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2015年07月06日
江橋よしのりさんと 女子ワールドカップ総括!
■7月6日の放送は・・・
なでしこジャパン 2連覇はならずも
もっと強くなる!
FIFA女子ワールドカップ 総括!
日本時間この日の朝
なでしこジャパンはアメリカとの決勝戦に臨みましたが
5-2 で敗れ、大会2連覇はなりませんでした。
6月1日放送「女子サッカーW杯展望」の回に引き続き、
カナダで取材にあたっている
女子サッカー ジャーナリストの第一人者、
江橋よしのりさんが電話でご登場。
「想像できなかった」試合展開となった決勝戦や
「大会中に強くなっていった」という
1次リーグからの戦いについて、
そして、来年のリオデジャネイロオリンピックでの
新たな中軸選手として期待する選手について伺いました。
■ アメリカ シュート4本で4点
史上初の2大会連続同一カードとなった
決勝戦は、前半2分にアメリカが先制ゴールを決めると
16分までに 4-0 のまさかの展開。
大儀見のゴールで 4-1 として前半終了。
後半は、相手オウンゴールで 4-2と迫りましたが
すぐその2分後に失点を許し
結局 5-2 でアメリカが4大会ぶり3度目の優勝。
江橋よしのりさんが注目したポイントは
アメリカが 4-0 とした時点で
キックオフからのシュート4本が
すべて得点となったこと。
前回ドイツ大会の決勝で
アメリカの放ったシュートの数々を
日本がことごとくセーブしたこととは
まさに正反対の展開となってしまいました。
江橋 「“普通じゃないこと”を
やられちゃったんだから
これはしょうがないかな…。
4年前は打っても打っても
入らなったアメリカが
今年は打った分、全部入った――
そういうことって起きるんですね」
■ 澤、ワンバックの いいシーン
ともに今大会が「最後のワールドカップ」と
公言している
日本代表の澤 穂希選手、
アメリカ代表のアビー・ワンバック選手は
いずれも途中出場。
前半33分に澤が、
後半34分にワンバックがピッチに登場。
岩本 「澤さんが出て行ったあとの
あの鼓舞する姿、感動した!
“リーダーシップ”って
ああいうことをいうんですよ」
ワンバックがピッチに入ると
澤選手が歩み寄り
さりげなく握手を交わしました。
江橋 「『お互い最後のワールドカップ、
全力でやろうね』と、
そういう意味だと思うんですよね。
いいシーンでした。
絵になりますよね」
また、表彰式で、アメリカ代表の選手が
花道を作り、なでしこを迎えるシーンもありました。
野口 「試合が終わった後も
アメリカの選手が
日本の選手を称えるように
列を作る姿が印象に残りました」
アメリカ女子代表の
“スポーツウーマンシップ”は
今大会だけのものではありませんでした。
江橋 「アメリカは4年前、
自分たちが敗れた時も
あれをやってくれたんです。
なでしこのために」
■ リオデジャネイロ五輪へ
来年のリオ五輪、
4年後のワールドカップに向けて
(開催候補地はフランスと韓国)
今後、なでしこジャパンの中軸選を担う選手は
いったい誰か――??
江橋よしのりさんが挙げたのは
今大会にも出場している
岩渕真奈、有吉佐織、
そして、今回は招集されなかった
猶本 光の3選手。
小柄ながらもパワーのある猶本選手には
シャープでダイナミックなサッカーを期待!
■ 激戦区のアジア最終予選
リオ五輪における女子サッカー
アジア勢の出場枠は「2」。
アジア最終予選は、
今大会で決勝トーナメントに進出した
日本、オーストラリア、韓国、中国に加え
北朝鮮も参加する激戦区です。
松島 「(すんなり)オリンピックに
行けるわけじゃないんですね」
江橋 「オリンピックのグループリーグより
厳しいです」
なでしこジャパンがリオ五輪への切符をつかみ
リオでは金メダルを手にするために
必要なことを江橋よしのりさんに伺いました。
国内外の選手が
それぞれが自分のテーマを持って
力を伸ばした上で、
合宿の時からチームとしての
“チューニングを合わす”こと。
江橋 「そうするとチーム全体が
もう一回り大きくなるという気がします」
そして、もうひとつ・・・
「きょうのことを忘れない」
江橋 「それで何を積み上げるか――ですね」
決勝の敗戦は残念ではありますが
ワールドカップ2大会連続決勝進出、
ロンドン五輪を含めた3大会で
いずれも銀メダル以上は快挙です。
放送ではオープニングでガンちゃんの音頭により、
そしてエンディングでも改めて
拍手を送りました。
サッカー日本女子代表 なでしこジャパン
おめでとうございます!
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◆7月13日は
オリンピック2大会出場
ビーチバレー 元日本代表
朝日健太郎さん登場!
ゲストは
6人制バレー日本代表選手として活躍後
ビーチバレーで
北京、ロンドン五輪に連続出場を果たした
朝日健太郎さん。
室内6人制バレーボールと
ビーチバレーとの違いや
ビーチの奥深さ、魅力、苦労など
ビーチバレーの真髄に迫るほか
来年のリオデジャネイロ、
2020年 東京五輪に向けて
ニッポンのビーチバレー界の
今と未来についても伺います。
どうぞお楽しみに♪
朝日健太郎さんへの質問、
ビーチバレーに関する素朴な疑問など
幅広くお便りを募集します。
メール:maido@joqr.net
FAX :03 - 5403 - 1151 で
お待ちしています。
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2015年07月06日 18:40