2010年02月20日

自分にムチを入れる日々

冬のオリンピックに来ているのに、半袖。

それは、いささか温か過ぎるからです。

バンクーバーの桜は、すでに色づいています。

こちらに来て１１日目。
３週間の滞在は今日でようやく折り返し地点です。
今日はたまたま暇なので
こうしてブログを更新することができますが
また明日からことごとく忙しない日々が始まります。
特に日本からメダリストが誕生した夜は
眠る時間なんてほとんどありません。

ただ、オリンピック観戦取材は本当に刺激的だから
勢いだけで全日程を乗り切れます。
寝不足でも現場にいる限りは、皆、へっちゃらです。
そもそも、４年間の全てを
この大会のためだけに費やしたようなアスリートへ
試合後に話を伺うようなチャンスを与えられた以上は
僕だって、楽チンな安全地帯に身を置いていては男がすたります。
一人あたり９０秒という
限られた時間で選手の懐に飛び込むためにも
毎日がハードなスケジュールでも当たり前なのです！

・・・そう思い込まないとぶっ倒れそう。マジで(・∀・)

さぁ、目が覚めたら
バスで３時間かけてウィスラーのジャンプ台に行くぞ！
また明日もバンクーバーの朝焼けを拝むとするかぃ！

投稿者 斉藤一美 : 17:14

2010年02月11日

正直な顔

いつの間にか、バンクーバーに到着しております！

夜景はこんな感じの美しき大都会です。

今までの仕事内容を振り返ってみると
全く一人でオリンピック取材に取り組むのは
アナウンサーになって初めてであることに気がつきました。

やはり体が資本なのでひとまず寝ます・・・
といっても顔はギンギン！

夜の歓楽街へ繰り出す気は毛頭ないのに
何と説得力のない表情でしょうか(-.-;)y-~~~ 　
開幕まで、あと2日です。

投稿者 斉藤一美 : 19:51

2010年02月08日

心置きなく

機材も借りた！
資料もスクラップした！
生命保険もかけてもらった！
3週間分の社外勤務届も提出した！
やり残した仕事、特になしっ！

では、バンクーバーへ行って参ります(｀_´)ゞ

投稿者 斉藤一美 : 20:52

2010年02月06日

もう一息な僕

ふと時計を見て気づいたので
しめしめ、１・２・３・４・５・６が並ぶ瞬間が撮れるぞ・・・と
秘かに意気込んでいたのに
１秒前にデジカメのシャッターを押してしまいました。

【センパツ！】内の通販コーナー《文化放送ネットショップ》では
とっても美味しいハチミツを紹介した際
そこそこ自信がある“くまのプーさん”のモノマネを披露しました。

クリストファ～ロビン？
ボ～クは
ハ～チミツが好きなんだな～。

今振り返ってみても、決して悪くない出来だと思います。
でも、ほんの僅かながら心の奥底に違和感も残りました。
おそらく、プーさんが最後には
裸の大将になってしまったからです(/_;)

正しくマネするならば、例えば・・・

ハ～チミツ食べたいな～。

・・・ですよね。
「ボクは○○が好きなんだな」という言い回しを使った時点で
おにぎり以外は受けつけない雰囲気を本能的に感じ取ったのでしょう。

撮影にも、モノマネにも、その道のプロがいらっしゃいます。
素人がそれっぽく振る舞ってみても
そうそう完璧には仕上がらないものですね(-_-;)

投稿者 斉藤一美 : 02:18

2010年02月02日

マリリンの第一声

本日、オリンピックへ向けて日本を旅立つ
カーリング女子代表・チーム青森は
今までになく緻密な強化と豊富な海外遠征を行なった末に選ばれた
“史上最強の５人”と呼ばれています。

ちなみに、写真中央の本橋麻里選手は全く人見知りをしません。
昨日の会見後、他局の友人が僕のことを彼女に紹介してくれたのですが
その時の本橋選手の第一声は・・・

うわっ、胸が凄く大きいですね！

・・・というものでした。

確かに僕は生まれついてのハト胸です。
しかも数年前に半年間だけ番組の企画でボディービルをかじったことで
体のベースがやけにしっかりとしてしまい
上半身、とりわけ大胸筋が育つ一方であることは否定できません。

だからっていきなりそこに注目するんですか！という感じで
僕は爆笑してしまいました(☆▽☆ )
本橋選手の人気が高いのは、強さと美しさだけでなく
こういうフランクな雰囲気がにじみ出ているからなのでしょう。

ただ、こうして時間が経ってみると
初対面の五輪アスリートから「デカイ」と指摘された恥ずかしさが
徐々に頭をもたげてきました。
胸が大きくても良いことばかりではない、という女性の気持ちが
ほんの少しだけ分かったような気がします(´ヘ｀;)

投稿者 斉藤一美 : 00:20

2010年02月01日

結果オーライ

ＮＨＫ総合【こんにちは いっと６けん】本日のエンディング。
出演者を遠巻きに映しながら、ＴＶカメラは
その遥か手前にある、スタジオセットのアップへと切り替わりました。

見るからに手作り。
一文字ずつブロックを並べるような感じで
番組タイトルが表示されています。

その瞬間、僕は目を疑いました。だって・・・

こんちには いっと６けん

・・・だったんですよ┓(￣∇￣;)┏
見間違いかと思ったので、真ん中の字だけを確認するとちでした。
本番まで誰も気づかないなんて、ある意味奇跡ですよね。
広い意味で考えれば僕だって同業者なので
番組進行上のミスが決して歓迎されないことであるのは百も承知です。
でも・・・

こんちには

・・・って目にした時、えもいえぬおかしさが込み上げてきました(≧∀≦)

ミスの張本人は責任者から怒られたかもしれません。
ただ“笑い”という大切な癒しを
図らずもお茶の間に届けたのですから
あんまりクドクド注意されていないことを切に願います。

僕は腹を抱えながら、明日の【こんにちは いっと６けん】を
録画予約してしまいました。
もちろんオープニングからです。

昨日のエンディングで<(_ _)>

・・・みたいな一言があるかもしれませんもんね。
これからは本番直前のスタジオに・・・

ハイ３０秒前ぇ～！
あ、ちゃんと
「こんにちは」になってるかーっ？

・・・ていう大声が響くんだろうなぁ。
笑えるミスのおかげで、色々と想像する楽しみが増えました(・∀・)

投稿者 斉藤一美 : 21:58