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2017年06月05日
日本陸上界の功労者!塚原直貴さん、柏原竜二さん
■6月5日の放送は・・・
日本陸上界の功労者 ダブル出演!
塚原直貴さん
柏原竜二さん 登場!
日本陸上界に輝かしい功績を残し
この春、現役生活にピリオドを打ったお二人――
ともに引退後も富士通で会社業務と
スポーツ界のサポート活動を展開される
塚原直貴さん、柏原竜二さんが揃って
『まいどスポーツ』再登場!
日本選手権100m 3連覇(2006-2008)
北京オリンピック 陸上男子4×100mリレー メダリストの
塚原直貴さんはあらたに
『ビジネスアスリート塚原直貴』として始動。
▲女子バスケットボールチーム 富士通レッドウェーブの
Tシャツを着込んだ塚原直貴さん
箱根駅伝『山の5区』で4年連続区間賞を獲得し
東洋大学を3度総合優勝に導いた
柏原竜二さんは現在、
アメリカンフットボールチーム
「富士通フロンティアーズ」のマネージャーとして奮闘中。
▲富士通フロンティアーズのウェアに袖を通す柏原竜二さん
お二人に現役引退を決断した時の心境と
今の日常について伺いました。
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◆ 現役引退
岩本 「現役を退く時、
引退を決意する時って
す ご い エネルギーを使ったはずです」
ガンちゃんがお二人に真っ先に聞いたことは
現役を決めた「きっかけ」とその時の「心境」でした。
塚原 「僕は引退をするきっかけを探してたというか、
正直なところは
足が遅くなっちゃったんで、ケガして。
世界を目指すのと違うというのがあって、
自分の引き際を考えて・・・」
引退の結論に至るまでは長い時間を費やし、
決意したのは昨年11月。
リオデジャネイロオリンピックの
4×100mリレーで日本が銀メダルを獲得したことも
引退を決意した大きなきっかけになったようです。
塚原 「彼らに託していこう――、
日本の陸上を爆発的に飛躍させるには、
引き際は大事かな、と」
一方、柏原さんは、
2015年にフルマラソン初挑戦を果たしましたが
ケガに苦しむ時期が続きました。
柏原 「仙腸関節(※)が痛くて、
アキレス腱も痛くて・・・
富士通にマラソンをやりたくて入って、
『マラソンができないならやめよう』と
スパっとやめました」
(※)背骨と腰の付け根付近
引退後、富士通のアメリカンフットボールチーム
富士通フロンティアーズのマネージャーを務め
『MG』(mountain god = 山の神)というニックネームで
早くもチームに溶け込んでいる柏原さんは
現役引退について
「今が充実してるから、全く後悔はないです」
――とキッパリ。
引退後もスポーツ界に携わる“先輩”の
ガンちゃんは、
「やりたかったものが見つかる可能性がある」
――と、自らの経験を語りました。
「いつの間にか、一番やりたかったのは
『野球解説者だったんだな、と思うようになった」
――というガンちゃん。
解説者になるためには
選手として活躍し、実績を残すことが必要。
そのために現役時代に努力を重ねたそうです。
岩本 「今、一番やりたかったことを
必死でやってるわけ」
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◆ 引退後の変化
引退から2か月。
生活はどのように変わったのでしょうか。
塚原さんにとって最も大きな変化は
単身赴任で家族と離れて暮らすようになったこと。
また、それまでのアスリートとしての契約とは異なる
一般の会社員として、新たな環境で
目まぐるしい日々を送っているそうです。
それでも・・・
塚原 「『大変だな』というんじゃなく
目新しいことばっかりなんで
『覚えよう』『楽しい』と
意欲的な姿勢の方が先行しています」
岩本 「 Positive! 」
柏原さん現役時代の
午前中に仕事をし、午後練習していた毎日から
一日通して仕事をするようになり、
土日にはフロンティアーズのマネージャーとして活動。
塚原さん同様、毎日新しい刺激があるため
苦に感じることはなく、以前との変化も少ないとのこと。
むしろ・・・
柏原 「今の方がアニメは観れてないです」
塚原 「自分の時間ないよね。
