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2016年03月20日
舞台『まいど!新選組』 リポート
文化放送「岩本勉の まいどスポーツ」
放送500回記念特別公演
『まいど!新選組』 リポート!
「まいどスポーツ」は2016年3月7日で
放送500回を迎えました。
そこで、番組が挑戦したのは・・・
「お芝居」です。
刀をバットに持ち替えた
武士=野球選手が国を治める世界――。
ライバルとの対戦や
数々の困難を乗り越えた先に
本当の夢を見つけた 新選組が
時代の流れを変える!
「まいどスポーツ」のレギュラー陣が
番組内で見せる関係性をそのままに
愉快で、突飛で、友情にあふれた
架空の新選組を熱演。
芝居の経験のないガンちゃんが
主人公=土方 勉を演じるという
無謀とも思えるチャレンジは
今年1月の脚本完成から、
限られた時間の中での稽古を経て
2016年3月20日、無事に・・・(?)
いえいえ、ハプニングも満載で
抽選でご招待したリスナー100名様の前で
1公演限り、真剣勝負の舞台をご披露しました。
■ 脚本 番組ディレクター・大津誉之
■ 演出 かわのをとや
■ 出演
土方 勉(新選組) ・・・ 岩本 勉
近藤 茂(新選組) ・・・ 松島 茂
沖田逢里(新選組) ・・・ 野口逢里
西郷をとや(薩摩組) ・・・ かわのをとや
桂小五郎文宏(長州組) ・・・ 堀口文宏(あさりど)
坂本幸代(土佐組) ・・・・・・ 三上倖代
日本代表戦のウグイス嬢 (声)
黒田(日本代表) ・・・・・ 黒田光俊
黒田の親 ・・・・・・・・・ 久須美亮太
大久保/逃亡者① ・・・ 中村純也
逃亡者② ・・・・・・・・・・・ 並木 駿
徳川まさひろ ・・・・・・・・ 礒部雅裕
新選組×長州組の ウグイス嬢 ・・・ 八木菜緒 (声の出演)
実況・語り部 ・・・・・・・ 高橋将市
▲(左から) 沖田逢里 土方 勉 近藤 茂
▲(左から) 桂小五郎文宏 西郷をとや 坂本幸代
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公演翌日21日の放送が
番組最後の出演となる
野口逢里ちゃんにとっては卒業公演でもありました。
舞台では4年間共演したレギュラー陣
ガンちゃん、逢里ちゃん、まっちゃんの
3人の絆がお芝居の役柄とも重なり合い、
(ミスによる多少の悔いもありましたが)
達成感に満ちた
感動のフィナーレを迎えました。
▲後ろ姿の二人は ともに ガンちゃんのマネージャー
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今年に入り脚本が完成すると
台本読み合わせにとりかかり、
毎週月曜日の生放送終了前後には毎回稽古を実施。
しかし、演技経験のないメンバーが多数を占め、
特にガンちゃんはセリフの暗記に四苦八苦。
かわのをとやさんの演技指導を
最も多く受けたであろう
松島 茂アナは、稽古中に酸欠を起こすといった
ハプニングもありました。
また、飛行機トラブルで北海道に足止めとなった
ガンちゃんが稽古に参加できない
まさかのトラブルにも見舞われながらも
徐々に完成形へと近づいた
『まいど新選組』。
本番当日の最後の通し稽古を終え
それぞれが、それなりに手応えを掴んで
迎えた本番でまさかの出来事が!?
▲最終稽古後、本番に向けて気勢を上げました
いよいよ公演スタート。
芝居のリズムを作るためにも重要――と
演出・かわのさんから指摘されていた「第1幕」は
“完璧”といえるほど順調な滑り出し!
しかし・・・
ガンちゃんが、自身(土方)のセリフで
逢里ちゃん(沖田)の最大の見せ場へと導く
重要な場面で
シーンを飛ばしてしまう痛恨の“ボーンヘッド”。
さらには、土方のチーム移籍によって
新選組の分裂が明らかになる場面
(松島アナが稽古で最も苦労し、酸欠を招いたシーン)が
出番を勘違いした ある出演者の
考えられない“大失策”によって
丸ごとカットされてしまう、まさかの展開に。
結局そのまま芝居を続けましたが
「移籍」→「復帰」で新選組の絆が
証明されると同時に、
クライマックスの「対決」へ向けて
意気上がる場面が抜けて
お客さんは“唐突感”を覚えたはずです。
無念・・・ではありましたが
公演終了後の舞台アフタートークで
カットされてしまった場面をご披露しました。
お集まりいただいたみなさんには
こうした一連のハプニングも含めて
生のお芝居を お楽しみいただけました。
・・・お楽しみいただけました。
お楽しみいただけた
ということにしてください!
(劇中のセリフのパロディです)
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御観賞いただいたお客様の感想を
一部ご紹介します。
◆(男性)
新撰組が題材なので、どんな時代劇なのか
(中略)と思っていたら、野球の試合が始まりました。
奇想天外な内容に、どうなることかと思っていましたが、
素人とは思えない、なかなか魅せるお芝居でした。
笑いあり、感動あり、涙あり、あっという間でした。
◆(男性)
みなさんの『観客を楽しませたい』という
真摯な心が伝わってきました。
中でも松島さんの空回りっぷりが
とても気持ちよかったです(笑)
決して茶化しているわけでもなんでもなく
真剣さ真面目さが伝わってきました。
◆(女性)
幕末の新選組を野球に置き換えるという
斬新なアイディアにワクワクしました。
皆さんは、素人芝居とおっしゃっていましたが、
迫真の演技に感動しました。
◆(男性)
とても楽しめました。
『お手打ち』と『手打ち』、
「まいど」ならではの落ちで大笑いしました。
飛んでしまった箇所を終演後やったり
出演者の舞台にかける思いや
練習の成果を見て欲しいという かわのさんの熱い思い。
色んなものが詰まった舞台、
改めてありがとうございました。
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「なあ、お前の夢ってなんだ?」」
劇中で、野口“沖田”逢里は
「夢」を聞かれます。
“オリンピックで二刀流”――
これは目標ではあるけど夢とは違う。
「あえて言葉にするなら・・・」と切り出した逢里は
「自分が最高!と思える舞台に立って、
自分の力を出し尽くすこと」
「その時その時で、
自分にとって最高の舞台を目指したい」
と、土方(岩本)、近藤(松島)と共に過ごした中で
湧きあがった想いを二人に打ち明けます。
番組を卒業する逢里ちゃんが今後
最高の舞台で、
全力を出し尽くすことに期待を寄せつつ
いつまでも応援してまいります。
『岩本勉のまいどスポーツ』
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2016年03月20日 18:00