2009年04月30日
美声響かせ侍トーク
【斉藤一美 うるわしの夜】一発目のゲストは
他局から文化放送へと1日だけの里帰りを果たした
前・埼玉西武ライオンズ監督の伊東勤さんでした。
こんなに暗いスタジオではないのに、恐縮です!
食事もカラオケもご一緒したことはあるのに
スタジオで腰を落ち着けて喋ったのは、今回が初めてでした。
WBC日本代表・総合コーチとして世界一に輝いた方ならではの
裏話が満載のやりとりは30分弱です。
お時間があれば伊東さんの“マイク乗り”が抜群な声をお聴き下さい。
(31分38秒)
投稿者 斉藤一美 : 23:54
2009年04月29日
時報に泣かされて
僕が担当する番組は半年ごとに「終わり」と「始まり」を繰り返すため
その都度襲ってくる「淋しさ」と「緊張」を乗り越えなければ
次のステージへ進めません。
おかげさまで、ディレクターを兼務してきたここまでの2年間で
神経はかなり図太くなったと思い込んでいました(〃⌒ー⌒〃)∫゛
ところが、【斉藤一美 うるわしの夜】再開の初回から
まだしょせんヒヨッ子であることを痛感させられたのです。
【うるわし】は午後5時57分スタートのため
これまでは、オープニングから3分以上喋っていると
どうしても合間に時報が入り込み
トークの流れが寸断されてしまいました。
今年は、この【うるわし】最大のネックである
「6時の時報」を逆利用すべく
【ズミスポ!】でまさかの好評を博した“似てる人コーナー”を
頭の3分間に持ってくることを考えつきました。
そうすれば、いつも最後に・・・
♪もうすぐ6時だ♪
・・・と僕が歌って終わる“似てる人コーナー”専用テーマソングも
最大限に生かせるじゃないか!と小躍りして
秘かに3月上旬からスタッフと準備を重ねていたのに・・・
♪もうすぐ6時だ♪
5時59分56秒、57秒、58秒、59秒、6時と
ず~っと無音。
・・・今日に限って6時の時報が出なかったのですΣ( ̄ロ ̄lll)
プッ、プッ、プッ、ポ~ンッ!という流れの
プッ、プッ、プッ(=時報予備音)すら聴こえてきません。
1ヶ月以上も前から思い描いていた滑り出しが根底から覆されたので
もう、そりゃ焦ったなんてもんじゃないですよ。
挨拶後のトークの中身も全て頭の中から消え去ってしまい
ひとまず、何かあった時に困らないように、と手元に置いてあった
スポーツニュースで場を取り繕いながら気持ちを落ち着けて
何とか立ち直りましたが、今、こうして振り返ってみると
本当に悔いが残ります。
なぜあの時、僕の声で
プッ、プッ、プッ、ポ~ンッ!と
叫べなかったのでしょうか
°・(ノД`)・°・
神様が与えてくれた「ラジオ史に残るおバカなアナウンサー」になれる
せっかくのチャンスを、僕は見す見す逃してしまったのです。
何でもかんでも完全自動化の一途を辿る現代社会で働く身としては
不測の事態に向けた危機管理が問われることなど常識なのに
ああ、情けないっ!
こんな“美味しいハプニング”はもう二度と訪れないかもしれませんが
いつの日か「おバカな生時報」をこなすべく
心の準備だけは怠らないようにしておきます。
ここまで書くと、番組最大のクライマックスが
「6時の時報は無事に出るのかどうか」
という点になってしまいそうですが、まぁ、それはそれで。
投稿者 斉藤一美 : 23:57
2009年04月14日
二人にしか分からない愛の言葉
本日の不安定な空模様をかんがみて
ヤクルト×巨人戦は、雨が降っていないのに中止となってしまいました。
ところが、関係者の粋な計らいで
観戦予定の修学旅行生がグラウンドに降りて、歩き放題の大サービス!
