2009年05月07日

最後の冒険家

6年前、代々木公園のイベントで
ドラえもんの熱気球に乗ったことがあります。
ロープでつながれている分、大して上がったはずもないのに
フワ~ッと浮いていった時は
年甲斐もなく大歓声を挙げてしまった記憶が頭から離れません。

気球に乗ってどこまでも高く飛んでみたい、と思い始めたのは
たぶん、それからです。
当然のごとく日々の仕事に忙殺されているうちに
空への憧れは、あくまでも憧れにとどまり続ける中で
去年の冬、僕は1冊の本と出会いました。
熱気球の深遠なる世界にのめり込み数々の記録を成し遂げる
神田道夫さんの挑戦の日々を描いた傑作
【最後の冒険家】です。

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こちらが、著者の石川直樹さん。

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“手作りの熱気球で太平洋を横断する”という世界初の偉業に
神田さんと2人で挑んだ緊張感が
1ページめくるごとに伝わってきました。
この面白さを、何とかラジオトークで表現できないものだろうか、と思い
【うるわし】にお招きした次第です。
30分超の時間に私達の知られざる世界が広がっています。
決して損はさせません。聴いていただけますか?
(32分56秒)

投稿者 斉藤一美 : 2009年05月07日 23:20

 

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