2010年06月30日
昔より面白いぞ、キャプテンEO!
明日から東京ディズニーランドで14年ぶりの復活を果たす
【キャプテンEO】を、一足早く拝見してまいりました!
3D映像など当たり前の21世紀で生きているのに、やっぱり
冒頭の「ゆっくりと目の前に迫り来る小ぶりな隕石」には
手を伸ばしてしまいますね。
顔だけ出てくる司令官は
旧ソ連・ブレジネフ書記長に激似だったことも思い出しました。
そうそう。
暗黒の女王が長く尖った爪をマイケルに向けて
「お前は、こんな姿の私を美しいと言うのか!」と怒る時は
最後の“beautiful”の一言だけがやたらと強調されるから
こっちも少しだけビクッ!と驚いちゃうんですよ。
あと、やっぱり象のフーターはいい味出してますよね。
ここでもうすぐ怒るぞ・・・と思ったら
僕の記憶通りに彼は「ブオーッ!」と鼻を鳴らして怒ったのですが・・・
その刹那
水しぶきが飛んで来たのでビックリΣ( ̄ロ ̄lll)
しかも最大の見せ場であるダンスシーンでは・・・
BGMに合わせて
ずーっと座席が揺れ続けます((((゜д゜;))))
何だか、昔よりも作品がパワーアップしているのです。
とにかく一番嬉しかったのは、座席が揺れること。
当時、あの場面はこっちも体を動かしたくなるのを我慢していたので
マイケルと一緒にリズムをとっても、周りの迷惑にはなりません。
そして、もうこの世にいないキング・オブ・ポップの
歌とダンスにドップリ浸かっていると、ふと・・・
マイケルと同じ時代に生きていて
ホントに良かったなぁ(つд`)
・・・という、20年前なら
よぎるはずもなかった感情が湧き上がってきました。
これは【THIS IS IT】と同じパターンのヤツです。
まさか、この歳になって
【キャプテンEO】で頬を濡らすとは思いませんでした。
ラストシーン。
暗黒の女王が、マイケルの放つ光の力で
美しくも貫禄十分な女王陛下の姿に戻ります。
ここでも超個人的なサプライズがありました。
僕は、もう女王様と同じくらいの年令になっていたのです。
昔観た時は「かなり年上のキレイなおばさま」だったのに
今日は、一瞬、ほんの一瞬・・・
めちゃめちゃ
守備範囲じゃん(*´д`*)
・・・という気持ちになってしまった事実は否めません。
あらゆる角度から楽しめる至高のエンターテイメント作品は
明日から1年間しか上映されません。
さぁ、舞浜へ急ぎましょう!
投稿者 斉藤一美 : 23:59
2010年06月29日
ビーチパラソルの体でしのぐ雨
ハードオフECOスタジアム新潟・西武×日本ハム戦の
ベンチサイド情報を仰せつかったのは良いのですが・・・
雨が降り、喋るところに屋根はなし(;゜O゜)
このままでは試合のスコアもつけられないので困っていると
ライオンズナイターのイケメン音響スタッフが
知恵を絞ってこんなものを作ってくれました。
マイクスタンドに僕の折りたたみ傘をガムテープで縛りつけ
ちょっとしたリゾート気分を演出してくれたのですヾ(^▽^)ノ
結局、プレーボールがかかると雨は止み
この“優れもの”が本番で活躍することはありませんでした。
それはそれで、ちょっぴり肩透かしを喰らわされた気分です。
投稿者 斉藤一美 : 23:27
2010年06月23日
紫の女子マネ
毎年、梅雨の時期にこんな感じの空を見ますよね。
まさに今日がそうでした。
僕は、紫の夕焼け空を目にするたび
大学1年の頃にタイムスリップしてしまいます。
ラグビーサークルの先輩から出された心理テストで
