« 2017年08月 | メイン | 2017年10月 »
2017年09月11日
引退後初登場!森本稀哲さんとガンガンテレフォン
■9月11日の放送は・・・
野球解説2年目
初の著書を刊行!
森本稀哲さん!
ガンちゃんのファイターズ時代の後輩で
野球解説業2年目の森本稀哲さんに
電話をつないでお話を伺いました。
現役引退後の『まいどスポーツ』登場は
初となる森本さんに
先月発売されたばかりの初めての著書のこと、
野球解説での信念などを伺いました。
◆◆ 森本稀哲さん プロフィール ◆◆
1981年、東京都出身、36歳(放送日時点)
帝京高校から1998年のドラフト4位で
日本ハムファイターズに入団。
パ・リーグV2を果たした
2006年、2007年は中心選手として活躍。
外野手として「ベストナイン」(1度)
「ゴールデングラブ賞」(3度)受賞。
横浜ベイスターズ、埼玉西武ライオンズを経て
2015年オフに現役引退。
現在、プロ野球解説者2年目。
******************
◆ 『気にしない。』
先月、森本稀哲さんにとって初めての著書
『気にしない。
――どんな逆境にも負けない心を強くする習慣』
(ダイヤモンド社/1,400円+税) が発売されました。
小学1年生の時に、難病といわれる
汎発性円形脱毛症にかかって悩んだことや、
やがて前向きになれたこと、
現役時代、ケガやスランプに苦しんだこと、
多くの野球ファンに感動を与えた
現役ラストゲームのことなどが綴られています。
森本 「引退試合って、
映像ではわかるんですけど、
文字でわかりやすく
お伝えできる本になってるんですよ」
本のタイトルこそ『気にしない。』ですが
先輩のガンちゃんによると
「ものすごい繊細なハートの持ち主」という
森本稀哲さん。
岩本 「だからこそ、
自分で鼓舞しながら生活してるんですよ。
それを文字にしてくれた」
森本 「まさに仰る通りで、
僕が一番“気にしぃ”の
気にするタイプなんで、
いろんなことを気にして生きてた人間が
最後は“気にしない”という答えに、
全て なってるんですよね」
岩本 「『目次』見てるだけで
泣きそうになるのよ。あなたの
野球に対する姿勢を思い出すと」
『気にしない。』“野球の本”ではなく
【自己啓発】の本――。
森本 「いろんな悩みとか、
誰かに背中を押してもらいたい
という方が読んでくれたら――、
『元気をもらえました!』という声をもらえたら
それに勝るものはないですね」
******************
◆ 解説における信念
森本さんは、現役最終年(西武2年目の2015年)に
現在の野球解説の仕事に
非常に活きることとなる経験をされました。
2軍で過ごすことが多かったシーズンで
ファームの試合終了後
文化放送『ライオンズナイター』を聴きながら帰宅。
そのため、自信が解説者になった時に
どのように話せば
聴取者に伝わりやすいか――といった
“放送”に関する感覚が磨かれたようです。
森本 「あの1年が今に活きてるんですよね」
実況アナウンサーに求めたいことは
たとえば「球種」や「打球の強さ」などの
情報をより詳しく伝えること。
森本 「僕ら玄人なんで、プロなんで
わかりやすいな――とか」
岩本 「丁寧やで。丁寧に喋るんやわ、稀哲君は」
森本 「ひとつだけ信念を持ってるのは
わかりやすく、丁寧に伝える
――と、これだけですよね」
岩本 「僕みたいに『これアカンわ』
『アカンやつやわ』で終わらへん」
森本 「岩本さんの解説は、
僕ら玄人好みなんですよ」
******************
◆ 今を大事に
岩本 「野球人として
これからの目標はなんですか?」
森本 「指導者になってみたいという
気持ちもありますけど、
今は、解説業や、
北海道で情報番組もやらせていただいて
今しかできないことを
やっていきたいと思いますし、
今、勉強したことを来年、再来年に
活かせるよう、
本当に今を大事に生きていきたいですね」
******************
■ 森本稀哲さんの著書
■『気にしない。
どんな逆境にも負けない心を強くする習慣』
(ダイヤモンド社/1,400円+税/2017年8月発売)
(詳しくは こちら )
森本 「僕の【元気の源】――、
なぜ僕が元気なのか、
僕の人生が詰まった本なので、
ぜひ皆さんにご覧いただきたいと思います」
森本稀哲さんの最新情報は
森本稀哲オフィシャルサイトをご覧ください。
投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30
2017年09月04日
W杯出場決定!湯浅健二さんがサッカー日本代表を分析
■9月4日の放送は・・・
ワールドカップ出場決定!