WBCなら見るけど、日本のはビミョーよねぇ( ̄。 ̄)
・・・とか思っている女子は少なからずいるのでしょうね。
放送席から眺めていると
かえってこちらの方を喜んでいる様子がありあり。
良い思い出を作ってホテルに帰れたかもしれませんね。
ここで、あなたも“ちょっとした修学旅行生気分”を味わえる
【文化放送ホームランナイター・東京ドームまるごとパック】
ご招待のお知らせです。
東京ドームで巨人戦を楽しんだ後は
そのまま家に帰らずに
目と鼻の先の東京ドームホテルへお泊まりになって
ゆったりとした夜を過ごしてみませんか?
野球を愛するお二人様を、文化放送がまるごとご招待いたします。
先週土曜日の巨人×阪神戦で呼びかけたところ
多数のご応募をいただきまして、誠にありがとうございました。
当選者は、30代半ばの奥様で「5才の息子と行きます!」とのこと。
スタッフによると受話器の向こうで大喜びして下さったそうです。
ただ、この方には申し訳ありませんが
【文化放送ホームランナイター・東京ドームまるごとパック】は
今週・来週の土曜・日曜放送分で
ご招待させていただく方々の方が圧倒的にお得かもしれません。
なんてったって・・・
さらに
1万円のお小遣いが
ついてきますヾ(^▽^)ノ
例えば、いざ東京ドームに行って
やれ弁当だ生ビールだメガホンだ、といつものように買っていると
あっという間に財布の中身が淋しくなっていった、なんて経験は
いくらでもありますよね。
そんなところを我々にバックアップさせて下さいな!
え?なぜ今週・来週はさらに1万円を追加するのかって?
それは、ラジオ業界でいうところの
スペシャルウィークだからです。
さぁ、あなたも午後6時のプレーボールから試合終了までの
「1時間ごとに聞こえてくる時報」の直後に、実況アナが紹介した
「マウンドにいる人物の名前」を全てお答え下さい!
ちなみに、先週(土)なら・・・
6時=巨人・東野
7時=阪神・能見
8時=巨人・東野
9時=(試合終了後で)誰もいない
・・・が正解でした。最初から最後まで聴いていれば簡単ですよね。
中継カードと、ペア1組様をご招待する日は・・・
4/18(土)ヤクルト×広島→5/24(日)巨人×オリックス
4/19(日) 〃 →5/25(月) 〃
4/25(土) 巨人×中日 →5/27(金)巨人×ソフトバンク
4/26(日)ヤクルト×横浜→5/28(土) 〃
・・・となっております。
僕が【文化放送ホームランナイター】の
チーフディレクターをやっている限りは
この“まるごとパック”を続けていくつもりです(。・_・。)ノ
6月と8月にも行ないますが、目下
関東に住んでいる限りめったに行かない
西の方にある球場への
ご招待プランを練っている最中です。どうぞお楽しみに(o^-')b
ただ一つ、以前のこの企画と違うのは
「全国ネットの中継」である点です。
文化放送以外の放送局でお聴きの方は
先週土曜日の巨人×阪神戦を実況したアナウンサー・斉藤一美が
ヒーローインタビュー終了後、9時の時報が鳴った後・・・
マウンドには・・・んσ(^_^;)?
えーと、どうやら誰もいませんね。
ハイ、誰もいません!
・・・と喋ったことに、少なからず
「なぜコイツはまだマウンドを気にしているのだろう?」
と違和感を覚えたかもしれません。
なぜなら、この時、ジャビットや背広姿の関係者が
今にもマウンドに上がりそうな勢いだったからですo-_-)=○☆
でも、文化放送以外のネット局には一切関係のないことでした。
次は気をつけないと番組チーフ失格です。
ただ、全国放送の中で“まるごとパック”のキーワードを言おうとする僕と
それを聴いて下さっているリスナーとの関係を
先輩アナウンサーがこのように表現していました。
職場や学校で恋人同士が他人に知られないように
二人だけしか分からない
愛の言葉を囁いているようだ( ̄ー+ ̄)
ダッハッハッハ(☆▽☆ )言いえて妙!
