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2019年02月04日
青山学院大学4年生ランナー 襷と絆の物語
2月4日の『岩本勉のまいどスポーツ』は
今年の「箱根駅伝」で
学生駅伝の集大成をに挑んだ
青山学院大学4年生ランナー
3選手のインタビューをお届けしました。
青山学院大学は去年まで「箱根駅伝」4連覇。
今年の「箱根」は大会5連覇に加え
「出雲」「全日本」と合わせて2年ぶり2度目の
「大学駅伝三冠」がかかった大会。
大本命としてレースを迎えましたが
3区でトップに立ったものの往路は6位。
復路では3選手が「区間賞」の走りで
復路優勝を果たしましたが
総合では「2位」に終わり、
5連覇と三冠達成は果たせませんでした。
今回は、この春卒業の4年生ランナーに
最後の箱根駅伝、
そして「陸上」に情熱を注いだ4年間を
振り返えっていただきました。
◆◆ 青山学院大学4年生ランナー ◆◆
◆森田歩希選手(キャプテン)
「箱根駅伝」成績
2年生(第93回大会)4区2位
3年生(第94回大会)2区区間賞
4年生(第95回大会)3区区間新記録
※ 8位から7抜きでトップに躍り出る快走
(目標は1時間2分切り → 記録は1時間1分26秒)
「最後『箱根』勝てたら一番良かったんですけど
『出雲』『全日本』勝ってますし、
準優勝っていうことで、僕らの代にしては
頑張ったかな、って思ってます」
◆小野田勇次選手
「箱根駅伝」成績
1年生(第92回大会)6区2位
2年生(第93回大会)6区2位
3年生(第94回大会)6区区間賞
4年生(第95回大会)6区区間新記録
※ 復路優勝に弾みをつける
(トップと5分30秒差から復路スタート)
「タイム差があって
慌てちゃうところだったんですけど、
自分の走りをして、自分のタイムを出せば
自ずと、前との差は詰まると思っていたので
しっかり自分のレースが
できたんじゃないかなと思います」
◆橋詰大慧選手
「箱根駅伝」成績
4年生(第95回大会)1区3位
※ 初出場もトップに6秒差で1区の大役果たす
(レースまでの目標は区間賞)
「終わってからのやり切ったっていう
達成感があったので、自分の中で
満足してる部分があるのかなと思います」
▲(左から) 橋詰大慧 ・ 森田歩希 ・ 小野田勇次 3選手
(画像をクリックすると拡大します)
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◆ 成長の要因と キッカケをつかんだレース
◆橋詰大慧選手
夢の舞台『箱根駅伝』への
自身の出場が叶わない一方で、
1、2、3年時に同期が走ったことの悔しさ、
そして“何としても箱根に出たい”という
想いの強さが力を伸ばした――と自己分析。
また2年時の『神奈川ハーフマラソン』で
森田歩希選手に10秒差の結果を残し、
『箱根を走った森田にこれだけ戦えた』
――と自信につながったそうです。
◆小野田勇次選手
1年時の『箱根駅伝』6区2位で自信をつけ、
2年時の競技会/5,000mでは
「13分46秒93」の自己ベストを記録。
『箱根駅伝がなければ、今はない』
――という思ってるそうです。
◆森田歩希選手
1年時の『高根沢町元気あっぷハーフマラソン』
(1時間 3分 1秒)が自信につながり
それ以降
『箱根駅伝を強く意識するようになった』
――とのことです。
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◆ 4年間で最も印象深いこと
大学4年間で最も印象深いことは――?
◆橋詰大慧選手
『箱根駅伝』を目標に入学したため
もちろん今年の『第95回 箱根駅伝』が一番の思い出。
実際に走る前は
緊張よりも、走ることができる喜びが勝り
レース後は
『4年間やり切ったな』と充実感を得たそうです。
◆森田歩希選手
出場した駅伝は全て思い出深い――という中でも
3回出場した『箱根駅伝』は特別で
とりわけ今年の『第95回 箱根駅伝』は
走ることも最後であり、
また「主将」という立場でもあったことから
『ラスト3キロくらい“終わるんだな”と
しみじみと思い出に浸りながら走りました』
――と振り返ります。
◆小野田勇次選手
キッカケをつかんだレースと同じく
1年時の『第92回 箱根駅伝』。
毎回、緊張感に包まれる中でも1年時は
『僕が走って4年生が(最後の箱根で)
負けてしまったら・・・』――という
プレッシャーが最も大きく感じたそうです。
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◆ 今後の目標
3選手は卒業後も、実業団で陸上競技を続けます。
今後の目標は・・・?
◆森田歩希選手
・5千m、1万mの『日本選手権』標準記録を切る
・ハーフマラソン日本記録更新
・『オリンピック』のマラソンでメダル獲得
◆小野田勇次選手
・5千mで『日本選手権』出場
・『ニューイヤー駅伝』でチームに貢献し
どの区間でも青学同期に負けない
◆橋詰大慧選手
・『日本選手権』で結果を残し
日の丸を背負える選手になる
長 「話している最中は
キリっとした表情を見せてくれて
本当に『箱根駅伝』が
大事なものだったんだなとわかったんですが、
このあと『結婚』について3選手に聞きまして、
その時は、柔らかい表情に変わって
“早めに結婚したい”という人もいたんです。
そういった表情も良くて
ますます応援したいなと思いました」
松島 「きのう(2月3日)行われた
『丸亀ハーフマラソン』
『神奈川ハーフマラソン』で
青山学院の現役生が
かなり頑張りましたので、
青山学院大学は今後も強いな
という印象を受けました」
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■ レース後の『箱根駅伝』 過去の特集
◆ 2018年02月11日 法政大学 (次週)
◆ 2015年01月19日 城西大学
◆ 2014年01月27日 青山学院大学 Part2
◆ 2014年01月20日 青山学院大学 Part1
◆ 2013年02月10日 駒澤大学
◆ 2012年01月22日 國學院大學 (ミニリポート)
◆ 2011年02月20日 東海大学 (ミニリポート)
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2019年02月04日 18:30