俺もクルマ乗れてないもん」
同じく、好きな韓流ドラマを観る時間がないため
録画したドラマがハードディスクに
パンパンにたまっているガンちゃん、
(柏原さんの場合はアニメ)
多忙な三人が意気投合した瞬間でした。
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◆ 選手時代とは異なる 緊張感と感情
柏原さんに富士通フロンティアーズの
マネージャー就任の声がかかったのは突然でした。
「拒否してはいけない」「何か変わるかもしれない」
と迷うことなく即答し
未知の世界に飛び込んだそうです。
同じ時期に陸上競技部を退部し
お互い、新たな刺激を受けてきた者同士
塚原さんは共感するところがあったようです。
塚原 「アスリートの時より楽っていうか、
緊張感が違うよね」
柏原 「選手をサポートしなきゃいけない
プレッシャーはあるんですけど、
そこに対して求められてる感じが新鮮で
『選手のために もっと こうしよう』と
違った感情が生まれて嬉しいですね」
岩本 「わかる。
緊張感をもって
仕事をしているはずなんですけど、
それとは違うプレッシャーが
(現役時代の)アスリートにはあって、
押し潰されそうなときはいくらでもあったけど、
その知識が豊富だから
サポートに回った時には
先に読めるから、その分
『気持ちが楽だ』と言ってるんですよ、彼らは」
アスリートの先輩であり、
メディアで野球やスポーツの魅力を伝え続けてきた
ガンちゃんは『楽』という表現が
ともすると、聴く人の誤解を招きかねない――と
ナイスフォローをする場面も見られました。
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◆ 引退レース、マラソン大会ゲストランナー
■ 塚原直貴さんの引退レース
■日時:6月11日(日)13時~
■会場:長野市営陸上競技場
第101回 日本陸上競技選手権大会混成競技が開催される
長野市営陸上競技場にて
富士通・塚原直貴選手の引退レースが行われます。
■大会情報は こちら
■ 柏原竜二さんがゲストランナーで登場
■大会:JAL 向津具(むかつく)ダブルマラソン
■日程:6月11日(日)
■開催エリア:山口県長門市
■スタート/フィニッシュ:油谷総合運動公園
柏原竜二さんは前日(10日)の開会式・交流会の参加と
当日(11日)のスタートセレモニーに参加後、
数キロ程度伴走する予定
■大会情報は こちら
★塚原直貴さんの過去のご出演
・2016年04月25日
・2016年09月19日
・2016年09月26日
★柏原竜二さんの過去のご出演
・2011年03月27日
・2014年12月01日
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◆ 見事な進行 塚原さん
来週は文化放送スペシャルウィーク。
6月12日(月)の『まいどスポ-ツ』は
名物クイズ企画
「どら食え!リターンズ」を実施します。
リスナーの方がクイズの問題を考えて
ガンちゃん、まっちゃん、菜緒ちゃんが
クイズに答える、3人抜き方式のルールが
少々複雑なものですから、
来週12日に向けて、リスナーの方に
「どら食え!リターンズ」を理解していただくため
この日の番組エンディングで
クイズの予行演習を実施しました。
このコーナーは通常、
クイズの問題を出すリスナーの代わりに
第4の人物として文化放送アナウンサーが登場し
出題・司会進行を行うのですが
今回は、オリンピアンでメダリストの
塚原さんに出題役を務めていただきました。
すると、塚原さんの進行の仕方の
実にスムーズなこと!
とても初めてとは思えない堂々とした司会ぶりで
出演者・スタッフ一同、感服させられた次第です。
「クイズ・どら食え!リターンズ」は
スポーツに関するクイズをリスナーの方から募集、
出演者3人が順に回答し、その成績によって
クイズの問題採用者へのプレゼントが
グレードアップいたします。
次回6月12日クイズ採用者へのプレゼントは
1等賞金3千万円 スクラッチ宝くじ
応募方法などについて詳しくは
放送当日まで こちら でご案内しています。
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2017年06月05日 18:30