「この色から連想する女性の名前を書きなさい」と言われて
赤や黄色ではかなり困難を極めたのに、僕は・・・
紫=○○さん(1学年先輩の女子マネージャー)
・・・と、なぜか紫だけはスンナリ書けたのです。
先輩達は笑いながら僕の肩を叩き・・・
この場合の紫はなぁ
『隣りに連れて歩きたい人』を
表しているんだよ( ̄ー+ ̄)
・・・と種明かしをしてくれたのはいいのですが
その瞬間、顔から火が出るような気分を味わいました。
なぜなら、僕はその“紫の女子マネ”に心底憧れていたからです。
秘めた想いがとうとう仲間にバレてしまいました。
これから皆に冷やかされる!と覚悟して僕以外の結果を見ると・・・
全員“紫”はその女子マネ(≧∀≦)
一同大爆笑だった、という昔のお話です。
神宮球場の空のおかげで
今年もあの時の無邪気な自分に戻れました。
しょーもない青春の1ページでも
読み返すと少しだけ元気になれるものですね(〃▽〃)
投稿者 斉藤一美 : 23:51
2010年06月21日
2冊の本と、2人のピュアな男たち
まずは、こちらの名優。
不朽の名作《座頭市》でのハマリっぷり。
世界進出するはずだった《影武者》で、まさかの主役降板。
視聴者を混乱させたドラマ《警視K》の制作。
“豪放磊落”という言葉は
勝新太郎のためにあるものだとばかり思っていました。
実はその正反対なのです。
言わば、繊細無比。
【天才 勝新太郎】を読むとイヤというほど分かります。
美的感覚が鋭く、創造力に秀でているため
スタッフの用意した台本からセットから全てが気にくわず
一からやり直しさせて、自分の思うように作り変えたものは
皆がグウの音も出ないほどの圧倒的な出来栄え。
収録した映像の編集にまで首を突っ込み、寸暇を惜しみながら
常に自分の手でベストな形を模索していたそうです。
生半可な作品を世に出してなるものか!とばかりに
どこまでも自分の理想を追い求める執念は
言うまでもなく純粋なプロ意識があればこそ。
“天下の勝新”に引っかき回されたはずなのに
彼に関わった方々が何ともいえない笑顔で証言していた、という
筆者のあとがきは大きな救いです。
これほど魅力的な天才に一度お目にかかりたかったです!
もう一人のピュアな男は、渋川春海(はるみ)。
言わずと知れた、今年の本屋大賞・第1位の作品です。
「歴史小説」でありながら「理数系の話」という
僕の苦手な両分野が重なっているので
本来は読むこと自体ありえません。
それでも“全国の書店員が最も売りたい本”に推された以上は
難しい内容であるはずがない・・という賞への信頼感から
気楽にページを繰り続けてみると、これが大正解!
主人公・渋川春海は江戸時代の囲碁棋士でありながら
今風に表現するならば、数学オタク。
学ぶことへの純粋な向上心が周囲に認められ
挙句の果てに『日本独自の暦』を創り上げて
天文学の開祖と謳われるまでの数十年間が
この【天地明察】では実に微笑ましく描かれていました。
一局終えたからといっていちいち気を緩めず
勝とうが負けようが常に平常心を保つ、という
囲碁の世界における「残心の姿勢」で振る舞えれば
この先の人生は変わるかもしれない、と今、僕は本気で思っています。
勝新太郎と渋川春海の生き様を教えてくれる2冊の本には
何色にも染まらず、純粋であり続けることの尊さがにじみ出ていました。
投稿者 斉藤一美 : 23:53
2010年06月18日
雌伏の日々から至福の時へ
探し続けていたものが、ついに見つかりました。
ドラクエⅨのクリスマスケーキです!
