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2016年06月30日
プロボクサー 井上拓真選手
■6月30日の放送は・・・
世界挑戦へ!
プロボクサー 井上拓真選手 登場!
この日のゲストは、プロボクシング
前・東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン
プロ7戦無敗の 井上拓真選手。
今年2月に番組にご出演いただいた
WBO世界スーパーフライ級王者
井上尚弥選手の弟で
今月、世界挑戦を見据え、保持していた
東洋太平洋スーパーフライ級王座を返上。
世界制覇、兄弟世界王者の野望
兄・尚弥選手との兄弟の絆、
そして二十歳の素顔に迫りました。
◆◆ 井上拓真選手 プロフィール ◆◆
1995年、神奈川県座間市出身、20歳。
身長163cm、普段の体重は60kg。
(スーパーフライ級のリミットは52.163kg)
父は元アマチュアボクサー
兄は現WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥選手。
物心がつく頃からボクシングを始め
高校時代のアマチュアでの戦績は57戦52勝。
高校3年の2013年12月、大橋ジムからプロデビュー。
デビュー1,2戦で日本ランカー、世界ランカーを連覇。
プロ5戦目で東洋太平洋スーパーフライ級王座獲得。
今年5月、同王座2度目の防衛に成功すると
今月、世界王座挑戦を見据えタイトル返上。
プロ7戦全勝(2KO)。
得意のパンチは右ストレートと左フック。
(年齢、記録は 放送日時点)
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◆ 兄はライバル
同じジムに所属する2歳年上の兄
井上尚弥選手は世界最速2階級制覇を成し遂げた
現WBO世界スーパーフライ級王者として
拓真選手と同じ階級で
世界の頂点に君臨しています。
「兄弟で一緒にやってきたからこそ、
ここまで来れた」と語る井上拓真選手にとって
兄の存在は・・・
井上 「ライバル的存在で
練習ではいつも切磋琢磨してやってます」
岩本 「それは“拓真”君だからですか?」
井上 「(笑)」
現状では、兄・尚弥選手よりも
魅せることができていないと
自己分析する弟・拓真選手。
井上 「兄より魅せれる試合を
していきたいと思います」
岩本 「『魅力』の【魅】ですね。
ニクイわ~!“プロ”です!」
◆ 世界チャンピオンを目指して
井上 「『世界』というのは小さい頃からの
夢だったので、それを叶えるべく
日々努力してるので
早く取りたいですね」
「目標とするボクサー」は
具体的にはいない――という井上拓真選手は
兄・井上尚弥選手を含めて
様々なボクサーの長所を
自身のファイトスタイルに
取り入れているそうです。
今後、世界王者になるために
強化すべき点は・・・
井上 「基礎を見直して、
一つ一つ修正していくことですね。
パンチの打ち方にしても
バランスが一番大事なんで、
足の幅、ステップの仕方を
一つ一つ
見直していこうかなと思いますね」
◆ 鋼の肉体
ラジオですが
鍛え抜かれた腹筋を見せていただきました。
松島 「もう“鉄”ですね」
八木「すごい!素敵!どうしよう?!」
岩本 「6パック!
俺、でかい1パック」
◆ 東京オリンピック
国際ボクシング連盟(AIBA)は
AIBA設立のプロ団体(APB)の選手の
オリンピック参加を認め、
さらに、全てのプロ選手が
五輪に参加できる案を検討。
しかし、日本ボクシング連盟は
5月に行われた理事会で
日本ではプロ選手の出場を
受け入れない方針を承認しました。
もし、4年後の東京オリンピックで
日本のプロボクサーの五輪参加が
認められたとしたら・・・
24歳で迎える
東京オリンピックへの想いを伺いました。
井上 「出てみたい、というのは
ありますね。
(その時、世界王者でも?
やっぱり別物ですね、
オリンピックは」
岩本 「そこに頂点の金メダルがある限り、
チャンスがあれば行きたいよね」
ガンちゃんは、2000年のシドニーオリンピックで
西武・松坂大輔、ロッテ・黒木知宏とともに
野球の日本代表候補として
名前が挙がりましたが
球団側の方針で
シーズン中のエース・岩本ツトム(当時)の
五輪派遣は見送られました。
岩本 「今やから言えるけど
行きたかったよ。
オリンピック、出たかった!」
2020年の東京オリンピックで
日の丸を背負う井上拓真選手の勇姿を
見ることはできるでしょうか。
世界王座獲得と合わせて期待しています!
改めて今後の夢・目標を伺いました。
井上 「世界チャンピオンになって
誰にでも知られるような
ボクサーになりたいですね」
井上拓真選手の公式ブログは こちら
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2016年06月30日 18:35