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2019年01月14日
角界から不動産業界へ 元関脇・隆乃若さんの 第2の人生
1月14日の『岩本勉のまいどスポーツ』は
ゲストに現役引退後、
宅建をはじめ多くの資格を取得された
大相撲 元関脇の 隆乃若さんをお招きして
第2の人生での挑戦ついて、
また、正念場の「初場所」で
初日から2連敗となった、かつての弟弟子、
横綱・稀勢の里のことなどを伺いました。
◆◆ 隆乃若さん プロフィール ◆◆
1976年、長崎県北松浦郡生月町(現在の平戸市)出身
42歳(放送日時点)
身長190センチ、現役時代の体重は150キロ超え。
バスケットボールの特待生として高校進学の予定が
中学3年生の時に、
駆り出される形でたまたま出場した相撲大会で
相撲関係者の目に留まり、スカウトされる。
憧れの存在――若乃花、貴乃花の若貴兄弟が活躍した
若貴ブーム頃の、曙、武蔵丸、小錦らハワイ勢と、
日本人勢とが、しのぎを削る土俵に魅力を感じ
「自分もやってみよう」と角界挑戦を決意。
入門した旧・鳴戸部屋では元若の里・西岩親方と同期。
15歳の1992年3月場所で初土俵。
最高位は東関脇、敢闘賞3回。金星1回。
2007年9月場所で相撲人生に幕を下ろし、
現役引退後は、宅建など多くの資格を取得し
不動産業に従事するほかタレントとしても活躍。
1991年放送のテレビドラマ『千代の富士物語』テーマ曲
『燃える涙』(松山千春)は
当時中学3年の隆乃若さんが角界入りのために
上京する際にも聴いていた、人生を変えた曲。
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◆ 宅建
15歳で角界入り、32歳で断髪式を行い
土俵人生に別れを告げた隆乃若さんは
相撲界しか知らなかったことから
『これじゃいかん』と一念発起。
隆乃若 「何か勉強しようと思って
中卒でも取れる資格は何かな、
と思って探したら
“宅建”の資格があったので、
やってみようと挑戦したんです」
200時間の猛勉強の末
4か月後に見事一発合格!
相撲界を離れた時、
周囲の人(社会人)にとっては当たり前となっている
世間の常識などがわからないことも多かったという
隆乃若さんに、
ガンちゃんも現役引退後の
“社会の荒波”を初めて体験した頃を思い出し
強く共感したようです。
岩本 「あらためてチャレンジする
っていうところがカッコいいわ」
隆乃若さんは元々、不動産業界に興味があったそうで
「宅地建物取引士」(宅建)合格後も
「管理業務主任者」「住宅ローンアドバイザー」
「フィナンシャルプランナー」など次々と資格を取得。
隆乃若 「マイブームみたいなところがあって
一個合格したら面白くなって、
他の資格も――、
というところがあって」
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◆ 稀勢の里
隆乃若さんの弟弟子にあたる横綱・稀勢の里は
進退のかかる正念場の土俵となる1月場所で
放送前日の初日に黒星を喫すると
この日の生放送直前の取り組みでも敗れ2連敗。
かつての弟弟子は旧・鳴門部屋で
10年後輩でしたが、
わずか3年ほどで“五分五分”になるほど
成長スピードがずば抜けていたそうです。
他の力士の成長を“足し算”とするならば
“掛け算”でぐんぐん力を伸ばしたのが稀勢の里。
横綱として苦境に立たされた現状を
隆乃若さんは次のように分析します。
隆乃若 「全盛期の頃からすると
力は衰えてると思うんですけど、
稀勢の里の左四つの強さは
まだまだ健在だと思いますし、
前へ出る圧力というのも
けっして弱いわけではないので、
もし明日(3日目)以降も出場するなら
自分の長所を活かした相撲を
取り切ってほしいですね」
なお、入門当時の稀勢の里関の素顔は
ヤンチャで、ひょうきんで、
おしゃべりで、明るい――、
まさに、子どもそのものと感じたそうです。
隆乃若 「今の稀勢の里のイメージと
全然違うと思いますけど、
地位が上がるにつれて、
ああいう振る舞いを
するようになったんですが、
元々は、すごく楽しくて
ひょうきんな青年なんですね。
部屋で冗談ばっかり言って、
気性も激しくて
ケンカみたいな相撲も
しょっちゅう取ってましたし、
あんな落ち着いた感じでは、
なかったんですけどね」
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◆ 今後の夢
今後の 夢 をお聞きしました。
隆乃若 「不動産やってるということもあって
岩本さんがお持ちのような
すごい物件を
いずれ買ってみたいですね」
岩本 「トランプタワーみたいなの
建ててくださいよ!」
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2019年01月14日 18:30