実況していても時報が近づくと一際胸が高鳴っていたのは
そういうことだったのですね。
週末の秘め事は、ぜひ我々とご一緒にm(_ _)m
投稿者 斉藤一美 : 23:06
2009年04月11日
メンチはベンチでセンチメンタル?
阪神の新外国人選手・メンチの頭の大きさは
シーズン前から話題になっていましたよね。
“帽子のサイズが66センチ”ってホントかなぁ(?_?)と
疑っていたのですが、東京ドームのベンチで発見した実物は・・・
・・・一つ間違えればグラブをスッポリ覆いそうな勢いでした(*⌒▽⌒*)
そこで、今夜はメンチの頭の話をするぞ!と意気込んだのに
今季初のスタメン落ち(ノ-"-)ノ~┻━┻
心のどこかでガッカリしながら実況していたら
帽子をかぶっていないメンチが
ダグアウトから身を乗り出して戦況を見つめる姿を発見したのです。
デ、デカいΣ( ̄ロ ̄lll)
ゲージツ家のクマさんのような頭だ!
描写魂をくすぐられるぜぃ!
投球の合間をかいくぐって即、この様子を紹介して
メンチの小ネタを挟みつつ、すみやかに試合の実況へ戻ると
「言いたいことが言えた」という
ほんのささやかな満足感が胸の中に広がりました。
チームは負けた上に、最後まで打席にも立てなくて
ゲーム後は感傷的になったかもしれないけど
ひょっこりと“頭”を出してくれてありがとね、メンチ(*´д`*)
投稿者 斉藤一美 : 23:07
2009年04月09日
野球観戦中の西武・岸
もちろん、ウソ。
3塁側スタンドに座っていた一般の方です。
ライオンズファンの女性から写メをバシバシ撮られるのも、納得。
彼によると、今までは仕方なく
“KAT-TUNの亀梨クン似”と言わないと共感を得られなかったのに
去年、西武が巨人を倒してからというもの・・・
ライオンズの岸投手に似ている、と
よく言われます。
・・・と胸を張れば、納得してくれる方が大分増えてきたとか。
この風潮、レオ党には大歓迎ですよね。
本物が2年連続・日本シリーズMVPにでもなれば
こちらの彼も、【笑っていいとも】のソックリさんコーナーに
いとも簡単に出られることでしょう♪~( ̄ε ̄)
そういえば、正面からの写真も公開許可を得ていましたので
こちらは“斉藤一美 うるわしの夜”携帯サイト限定コラム
【ウラの一美】でお披露目させていただきます。
投稿者 斉藤一美 : 23:28
2009年04月07日
厳戒態勢?
新生・西武ドーム開幕戦の目玉は
西鉄の「黒」と西武の「青」という
黄金時代のシンボルカラーが溶け合った
“レジェンドブルー”の新ユニフォームお披露目でした。
試合開始を待ち切れない地元のファンに
駅前広場で展示するのはいいとして・・・・・・
あの~・・・一体どちらさまですか(°∇°;)
もしかしてSP?
ダッハッハ(☆▽☆ )!
うわっ!全く同じような背格好の男が逆サイドにもいる!
