2009年11月05日
剣が峰への挑戦
日曜日に全日本大学駅伝の実況が終わりました( ̄。 ̄)y-~~
膨大な準備を要するお正月の箱根駅伝を迎える前、今頃の1~2週間は
細かいことを何も考えずに済む時期なので
かえって腑抜けになってしまうこともありますが
おかげさまで、今年は
心に一本芯が通ったかのようにシャン!としています。
週2回、レギュラーで
ニュースを読んでいるからです(._.)
毎週火曜~金曜の【センパツ!】で
水曜・金曜担当の“キャッチャー”を担当しています。
平たく言えば、メインパーソナリティー
(水=濱本りかアナ/金=野口綾子さん)のアシスタントです。
彼女たちの重責を少しでも減らして
気持ちよく番組を進めてもらうためにも
生放送中、空いた時間を見計らって下読みしなければならない
ワイド番組のニュース読みは、やはりこちらで受け持つべきなのですが
恥ずかしながら、もう毎回、緊張の連続だったりします。
かつて、正午の全国ニュースを
女性アナとのカップリングで読んでいましたが
しっかりとした時間が確保されたコーナーで読むのは約10年ぶり。
午後6時・7時・8時と、1時間ごとに
毎回8本ほどのニュースを一人で紹介するのは初めての経験です。
ニュースなら手元に原稿があるし
滞りなくスラスラと読めればいいんでしょ?と思われがちですが
文章の意味を理解していないとかなりの恥をかきます。
何よりも、内容を見誤らないためには
それまでのニュースの流れを頭に入れておかなければならないのです。
極端な話、すでに皆さんが知っているはずの情報は
サーッと読み流しつつ
新しく進展した部分を、やや大きな声で
ゆっくり、ハッキリと伝えるのが基本である、と僕は考えています。
全ての言葉を同じペース、同じトーンで伝えていると
結局、どこが大事だったのかがぼやけてしまうからです。
その上で、このテクニックを駆使していることが気にならないくらい
自然に、柔らかく語りかけるように読める者こそが
真のニュース名人なのだと思います。
今の僕は、明らかに
自然な柔らかさが足りません(´ヘ`;)
だからこそ、来年3月いっぱいまで出来る限り追い求めていきます。
子供の頃からの夢だったアナウンサーという職業を極めるためににも
決して避けては通れない、ニュースという名の剣が峰。
険しければ険しいほど、登り甲斐があるってものですよね⊂(・∀・)⊃
投稿者 斉藤一美 : 2009年11月05日 22:39