2010年06月10日
告白について告白します
映画【告白】は
原作を越えていますよね?
だって、湊かなえさんの小説を十分堪能しているので
この後どうなるか全て分かっているはずなのに
不覚にも夢中になって観てしまい
2時間余りの上映時間が、10分間くらいにか感じなかったんですよ!
丁寧語で喋り続ける松たか子さんは、とっても怖くて美しかったです。
しかも【Mother】で毎週水曜日の夜に皆を号泣させているであろう
スーパー子役・芦田愛奈(まな)ちゃんが
やっぱり可哀想な娘役を演じていました。
不幸が似合う健気な存在感は、もはや木村多江さんも真っ青ですね。
物騒な表現であることを承知で言うと
R-15指定の要素にもなっている流血シーンは
さながら芸術的に撮られているようにも思えました。
原作を読んだから別にいいや・・・と考えていたら
僕は確実に損をしていたはずです。
あー、観ておいてよかった(*⌒▽⌒*)
投稿者 斉藤一美 : 2010年06月10日 19:47