サッカージャーナリスト 湯浅健二さん
日本代表を語る!
サッカー日本代表は8月31日
ワールドカップ ロシア大会 アジア最終予選
オーストラリア戦に勝利し、グループB 1位通過が確定。
6大会連続のワールドカップ出場を決めました!
そこで「まいどスポーツ」でもおなじみ、
ドイツサッカー協会公認プロサッカーコーチの
ライセンスをお持ちの
サッカージャーナリスト
“熱きゲルマン魂”湯浅健二さんに
オーストラリア戦や
ハリルホジッチ監督について伺いました。
******************
◆ 走りまくって・・・最高のサッカー!
「サッカーでは攻撃でも守備でも
全ての場面で相手より人数を多くし
数的有利な状況を作ることが大切」
――と語る湯浅健二さん。
湯浅 「そのためには
一生懸命走らなきゃいけない。
前から後ろから、
走りまくって、守備にガンガン入った。
“攻守のハードワーク”って
言い方をするんですけど
彼らは最高のサッカーをやった」
かつて、オシム監督が
“走らなければ、いいサッカーにならない”
――と言い続けたことを例に挙げ、
ハリルホジッチ監督の喜びの大きさを推測します。
湯浅 「ハリルホジッチはオシムを尊敬していて
あの系統のサッカーで勝てた、
それも最高の内容で結果を残したことで
ハリルホジッチも飛び上がるくらいの
ハッピーさに包まれたと思いますね」
******************
◆ いい監督とは
サッカーは“心理的なゲーム”――
怒りの感情のような“黒いエネルギー”が
力にもなる――と分析する湯浅さん。
プロの世界では
代表メンバー同士の間にも
“ドロドロした想い”がある一方で・・・
湯浅 「最終的にチームの目的があり、
個人の目的とのバランスが取れた形で
最後に結果に繋がる。
結果に繋げるために監督は
“心理マネージャー”として
手腕を発揮するわけですよ。
いい監督というのは
哲学者であり、心理学者であり、
すべてうまく利用してるわけですね。
野球で言えば
野村(克也)さんみたいなものですね」
松島 「超トップが集まっているからこそ
一つになるって、
そう簡単ではないですね」
アジア最終予選の初戦(2016年9月1日)で
日本はアラブ首長国連邦(UAE)に敗れました。
湯浅 「あそこから世代交代を始めたんです。
それがオーストラリア戦で
結実したと思いますよ」
これまで日本代表の主力として活躍した
本田圭佑、香川真司、岡崎慎司は
オーストラリア戦でのスターティングメンバーから外れ
本田、香川は出番なしに終わりました。
(岡崎は途中出場)
湯浅 「世代交代って、どんなに難しいことなのか、
変化を求めていったハリルホジッチが
結果を残した」
******************
◆ 本大会での期待
来年2018年の本大会で
日本は過去5大会以上の成績を残せるでしょうか。
ハリルホジッチ監督は
2014年のブラジル・ワールドカップで
アルジェリア代表チームを率いて
同国初の決勝トーナメント進出を果たすと
1回戦では
最終的に大会優勝を果たすドイツを相手に
延長戦までもつれ込む激闘を展開。
瀬戸際まで追い詰めました。
湯浅 「アルジェリアの(チームの)中でも
いろんな問題がたくさんあった。
それを乗り越えて
彼はあの素晴らしいチームを作った。
期待しましょう。期待できますよ!」
ロシア・ワールドカップで、日本代表には
攻守にわたって、
常に、数的に有利な形を作ることを期待。
湯浅 「それこそ美しいサッカー。
美しく勝つ!」
投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:30