2010年09月12日
特異なおしゃべり、まだ不得意
実況をしていて、あんなに汗が吹き出たのは初めての経験でした。
今日、西武ドームのバックスクリーン裏で行なわれた
【第4回 ファミスタオンライン全国トーナメント・決勝】で
最後の1試合を喋らせていただきました。
折からの残暑にドーム特有の熱気が絡みつつ
ゲスト・伊東勤さんとのトークも弾み、少々汗ばんでいたのですが・・・
プレーボールがかかってからは、もうそれこそ
グランドキャニオン級の滝のような汗が
とめどなく全身から流れ落ちる感覚を味わったのです。
(右)ゲームの開発者・三小田晋久さん
薄々気づいてはいましたが、やはり実況というジャンルは
“特異なおしゃべり”なのです。
スイッチが入ると、あっという間に体温が上昇していきます。
どんなに熱を帯びたフリートークでも、ここまで汗をかくことはありません。
僕は、まだ実況が不得意なのでしょう。
日頃だって、しょっちゅう言い間違えているし
本当に得意であれば、どんな環境や体調でも見事にこなせています。
今日で言うなら「何だ、この暑さは!」と感じて
一瞬でも気持ちが滅入った自分が残念なのです。
選手達となるべく同じ条件の下、同じようなメンタルで試合に臨んでこそ
“特異なおしゃべり”が得意!と言い張れる日が
いつか訪れるような気がします。
息つくヒマも許さないファミスタの実況は
“究極の特異なおしゃべり”です。
経験するたびに、本当の野球実況をしているだけの日々では
見過ごしがちなことをいつも気づかせてくれます。
来年もお呼びがかかって、しっかりと大会を盛り上げられたら
当ブログ欄外左上の【特技】に
「ファミスタオンラインの実況」と謳うつもりです。
また一つ、目標が生まれました。
次の夏までしゃにむに頑張ることができそうです('∇')
投稿者 斉藤一美 : 2010年09月12日 23:22