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2018年09月10日
「EKIDEN News」西本武司さん 注目の駅伝トピックス!
9月10日の『岩本勉のまいどスポーツ』は
ゲストに、あまりに細かすぎるマニアックな
駅伝・陸上の情報を発信するメディア
「EKIDEN News」を主宰する
西本武司さんをお招きして
大学駅伝界の、今注目の話題を伺いました。
西本武司さんは約10年前、
メタボ対策として公園でジョギング中、
駒澤大学の選手(現・コニカミノルタ 宇賀地 強選手)に
颯爽と追い越されたことがきっかけで
「駅伝」に興味を持ち始めました。
SNSで独自に、陸上情報をアップするようになり
やがて正式に「EKIDEN News」のアカウントを作成。
現在は、日本陸上競技連盟が認定する
公式メディアとして活動。
去年12月発売の
『あまりに細かすぎる箱根駅伝ガイド!2018』は
リリース発表とともに話題となり
発売前から2度の重版がかかりました。
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◆ 箱根予選会、全日本 距離変更
「箱根駅伝・予選会」(10月13日)の距離が
従来の「20キロ」から
ハーフマラソン「21.0975キロ」に変更されました。
西本武司さんは、20キロからの『あと1キロ』が
「長い」――と分析。
それまで「1キロ 3分台」で走っていた選手が
ラスト1キロで
タイムを大幅に落とすことも多いそうです。
西本 「最後の1キロで5分になることもある。
それまで予選通過だった大学が
突然ひとりで大ブレーキが起こり得る。
それで戦略が大きく変わってしまうんです」
松島 「今まで以上に
長い距離を走れる選手を
揃えないとダメですね」
なお、西本さんは
予選会と同じコースを走る
「立川シティハーフマラソン」出場経験もあり
“地味にアップダウンがある”という
コースのことも「ロケハン済み」とのことです。
「全日本大学駅伝」(11月4日)は
従来の「106.8キロ」のコース、
「全8区間」は変わらず、
中継所(区間距離)が変更されました。
※ 新旧区間の距離 (旧→新)
■1区 14.6km → 9.5km
■2区 13.2km → 11.1km
■3区 9.5km → 11.9km
■4区 14.0km → 11.8km
■5区 11.6km → 12.4km
■6区 12.3km → 12.8km
■7区 11.9km → 17.6km (中継所変わらず)
■8区 19.7km → 19.7km
中継所変更によって
大きな影響(打撃)を受けるのは
出場選手というよりも・・・
EKIDEN Newsの面々をはじめとする
駅伝マニアの皆さんなのだとか。
なぜなら、従来は近鉄電車を利用することで
全ての中継所の
たすきリレーを観戦することができましたが、
「全日本大学駅伝」は近鉄の駅からコースまで
距離があるため、
電車を乗り継いでの観戦が困難に。
西本 「『全日本』は
観戦の攻略がなかなか難しい。
だから、駅からコースまで
『キックボードじゃないか』とか・・・」
岩本 「キックボード、今思った、僕も!
もしくは、光GENJI(ローラースケート)<strong>で
行くしかないでしょう」
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◆ 駒澤大学と 大八木弘明監督
駒澤大学・大八木弘明監督は今年7月、還暦を迎えました。
そのお祝いの会での 大八木監督の写真を
インスタグラムに投稿すると・・・
西本 「赤いちゃんちゃんこを
インスタグラムに上げたら、
爆ハネ」
かつて、大迫 傑選手の写真を
投稿したときよりもはるかに多くの
反応(『いいね!』)があったそうです。
西本 「“大迫超え”です」
駒澤大学に関連する話題をもうひとつ。
駒澤大学が今年の「出雲駅伝」の
出場権を逃してしまったことで
今大会が「つまらなくたなった」と語る西本さん。
理由は、レースの楽しみが減ることではなく、
駒澤大学が伝統的に行っていた
レース翌朝の練習が消滅したこと。
西本 「例年やってた、僕の出雲大社での
“朝練見学”がなくなった、と」
なお「箱根駅伝」翌日は毎年、駒澤大学の朝練を
多摩川の土手から、見学しているそうです。
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◆ 拓殖大学 デレセ・タソ
西本さんの注目選手の一人は
拓殖大学4年生(キャプテン)
エチオピア・アディスアベバ出身の
ワークナー・デレセ・タソ選手。
デレセ・タソ選手には以前
松島 茂アナウンサーが
電話インタビューを行ったことがあります。
しかし、あまりにも会話がかみ合わず・・・
約15分収録し、放送で使用したのは1/3程度。
西本 「こんなに会話が
噛み合わないインタビュー、
初めて聴きました」
そのデレセ・タソ選手はこれまで
拓殖大学 陸上部を
オフィシャルサプライヤーとしてサポートする
ニューバランスのシューズの中で
なぜか、2014年モデルの靴を履き続けてきました。
そのニューバランスは、オリンピックで
「金メダル」をもたらしたシューズ職人、
M.Lab(ミムラボ)の三村仁司さんと契約。
西本 「数々の金メダルシューズを作った
三村さんが
ワークナー・デレセ・タソの靴を
作るのか?」
岩本 「でも、インタビューしたら
噛み合わないんでしょ」
松島 「ガンちゃん、今度(インタビュー)
やってみてください」
岩本 「メッチャ興味あります。
岩本、チャレンジさせてください。
噛み合わせますよ。
“歯車イワモト”ですから」
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投稿者 文化放送スポーツ部 : 2018年09月10日 18:30