« 上原浩治投手のメジャー級☆すべらな~い話! | メイン | まいどスポーツ × ホームランラジオ 夢の交流戦! »
2017年02月13日
WBCで日の丸を背負う重み・・・ 岩村明憲さん
■2月13日の放送は・・・
元 侍が WBCを 斬る!
岩村明憲さんと WBC 展望!
“野球世界一決定戦”ワールドベースボールクラシック
第4回大会 開幕まで1か月を切りました。
そこで“侍ジャパン”の連覇に
大きく貢献した 元日本代表メンバーで
現在、福島ホープス 球団代表兼 選手兼任監督の
岩村明憲さんをお招きして
国際大会で日の丸を背負う重圧や
第4回大会の「4番」起用法などについて伺いました。
◆◆ 岩村明憲さん WBC成績 ◆◆
■2006年(第1回大会)ヤクルト在籍時代
6試合 18打数 7安打 打率.389
※第2ラウンド・アメリカ戦
同点の8回1死満塁の場面で【レフトフライ】
三塁走者のタッチアップで日本が勝ち越し・・・
と思われましたが
三塁走者の離塁が早かったとしてアウトとなり
「世紀の誤審」と呼ばれたプレーで
レフトフライを打ったのが岩村選手。
■2009年(第2回大会)レイズ在籍時代
9試合 28打数 8安打 打率.286
※第1ラウンドは3試合ノーヒット
メジャーリーガーとして期待された
イチロー選手とともに不振に苦しみましたが
第2ラウンドは全6試合でヒットを記録(8安打)。
決勝・韓国戦では延長10回表
チャンスを広げるヒットを放ち
イチロー選手の決勝打を呼び込む。
********************
◆ 世界一達成後のプレッシャー
第1回大会で世界の頂点に上り詰めたことで
第2回大会は、ファンの期待が一層高まり
「勝って当たり前」のムードも漂いました。
大会前のキャンプでは、
(実戦も行われない)練習の見学に
5万人のファンが詰めかける大フィーバー。
守備練習でエラーが出れば
スタンドからため息が漏れる――という
気の抜けない状況に。
岩村 「イレギュラーしようが、何しようが、
エラーしたら(客席は)ため息なんです。
『代表なんだからそれくらい捕れよ』
という気持ちも
もちろんわかるんですけど、
ここ(キャンプ初日)でスイッチ入れてたら、
大会(が終わるまで)もたないです」
また、選手に過度の緊張がなくても、
取材陣をはじめ、周囲が
ピリピリしたムードを作り上げるため
代表メンバーは
「それに負けないように」する必要があるようです。
岩本 「日本シリーズの先発ピッチャーに
話しかけられない空気あるでしょ。
それが(WBCの場合代表メンバー)
全員じゃない?」
********************
◆ 4番起用について
最後にガンちゃんから“直球”の質問――。
岩本 「4番バッター、誰に打たそう?」
侍ジャパンを率いる小久保監督はこれまでに
4番は、中田翔選手か筒香嘉智選手
――と話しています。
岩村 「ここは“4番を打ったことのある経験”
だと思います」
小久保監督は就任後、一貫して中田を4番として起用。
一方、筒香は去年(2016年)
打率.322、ホームラン44本、打点110を記録。
岩村 「筒香のここ数年の成長は
素晴らしいものがあるので、
しっかりコミュニケーションを
とってほしいですね」
たとえ4番起用ではなくても
監督が「お前の打撃に期待する」
――といった言葉をかければ
きっと打順に関係なく
「自分のパフォーマンスを出してくれると思います」
岩本 「納得した上で
フィールドに立つ――と」
********************
◆ 福島ホープス 監督3年目の目標
岩村明憲さんがホープス監督就任後
1年目は東地区・後期優勝、
2年目は前期後期とも2位。
今年3年目の目標を伺いました。
岩村 「プレーオフに出ることは
できてるんですけど、
そこで勝ちきれない、
短期決戦の難しさがありますし、
ホップ、ステップ、ジャンプの年に
したいなと思ってます」
福島ホープスの公式サイトは こちら
※ 岩村明憲さんは、
3月8日(水) 文化放送の
WBC 「日本 対 オーストラリア」実況中継に
ゲスト出演します。
どうぞお楽しみに!
********************
◆ 粋な 開幕投手 通達法
ロッテ・涌井秀章投手が
開幕投手に指名された――という報道があったことで
番組オープニングでは、
開幕投手に指名する時期に関するトークに――。
現役時代、開幕投手を5回務めているガンちゃんが
最も早く「開幕投手」を通達されたのは
「2000年」シーズンの開幕戦登板で
「364日前」
その前年=1999年の開幕戦で
2年連続開幕戦完封勝利を達成した試合後、
前人未到の“3年連続”の期待を込めての指名。
ある年には、粋な方法で
開幕投手に指名されました。
練習中、投手コーチの山根和夫さん
(現役時代は広島―西武に在籍)が近づいてきて
ボールを投げてよこし・・・
その球をキャッチしたガンちゃんが
「これ、どうするんですか?」と聞くと
「見といて」と、ボールを見るように促します。
その球には「開幕投手 岩本勉」と書かれていました。
八木 「シビレる~!」
松島 「カッコいいですね」
岩本 「だから、完封したさ!
意気に感じるっていうのは
こういうことなんですよ」
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2017年02月13日 18:30