Wi-Fi通信が出来る場所に足繁く通い続けること5ヵ月半。
データを受信するごとに“空振り”は続いても(ノ-"-)ノ~┻━┻
外出する時は必ずDSを携帯し続けた執念が実を結びました。
これで、登場人物からの頼まれごと(=クエスト)は
現時点で受けられる181個を全てクリアしたことになります。
去年7月から週一ペースで続いたデータ配信も、残すところあと1ヵ月。
その世界を楽しみ尽くすために丸1年間を要した壮大な名作RPGも
知らないうちにフィナーレが近づいているようですヾ(´ω`=´ω`)ノ
投稿者 斉藤一美 : 23:56
2010年06月15日
白黒ハッキリつけてくれ(できれば白で)
2週間ほど前、全国紙に・・・
・・・なんていう全面広告を出されては
もうたまったもんじゃありませんヽ(゜ロ゜;)ノ
【ポケットモンスター ブラック・ホワイト】が9月に発売されます。
待ちに待った新作のお出ましとなりました。
しかも、この“伝説のポケモン”の「タイプ」が
6/15に公式サイトで発表される、というのです!
指折り数えて今日を待ち焦がれた僕にとって
日本×カメルーン戦の位置づけは・・・
新作ポケモン・目玉キャラクターの
プロフィールがついに明かされる
前日のイベント
・・・に過ぎませんでした( ̄。 ̄)y-~~
どんな国民的関心事も、しょせん個人的関心事の前では霞むのです。
結局、白いポケモン【デシラム】のタイプは、ドラゴン・ほのお。
黒の【ゼクロム】は、何とドラゴン・でんきタイプでした!
興味のない方には理解不能な話題ですよね。
ところが、この「タイプ」を熟知しているかどうかで勝負は大きく左右され
6体まで連れて行けるメンバーを決める際にも
重要なポイントになります。
そもそも「お前はなぜ“炎”“電気”をひらがなで書くんだよ!」という
ご指摘があるのなら、全くもってその通りですが
ひらがな・カタカナばかりのゲームだからこそ
まだ年端もいかない子供たちが楽しめる、という点で
ポケモンは、ドラクエのような
底知れない世界観を表現するRPGと一線を画して
幅広い人気を得ているのです。
我が家では、ポケモンの新作ソフトを必ず2本購入します。
息子と通信交換しながらコレクションを補い合うためです。
小学生時代の彼ならば
ダークなイメージのポケモンを敬遠していたはずですが
もう来年は高校に上がるような年頃なので
今までに見たことのないくらいイケてる黒いポケモンの
ゼクロムをゲットしたがるような気がしてなりません。
しかし、僕も、広告を見た瞬間から
ゼクロムに一目惚れしてしまっているのです(;¬_¬)
息子が望むのなら、もちろんゼクロムは譲ります。
ただ、今回ばかりは無念の思いが表情に出てしまいそうで・・・。
何と子供じみた父親なのでしょうか°・(ノД`)・°・
投稿者 斉藤一美 : 22:10
2010年06月10日
告白について告白します
映画【告白】は
原作を越えていますよね?
だって、湊かなえさんの小説を十分堪能しているので
この後どうなるか全て分かっているはずなのに
不覚にも夢中になって観てしまい
2時間余りの上映時間が、10分間くらいにか感じなかったんですよ!
丁寧語で喋り続ける松たか子さんは、とっても怖くて美しかったです。
しかも【Mother】で毎週水曜日の夜に皆を号泣させているであろう
スーパー子役・芦田愛奈(まな)ちゃんが
やっぱり可哀想な娘役を演じていました。
不幸が似合う健気な存在感は、もはや木村多江さんも真っ青ですね。
物騒な表現であることを承知で言うと
R-15指定の要素にもなっている流血シーンは
さながら芸術的に撮られているようにも思えました。
原作を読んだから別にいいや・・・と考えていたら
僕は確実に損をしていたはずです。
あー、観ておいてよかった(*⌒▽⌒*)
投稿者 斉藤一美 : 19:47
2010年06月09日
メチャメチャ高そうなのに
今日の阪神タイガース戦の前に
埼玉西武ライオンズ・渡辺久信監督へマイクを向けると・・・
明らかに、鼻声(;゜O゜)
心配だったので後を追いかけると
熱は出ていない、というのでホッとしました。
で、訊いてみたんです。
監督の平熱はどのくらいですか?って。
そうしたら・・・
35度8分くらいだけど。
・・・という答えが返ってきて、ケッコーたまげましたΣ( ̄ロ ̄lll)
何か、メチャメチャ高そうなのに。
ちなみに僕の平熱は36度7分もあります。
車に乗っていても、僕のそばにある窓ガラスだけが曇る原因は
ひょっとしてそこにあるのでしょうか?
