2009年07月31日
現役モデルの格闘家
いらっしゃるんですね、そういう方も(￣ー￣)
米倉涼子、上戸彩、福田沙紀、黒田知永子に
ピーター・前田美波里といった超有名芸能人を抱える
オスカープロモーション所属のれっきとしたモデルなのに
日本キックボクシング連盟スーパーフェザー級王者でもある
石川直生（なおき）選手です。
顔、小さっ(°∇°;)
真夏のマフラーも似合うとは、何てオシャレなのでしょうか。
これだけの典型的な男性モデルも、リングの上では「鬼」と化します。
特にヒジ打ちとヒザ蹴りは、正直えげつないです。
ところが性格は至ってマジメな方で
「僕は敗戦から色々なことを学んで強くなっていった」とばかりに
発売済みのパーソナルＤＶＤには
わざわざ自分が負けた試合を数多く収録していらっしゃいます。
これを聴けば、キックボクシング・ムエタイ・Ｋ-１の違いが
一発で理解できるはずです⊂(・∀・)⊃
次代のスター候補とお送りした飾らないトークをどうぞ。
(28分01秒)
投稿者 斉藤一美 : 23:46
2009年07月18日
天才との邂逅
プロレスラー・武藤敬司選手と１０年ぶりの再会！
ご本人は・・・
えっ！前にお会いしたことが
あるんですかΣ(￣ロ￣lll)
・・・と、当時のことを全く覚えていらっしゃいませんでした。
放送直前の打合せで、今までで最も印象深い試合を伺っても・・・
そんなの一つ一つ
覚えてないよ～(*´д｀*)
・・・と即答です。
僕も色々な方にお会いしているので断言できます。
これ、天才肌ならではのリアクションなのです。
そういう方には“あるがままの感性”で接するのが一番なので
東尾修さんのお相手をするイメージでやりとりさせていただきました。
スタッフからは『一美さん、目が輝いてましたよ』と指摘されたのですが
ポッドキャストでもそのように聴こえているなら、有難き幸せです。
(28分55秒)
うん、やっぱり間違いありません。
オープニングギリギリまで喋っていたり
エンディングでは『えっ！もう終わりなの？』と叫ぶところなんて
東尾さんソックリですね(*⌒▽⌒*)
投稿者 斉藤一美 : 00:45
2009年07月12日
別格の村上春樹
ふ～っ、やっと読み終わりました(￣。￣)y-～～
４００字詰め原稿用紙で“１９８４枚”という巨匠の力作を。
村上春樹の小説に触れたのは大学３年の時以来、ほぼ２０年ぶりです。
世間の流行りに乗り遅れたくない一心で
【ノルウェイの森】を渋々読みましたが
主人公と寝た年上の女性の体が
とても痩せていたことしか覚えていません。
友人に「じゃあこれはどうだろうね？」と貸してもらった
【風の歌を聴け】【１９７３年のピンボール】【羊をめぐる冒険】も
三部作の流れで意外とスラスラ読めましたが
ストーリーはもちろん、心に残った場面さえ
何一つ思い出すことができないのです。
こんな男が、さらなる
“村上ワールド”にのめり込むはずもありませんでした。
でも【１Ｑ８４】を読破した今なら分かります。
当時の僕はあまりにも青すぎて、ただ単に
「どこかハッキリとしないもの」を
受け入れる感性に欠けていただけなのです。
【１Ｑ８４】の面白さには、かなり驚かされました。
ではどこが面白いのかというと・・・
面白いところを
上手く説明できないところが
面白いのです(´_ゝ｀)
喋り手のクセにナンだチミは！という
僕にとっては屈辱的なお叱りの声をいただいたとしても
説明できないものはできないので・・・と
ここは割り切って頭を下げざるを得ません。
とにかく話の続きが気になって仕方がないのです。
それこそ、第１巻の冒頭からずーっと、一度も緩むことなく。
ここまでは僕が大好きな東野圭吾・荻原浩・川上健一と一緒ですが
村上春樹の描く世界はやや小難しいという点で袂を分かちます。
なのに、最後の最後まで
夢中でページをめくりつづけてしまった事実にただただ驚き
「で、この続きはどうなるの？」という結末を提示されて
底知れぬ余韻のようなものを簡単には拭えない今日この頃・・・
村上春樹だけは別格なんだ(￣～￣)
・・・と思い知らされた気分です。
甲子園球場での仕事が終わり
一人、ホテルのそばで遅い夕食を取りながら
第１巻を読み耽っていると、若い女性店員が近づいてきて
『今、どのあたりですか？』と訊いてきました。
「青豆（あおまめ。ヒロイン）が柳屋敷を訪ねるところです」と答えると
彼女は『そうですか』と満面に笑みを浮かべながら・・・
その先、教えてあげた～い
ヾ(´ω｀＝´ω｀)ノ
・・・とかすかに身をよじらせているのです。
僕が結婚する前なら、この後絶対に一歩踏み出したであろう
人生の分岐点とも言える絶好のチャンスでした(・∀・)
一昨日の神宮球場。
放送席がお隣りという縁もあって
有楽町にあるライバル放送局のＫアナと、第２巻に出てくる
「主人公・天吾が夜空の月を眺めるシーン」について語り始めた途端
僕ら２人の間にいたバイトの男の子が突然イスから立ち上がり
自らの両耳をふさぎ始めたのには笑いました。
まさにこれから読もうとしているのに
全くお前ら中年ってヤツは(-_-#)
・・・という態度だったので、おかしいのなんの(o^-')b
とにかく、日本中でおそらく同じ本を読み、読もうとしている状況の凄さを
イヤでも肌で感じてしまいます。
あ、そうそう。大阪の女性店員との会話の続き。
僕が調子に乗って・・・
実写化するなら
不思議少女・ふかえり役は
堀北真希がピッタリだと思うのですが、どうでしょう？
・・・と訊き返すと・・・
私は宮﨑あおいの
イメージなんですけど。
・・・の一言で、彼女の心の扉は完全に閉ざされました。
まぁ、しょせん僕はこんなもんですわ(≧∀≦)
投稿者 斉藤一美 : 20:24
