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2015年07月13日
ビーチバレー 元日本代表・朝日健太郎さん
■7月13日の放送は・・・
ビーチバレー 元日本代表
朝日健太郎さん 登場!
この日のゲストは、
インドアバレーからビーチバレーに転向され、
オリンピック2大会連続出場を果たした
朝日健太郎さん。
2012年に現役引退後も、競技の発展に尽力し
ビーチバレーのさらなる人気拡大を
サポートされている朝日健太郎さんに
ビーチバレーの魅力や、
世界の中の日本の現状、
リオデジャネイロオリンピックへ向けて
期待を寄せる選手などを伺いました。
◆◆ 朝日健太郎さん プロフィール ◆◆
1975年、熊本市出身、39歳(放送日時点)
身長199cm
法政大学時代に全日本代表メンバー入り。
大学卒業後、サントリーで
2000年からVリーグ3連覇に貢献。
2002年、ビーチバレー転向。
2008年 北京大会、2012年 ロンドン大会で
2大会連続オリンピック出場を果たし
北京大会では
日本の男子ビーチバレー史上初の「勝利」を記録。
2012年、現役を引退。
NPO法人日本ビーチ文化振興協会 理事長。
BSフジ『Volleyball Channel』
メインナビゲーターを担当。
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「バレー界で育ってきたので
自分のスポーツをよくしたい」――と
現役引退後も
ビーチ/インドアのバレーボール界を
後方から支援する朝日健太郎さんは
放送メディアやブログ、ツイッターなどで
バレーの情報の積極的に発信しています。
先日は、インドア選手が出場する
ビーチバレー大会をサポート。
また「日本ビーチ文化振興協会」理事長として
“日本の海岸に元気がない”――という憂いから
ビーチ相撲、ビーサン飛ばし、
ビーチベースボール(三角ベースのようなもの)など
ビーチに人が集まり
スポーツ・レジャーを楽しむことで
(ビーチバレーに限らず)
“ビーチ”の活性化を目指す活動も展開されています。
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朝日 「世界はもっと先行っています。
すごい盛り上がっていますね」
日本のビーチバレー人気は
広がりを見せているものの、
世界の盛り上がりには及ばないようです。
ビーチバレー強国のアメリカ、ブラジルをはじめ、
最近は、スイス、ドイツ、オーストリアなど
ビーチのない国が
実力・人気を急激に向上させています。
朝日 「砂を(街中に)運んで
ビーチバレーをやる・・・。
“サンドバレー”ですね。
調べると、世界の70%は
もう海岸ではやってないですね」
朝日健太郎さんはドイツ・ベルリンの街中の
いたるところにビーチコートがあり、
市民が仕事帰りにビーチバレーで汗を流す
――といった文化が根付いていることに
感動したそうです。
ロンドンオリンピックでのビーチバレー人気の高さは、
全26競技の中でいち早くチケットが完売するほどで、
しかも、15,000人収容のスタジアムは
一日3区分の入れ替え制がとられ、
会場は、のべ 45,000人の観客の
大歓声に包まれて大いに盛り上がりました。
朝日 「テニスのセンターコートを
イメージしていただければ。
ウィンブルドンのあの雰囲気ですね」
ビーチバレーの会場が盛り上がるワケは・・・
お酒!音楽!スポーツ!
ロンドン五輪では、観客が会場にお酒を持ち込み
飲みながらの観戦で気分は上々、
音楽がかかって、テンションもUP!
そして選手が白熱のゲームを繰り広げて・・・
この「3本柱」で盛り上がりは最高潮!