僕よりも体が二回り、人間性では100倍も大きい渡辺監督ですが
ホント、人は見かけによらぬものですね(`_´)ゞ
投稿者 斉藤一美 : 23:58
2010年06月03日
鎖骨への涙を誘う勘三郎
6月になると、渋谷シアターコクーンへ足が向きます。
恒例のコクーン歌舞伎を観に行くためです。
今年の演目は【佐倉義民傳(さくらぎみんでん)】。
本日が初日でした。
千葉県佐倉市にある、かの有名な宗吾霊堂に祀られる
佐倉宗吾(役名=木内宗吾)の実話がベースになっています。
藩が課す重い年貢に苦しみ続ける農民を救うために
四代将軍・徳川家綱に直訴した罪で
宗吾の家族全員が処刑されてしまう・・・というあらすじです。
幕末に初めて舞台化されて
3ヶ月のロングラン公演になったほどの名作に
“当代歌舞伎界の太陽”中村勘三郎が挑んでいます。
自分が泣き虫であることは自覚してはいますが
顔→頬→アゴ→ノドと伝って
涙が左の鎖骨にまで流れてきたのには、正直驚きました。
【佐倉義民傳】は、そんな作品です。
しかも劇中で使われていた、いとうせいこう作詞のラップにある
♪は、走れ!宗吾 ひた走れ!♪
・・・というフレーズが心に突き刺さってしまったせいか
そろそろ寝なければいけないのに興奮が収まりません。
歌舞伎をご覧になったことがないのなら、ぜひ。
出演者は、中村橋之助・笹野高史はじめ
マックカフェのCMに出てる方々ばかりなので
とてもとっつきやすいですよ( ^-^)_旦~
投稿者 斉藤一美 : 23:57
2010年06月02日
まりもっこりシリーズ、ここに極まる
中3の息子が修学旅行先の沖縄から帰ってきました。
そのお土産は、こちら。
もっこりちんすこう。
色々な“ご当地もっこり”がある中で
もうこれ以上は望めないはずです。
一瞬「かなり直接的!」と思わせながら
よく考えるとそうでもありません。
でも、やっぱり何か腑に落ちないですよね。
こうしてモヤモヤさせられている時点で、もうこちらの負けです。
販売を許可した方の勇気に、心より敬服いたしますm(_ _)m
投稿者 斉藤一美 : 02:12
2010年06月01日
紅く染まる夏
衣替えの季節です。
埼玉西武ライオンズも、今月末から夏にかけて
時々、このユニフォームで戦うことがファンの前でお披露目されました。
1973年、太平洋クラブライオンズ時代のホーム版です。
当時、パリーグは前・後期の2シーズン制でした。
試合日程は自然と窮屈になりがちで
ダブルヘッダー開催が多いことに着目した球団は
第1試合と第2試合でユニフォームのデザインを代えていたそうです。
その“第2試合用”が、期間限定で復刻することになりました。
ただ、プロ野球のユニフォームといえば
白やグレーや薄いブルー・・・とイメージが固定されていた時代に
日本で「赤」を採用した最初のチームが
まさかライオンズだっとは知りませんでした。
広島カープが赤ヘル軍団に大変身を遂げるよりも早かったんですね。
じきに交流戦も終わります。
今年の夏は、身も心も紅に染まろうかと思います。
それにしても、太平洋クラブ時代は
ワインカラーやら大きな胸番号のついたアメフトタイプやら
奇想天外なユニフォームがたくさんありました。
今年のデザインははまだまだ小手調べかもしれませんね♪~( ̄ε ̄)
投稿者 斉藤一美 : 22:14