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2016年04月11日
岩崎恭子さんと リオ五輪の水泳ニッポンを占う！
■4月11日の放送は・・・
北島康介選手 現役引退
水泳ニッポン 新時代を占う！
バルセロナオリンピック 金メダリスト
岩崎恭子さん 登場！
放送前日4月10日に
リオデジャネイロオリンピック代表選考会を兼ねた
競泳の「日本選手権」最終日が行われました。
また、この大会では“水泳ニッポン”を引っ張った偉大な功労者
北島康介選手が五輪代表の内定を得られず
現役引退を表明。
（放送でも会見の模様をお聴きいただきました）
そこで、1992年 バルセロナオリンピック
競泳 女子 ２００メートル 平泳ぎ
金メダリストの岩崎恭子さんをゲストにお迎えして、
北島選手の功績や、日本選手権の総括、
そしてリオ五輪に向けた ニッポン競泳陣への期待
などを伺いました。
◆◆ 岩崎恭子さん プロフィール ◆◆
1978年、静岡県沼津市出身。
５歳で水泳を始め
１４歳のバルセロナオリンピックでは
２００メートル平泳ぎで金メダルを獲得。
レース後のインタビューでのコメント
「いままで生きてきた中で一番幸せです」は
大きな話題となりました。
競泳の日本人選手でオリンピック金メダルは
岩崎恭子さんを含め４人だけ。
1996年、アトランタ大会にも出場。
1998年の現役引退以降は
水泳の指導や、コメンテーターとして活躍。
また、日本オリンピック委員会 環境アンバサダー、
日本水泳連盟競泳委員会 委員にも就任。
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５大会連続オリンピック出場を目指していた
北島康介選手の現役最後のレースとなった
２００ｍ平泳ぎ決勝（8日）を会場で見ていた
岩崎恭子さんは、
結果が伴わなかった場合の
北島選手の“覚悟”が見て取れたそうです。
岩崎 「『２００ｍ』で
だんだん離されていったときに
すごい寂しくなってきて、
（レース後）深々とお辞儀をしたので
キューンとなって・・・」
レース後の北島選手のインタビューでも
名言が飛び出しました。
「泣いてんだもん。インタビュアーが。ズルいでしょ」
スタジオでこの話題になると
岩崎さんの目もうるんできたようで・・・
ガンちゃんももらい泣き？？
岩本 「僕、いま泣きそうになって、
どうしようかと思った。
水泳選手ってみんなズルいんですか？！」
岩崎 「そうですね。
ズルいかもしれない（笑）」
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日本選手権を終えて
リオ大会の代表内定選手が発表されました。
日本人５人目の金メダリスト誕生の可能性は？？
◆ 男 子
萩野公介
（200ｍ自由形、200ｍ個人メドレー、400ｍ個人メドレー、800ｍリレー)
瀬戸大也
（200ｍバタフライ、400ｍ個人メドレー）
岩崎 「取れると思いますよ。
それぐらいの（力がある）。
『金メダル』を狙ってますので」
◆ 女 子
金藤理絵（200ｍ平泳ぎ）
岩崎 「（２００ｍで）『2分19秒』という
素晴らしいタイムを出して
世界記録まであと『0.5秒』なんです。
あの泳ぎを見てたらゾクゾクしてきて
オリンピックが
“楽しみ”でしかないって
思いました」
松島 「金藤選手の泳ぎ、力強さを感じたんです」
岩本 「超期待じゃないですか！」
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◆◆ あれ以降も幸せ♪ 岩崎恭子語録 ◆◆
■名言 誕生秘話
「いままで生きてきた中で一番幸せです」
岩本 「大阪ピーポー８割の人が
『歳いくつで言ってんねん！』って
ツッコミがあったんです」
「本当に素直に正直に話しましたし、
その時『大人ってひどいな』って思ったんです。
『だって１４年しか生きてないもん！』（笑）
『こういう大人だけにはならないようにしよう』
って心に決めて・・・」
（「競泳」ならではの大会運営・テレビ中継の
システムが名言を生んだ）
「競泳は（レースが）終わってはじめに話す人が
『インタビュアー』なんです。
取材エリアが、すぐなので、
自分たちも何を言ったか覚えてないという
興奮状態なんです。
（だから競泳選手はユニークな発言が多い？）
競泳はそこがまた魅力かもしれないです」
岩本 「なるほど！納得！
競泳の人、みんな（話題になるコメントを）
狙ってるのかと思った」
■新たな幸せ
（バルセロナの感動よりも幸せなことはあった？）
「ありました！
アトランタも嬉しかったし、
娘、５歳なんですけど、可愛いんですよね」
■厳しくも納得の代表選考方法
（競泳は代表選考は非常にわかりやすく、
日本選手権で「各種目２位以内」
「派遣標準記録 突破」この２点を
クリアした選手が代表に内定します）
「（派遣標準記録は）
世界で一番厳しいタイムなんですけど、
それを狙わなければオリンピックで
勝負できない――ということなので、
そこは仕方ないと思える。
選手もコーチもそれでやってきてるから
（タイムを）百分の一秒で切れない人も（過去に）いても
『悔いはない』と思えるんです」
八木 「マラソンとか他の競技では
選考方法について騒動になったり
すると思うんですけど、
競泳の場合は選手の立場で
納得できる方法なんですか？」
岩崎 「選手もコーチも協会も
（納得）というところです」
岩本 「2017年版の広辞苑、国語辞典、
『すがすがしい』って引くと
『北島康介の引退会見』――
これが“すがすがしい”という
言葉の意味です――と、
なると思うよ。
違いますか、恭子さん？」
岩崎 「そうだと思います（笑）」
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番組の最後に、
リオデジャネイロオリンピックを楽しみにしている
私達、スポーツファンに向けて
メッセージをいただきました。
岩崎 「競泳の代表が決まりましたので
スター選手、たくさんいますので、
リオでは応援していただいて、
そして（競泳界の盛り上がりを）
『東京』にもつなげてもらいたいな
って思います」
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■ 岩崎恭子さんの最新情報
岩崎恭子さんの最新情報は
オフィシャルウェブブログ「ことばのしずく」を
ご覧ください。
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2016年04月11日 18:30