
7年連続「シーズン100安打以上」を記録。
1984~90年の7年間、巨人でプレー。
1989年には打率.378で「首位打者」に君臨し
「MVP」「ベストナイン」も受賞。
国内通算951安打(日米通算2,055安打)
ホームラン 171本。
今シーズンから巨人のアドバイザーとしてチームに帯同。
今年6月には
YouTube「クロマティチャンネル」を開設。
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◆ YouTube「クロマティチャンネル」
「クロマティチャンネル」は
ゲストに友達を呼び
友人関係ならではのトークが満載。
和製英語が多い野球用語を
英語でどのように表現するか紹介することもあり
クロマティさんの現役時代を知る人はもちろん
若い世代の野球ファンの方にも楽しめる内容です。
ゲストは、ケン・グリフィーJr.、
ブーマー、タフィ・ローズ
尾花高夫、高橋慶彦、遠藤一彦
そして宮下昌己など。(敬称略)
元中日の投手・宮下昌己さんは
1987年6月11日、熊本藤崎台球場での
巨人-中日戦でリリーフ登板した際
打席のクロマティさんにデッドボールを与えました。
クロマティさんはこの時、帽子を取るように要求。
しかし、宮下さんはクロマティさんの英語がわからず
球史に残る大乱闘へと発展しました。
クロマティ 「今ね、ミヤシタさん、トモダチね」
クロマティさんは、デッドボールが
監督の指示だった背景も理解し
宮下さんとは“和解”。
岩本 「そこまで理解してるんだったら
今、Nice Friendshipですよ」
クロマティ 「ココがヘンだよ、ニホンゴ」
和製英語による野球用語の
英語での表現を紹介してくださいました。
★【和】キャッチボール
★【英】play catch(プレイキャッチ)
クロマティさんは来日1年目に
チームメイトの篠塚和典さんから
「キャッチボールやろう」と声をかけられましたが
初めは意味がわからなかったそうです。
★【和】ランニングホームラン
★【英】inside-the-park homerun
(インサイド・ザ・パーク・ホームラン)
(park は ballpark の略 = 球場)
長 「クロマティさんの
YouTubeを見て
『こんなに違うの?!』と思いました。
紹介の仕方がまた面白いんですよ。
楽しく説明してくださってて」
岩本 「最近メジャーリーグの放送してるでしょ。
クロマティチャンネル見ると、
実況の言ってることが
なんとなく(頭に)入ってくるかもね」
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◆ スシ、ウナギ、ヤキトリ
日本で驚いたことは
春季キャンプの宿舎が小さい(狭い)こと。
ユニットバスでシャワーから出る際、
トイレに足を突っ込むこともあったのだとか。
好きな日本食は
寿司(ワサビ抜き)、うな丼、しゃぶしゃぶ、
そして焼鳥。
ステーキは1年に一度程度しか口にせず
チキンをよく食べているため、
体形・体重を維持できているそうです。
クロマティ
「ステーキはヘビーね。
Chicken Man! Chicken Man!!
チキン、時々ゴハンね」
▲巨人に入団した当時の思い出を語るクロマティさん
練習時間や、投手の投げ込み量に驚いたそうです。
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◆ バンザイ!!
クロマティさんはファンが大好きで
ファンサービスを大切にしていました。
サインに応じるのは当たり前です。
クロマティ
「fan pay moneyね。
salary watasiでしょ。
サイン、ダイジョウブよ」
クロマティさんが
「バンザイ!」のパフォーマンスを
始めたのは
自身の活躍を喜ぶファンの姿がきっかけ。
日本の文化・風習「万歳」は
テレビで見て知っており、
ホームランを打った直後
「万歳」をするファンの姿を見て
パフォーマンスに取り入れました。
「バンザイ」の回数は何回がいいのか
――については
チームメイト・中畑 清さんに
聞いたそうです。
印象に残っている
Best BANZAIは
1989年の近鉄との日本シリーズ第7戦で
日本一を決め、
レフトスタンドのジャイアンツファンと
喜びを分かち合った時の「バンザイ」。
岩本 「3連敗したあと
4連勝した時ですよね。
僕も覚えてます!
あの時、僕はハイスクール」
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■ クロマティチャンネル
■YouTube
『クロマティチャンネル / Cromartie Channel』
こちら
クロマティチャンネル ツイッター
@crochannel49 は こちら
投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30