また、ロンドンの街ではスポーツバーでも、
お酒を飲みながらのビーチバレー観戦で
盛り上がったそうです。
岩本 「1プレー1プレー、
考える時間があるスポーツ、
野球と一緒で(お酒を飲みながらは)最適!」
朝日 「印象的だったのは、
(第1試合が始まる)朝9時から
みんな飲みまくりなんですよ」
客席が盛り上がれば
選手もテンションが上がるというものです。
朝日 「1点決めるたびに
“ドーン!”(と沸くわけ)ですから」
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リオデジャネイロオリンピックまで あと1年――。
過去のオリンピックで日本勢の最高は
女子が、2000年 シドニー大会の4位
(高橋有紀子、佐伯美香)
男子は、2008年 北京大会の9位
(朝日健太郎、白鳥勝浩)
世界の中で、
ビーチバレー人気は急速に拡大し、
それに比例するかのように、
レベルの高い選手が続々登場。
朝日 「(実力は)差を開けられてますね。
世界のレベルが上がるスピードに
日本が追い付いてない状況です」
オリンピック出場の切符は24枚。
・開催国枠【1】
・ランキング枠【16】
※16位まで/ただし各国2チームまで
・大陸予選枠【5】
・世界予選枠【2】
日本のチームが出場できる可能性は・・・
朝日 「50%ですね、男女とも」
現在、日本勢は「16」のランキング枠外。
出場権を確実なものとするには
【アジアNo.1 】となって大陸予選枠を勝ち取ること。
朝日健太郎さんが注目するチームは
「西堀健実・溝江明香ペア」
朝日 「この選手たちには注目ですね。
二人ともビジュアルもいいです」
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■FIVB ビーチバレーワールドツアー
資生堂グランドスラム2015横浜
■日程:2015年7月21日(火)~7月26日(日)
■会場:みなとみらい臨港パーク内特設会場
■会場:(横浜市西区)
朝日 「ビーチバレーの
グランドスラムという国際大会が
日本で初めて開催されますので
皆さんに観てもらいたいなと思います」
野口 「ビールを持って
観たら楽しいですよね」
朝日 「飲んでほしいですね」
岩本 「解放感とともに楽しんでください。
スーパープレーが出た時には
ヤジ・賛辞どっちでもいい、と!」
松島 「会場が一体となるというところですね」
朝日 「ビーチバレーの会場に来ると、
お酒、音楽、にぎやかさ、
会場が一体となる
エンターテインメントですね」
※お酒は二十歳になってから
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◆◆ 朝日健太郎語録 ◆◆
■ ビーチバレーコートを増やして!
(朝日健太郎さんの今後の夢は?)
「個人的には、ビーチバレーのコートが
日本の中に増えてくれないかな、と。
海岸じゃない所に。
野球場があって、サッカーの芝のグラウンドがあって、
テニスコートがあって、体育館があって、
砂のコートがあって――、
そんなスポーツ施設が欲しいなと思ってます」
■ アマチュア選手にコテンパンにされる
(インドアからビーチに転向してから
コツを掴むまでには時間がかかったそうです)
「3年かかりましたね。
僕、2メートル近くあるじゃないですか。
170センチくらいのアマチュアの
ビーチバレー愛好者に負けちゃうんですよ。
『練習試合お願いします』と、一般の方と
やらせてもらうんですけど、コテンパン・・・」
インドアバレーとビーチバレーとの
大きな違いは
インドアの床の上と、ビーチの砂の上とで、
“ジャンプ”のタイミングが全く異なること。
朝日 「蹴る力が使えないので、
“押す力”が重要ですよね」
岩本 「足が速いとかうんぬんよりも、
身のこなしと、
いかに砂をとらえて
体の方向を変えられる人が
強いかな、と」
朝日 「おっしゃる通り。
そういう分析を
他競技の人から聞いたのは初めてです」
▲ガンちゃんは、足が速いほうではないものの
マウンド周辺の守備練習が得意だったため
周囲からは「俊足」と思われていたそうです
■ 太陽に近い、ランドマークタワー
(現役を引退されても日焼けをしていますね)
「一般の人より、太陽に近いというのもあります。
・・・こういうの、いらないですか?」
(身長は1メートル99センチ)
岩本 「誰よりも早く日焼けするし、
誰よりも早く雨を感じる人ですから。
そして困った時には
“待ち合わせ場所”になる時もありますから」
「“生きるランドマークタワー”と言われてます。
・・・こういうの、いらないですか?」
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■ 朝日健太郎さんの最新情報
朝日健太郎さんの最新情報は
朝日健太郎 ブログをご覧ください。
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◆7月20日は
パ・リーグ前半戦総括 & 後半戦展望
生パ・リーグ情報
ナマッパ!!
プロ野球は後半戦に突入!
ソフトバンク、日本ハム、西武の
パ・リーグ上位3チームの情報を中心に
前半戦総括と後半戦展望――、
さらに、ガンちゃんの奥深~いプロ野球解説も
お楽しみに!
ガンちゃんに聞いてみたい
野球に関する質問 大募集!!
メール:maido@joqr.net
FAX :03 - 5403 - 1151 で
お待ちしています。
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2015年07月13日 18:40