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2020年03月30日

「箱根駅伝」出場目指す 立教大学 上野裕一郎監督

 『岩本勉のまいどスポーツ』
 15年目に突入!

 また、3月30日から放送時間は5分拡大!
 17時55分~18時30分となりました。

 長年お聴きいただいている方も
 最近聴き始めた方も
 引き続きよろしくお願いいたします。

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 3月30日はゲストに
 立教大学 陸上競技部 男子駅伝 監督
 上野裕一郎さんが登場!

 2024年の「第100回 箱根駅伝」出場を目指し
 チームの改革に取り組む
 上野監督の指導法に迫りました。

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 立教大学は1968年の「第44回大会」以降
 「箱根駅伝」出場から遠ざかっていますが
 創立150周年となる2024年の
 「第100回大会」出場を目標とする
 「立教箱根駅伝2024」事業を2018年秋にスタート。

 同年12月に監督に就任した
 上野裕一郎さんに
 1年目の取り組みや手ごたえ、
 2年目以降の目標などを伺いました。

◆◆ 上野裕一郎監督 プロフィール ◆◆

 1985年、長野県佐久市出身、34歳。(放送日時点)

 佐久長聖高校で陸上を始め
 3年時「男子1万メートル」で、日本高校生記録を更新。
 中央大学時代は「箱根駅伝」に4年連続出場。
 3年時、2007年「第83回大会 箱根駅伝」
 3区で9人抜きの走りを見せ「区間賞」。
 そのほか「全日本大学駅伝」「出雲駅伝」でも区間賞を獲得。

 大学卒業後は
 エスビー食品、横浜DeNAランニングクラブで活動。
 2009年「第93回 日本陸上競技選手権大会」
 「1,500メートル」「5,000メートル」で優勝。
 同年「5,000メートル」で「世界選手権」出場。

 2018年12月
 立教大学 陸上競技部・男子駅伝 監督就任。

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 「走ること」に関しては
 「長い時間苦しんでいられるタイプ」(上野監督談)

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  1年目の手応え

 就任当時33歳の若さで
 指導者としての経験もなかった上野裕一郎監督。

 『こんな若い年齢で
  50年も出てない大学を5年で?!』

 ――と不安があったそうですが
 ゼロからのスタートと前向きに考え
 就任要請を受諾。

上野 「プレッシャーに負けずに
     やっていきたいなと思います」


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 監督として最初に掲げた目標は
 在学生のモチベーション向上および
 自己ベスト更新


 就任1年目――去年2019年の「箱根駅伝」予選会では
 目標の「20位以内」の達成は叶わず
 「23位」に終わり
 あらためて『箱根駅伝』に出場する難しさを
 実感したそうです。

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 一方、手応えを感じる点は
 選手の意識が大きく変わったこと。

上野 「選手から
     『箱根駅伝』という言葉
(が出てくるよう)
     なってきたのが大きいところかなと。
     出れない目標を立てるのも
     面白いんじゃないか・・・」


岩本 「でも、その気になっていきますからね。
     “言霊”ですよ」


上野 「どれだけ口で言うか――、です。
     自分で」


岩本 「僕小学2年生から
     『絶対プロ野球選手になる!』
     って言ってて、
     本当になれましたからね」


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  2年目の目標

 新年度を迎える現状での目標を伺いました。

上野 「今いる子たちと新入生との
     “融合”をうまくして20位以内――、
     大きくは【15位】
     『箱根駅伝
(予選会)』の
    
(結果が掲載される掲示)板のところに
     出ていきたいなと思います」


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  「箸ピー」ゲーム対決!

 上野裕一郎監督には
 箸でピーナッツを何個移動できるかを競う
 「箸ピー」ゲーム
 ガンちゃんと対決していただきました。

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 「箸ピー」
 箸でピーナッツ(プラスチック製)を一つずつ
 となりのケースに運ぶゲーム。

 左手と右手とをそれぞれ使い
 制限時間に運んだ合計個数を競います。

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 介護や福祉施設などで
 レクリエーションに取り入れられており
 楽しみながら、
 機能回復、認知症予防などが行えます。

 正式ルールは、右手・左手で各1分間(合計2分間)
 箸でピーナッツを運びますが
 放送では、30秒経過で反対の手に持ち替え
 左右30秒ずつ特別ルールで実施しました。

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 先攻のガンちゃん左手スタート
 利き手ではない左手への箸の持ち換えで
 時間をロスしてしまうことへの対策です。

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 実際、利き手への交代ということで
 左手から右手へのチェンジは実にスムーズ!

岩本 「こう見えて岩本
     器用でんねん!HAHAHAHA…!!」


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 後攻の上野監督は
 利き手の右手スタート

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 ガンちゃん以上のハイペースで
 前半終了時点の差は圧倒的にリード!

 しかし・・・

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 左手にチェンジすると一気にスローダウン。

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 結果

 岩本 67 - 56 上野

 ガンちゃん
 ピッチングフォームに違和感が生じた際、
 逆の手(ガンちゃんの場合は左手)で投げ込みをしてから
 右手に戻すと
 改めて利き手の扱いやすさを実感する
 ――という現役時代に行った調整法が
 役だったようです。

長 「手を使わない競技との
    差が出ましたかね?」


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岩本 「お年寄りの方も
     トレーニングや
     競技的なことも
     すごく参加しやすいと思う」


 世界記録は(左右合計2分間)「316個」

 2017年の「第3回 箸リンピック」
 小学6年生の女の子ヒナちゃんが
 この驚異的な記録を打ち立てました。

 右手で1秒間に3個以上運び
 この大記録を樹立したそうです。

 箸ピーゲームおよび箸タイムについて詳しくは
  箸技 HASHIWAZA ウェブサイト をご覧ください。

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 ▲放送終了後も「箸ピー」に夢中のガンちゃんと上野監督

 この日は箸ピーゲームと
 箸リンゲームが遊べるキット「箸タイム」
 番組をお聴きのリスナー3名の方に
 プレゼントいたしました。

 ※ 応募の受け付けは終了しました


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投稿者 文化放送スポーツ部 : 2020年03月30日 18:30