警備なら日本人のガードマンに任せればいいのに
“屈強なSPに見える外国人を2人”とお願いされて
タレント事務所から派遣されたようにしか見えないんですけどぉ。
それくらい大事なものなのである!という
球団からの強いメッセージと徹底的なユーモアを感じました。
ここまでやってくれるなんて、ライオンズも変わったんですね。
あのぉ、本当に警備しているなら余所見しないで下さ~い┓( ̄∇ ̄;)┏
投稿者 斉藤一美 : 23:51
2009年04月04日
7
この前の日曜日、僕が香港へと渡ったのは、高校の頃から
「いつの日か、一度でいいから生で見たい」と思い続けていた
ラグビーの国際大会“香港セブンス”を観戦するためでした。
セブンス。すなわち7人制ラグビーです。
ラグビーは本来、1チーム=15人でプレーするのに対して
【7人制ラグビー】は言うまでもなく、たったの7人です。
ところが、グラウンドの広さは15人制と全く変わりません。
つまり、15人で守るところを、7人で守らなければならないので
セブンスの選手にはとんでもないスタミナが要求されるのです。
15人制は前後半40分ハーフで行なうところを
7分ハーフにとどめていることからもその過酷さが伺えます。
だから、セブンスに選ばれるのは
相手にブチ当たる“コンタクトプレーの強さ”よりも
目の前の相手を抜き去る『スピード』と
最後まで走り続ける『持久力』を兼ね備えた選手ばかりなのです。
人数が少なければ、誰もが「だからラグビーは分かりにくい!」と嘆く
“密集でのボールの奪い合い”も、自然と減ります。
パス&ランのオンパレードでプレーが途切れにくく
観戦している側も息つく暇がありません。
ところで、香港は長い間イギリスの植民地でしたから
ラグビーが盛んになるのは自然な流れですよね。
“香港セブンス”は1976年から始まり
毎年、3月最後の金・土・日に行なわれる一大イベントに成長しました。
今年は、24カ国が、A~Fまで6つのブロックに分かれて
まず2日間のリーグ戦を行い、成績に応じて、最終日に
『カップ』『プレート』『ボウル』の3つのトーナメントに分けられます。
僕が見に行ったのは、この最終日のトーナメントです。
朝10時から午後7時までたっぷり9時間
【7人制ラグビー】を楽しんできました。
会場は、香港スタジアム。
総天然芝のラグビー専用競技場で、4万人を収容することができます。
チケットは全席自由です。
真っ先に満員となるエリアが、ゴール裏の南(サウス)スタンド。
メインスタンドから遠巻きに眺めていると
ず~っとお祭り騒ぎだったので気になって行ってみると・・・
仮装した欧米人ばっかり( ̄◇ ̄;)
しかも皆、酒を浴びるほど飲んで、歌って踊って楽しそうです。
午後3時を過ぎるとアルコールが全身に廻ってしまうせいか
ハーフタイムに流れるダンスミュージックに合わせて
永ちゃんのコンサートでタオルを放り投げる感覚で
ビールを飲み終わった後の2リットルはあろうかというジャグを
自分の席よりも前の方にバンバン投げ捨てるから危ないの何の!
“18才未満入場禁止”の看板が出ているのも頷けました。
とにかく、秩父宮ラグビー場や国立競技場では
絶対に味わえない雰囲気です。
日本は、一番下の『ボウル・トーナメント』に進み
2回戦でポルトガルに走り負けてしまいました。
ここでも世界の壁は厚いですね。
その次の『プレート・トーナメント』に出てきた強豪・フランスには
情け容赦ないブーイングが飛び交います。
5年ほど前、香港で新型肺炎・SARSが流行ってしまった時に
このフランスが、唯一香港セブンスへの出場を見合わせたことを
地元のラグビーファンは今なお根に持っているそうです。
各ブロックの1位が集まる『カップ・トーナメント』になると
ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカといった
錚々たる顔触れが登場しました。
しかし、前回優勝のNZ代表・オールブラックスが
1回戦で敗退する波乱が起きたのです。
NZを破ったのは、ケニアでした。
15人制ラグビーでは無名の代表チームが
世界の強豪に競り勝てるのは
スピードと持久力のランニングプレーがモノを言う
【7人制ラグビー】だからです。
ボールを持ってディフェンスと1対1の勝負を挑む
ケニアの走りっぷりは、本当に見事でした。
ノーサイドの瞬間は
超満員のスタンドが爆発したかのような歓声に包まれて
オールブラックスファンの僕も
その場のノリでケニア代表のサポーターと化してしまいました(#^.^#)
決勝は、南アフリカvs.フィジー。
15人制なら南アフリカが絶対的に有利なはずなのに
キックオフからフィジーが完全にゲームを支配するから
やっぱりセブンスは面白いですね(≧∀≦)
一時は20点近くリードを奪ったフィジーの優勝は堅かったのに
後半は南アフリカが底力を見せてトライを奪いまくり
7点差まで迫ったところで
“ラスト1プレー”を知らせるホーンがスタジアムに響き渡り
何と、南アフリカがトライを取って、あと2点!
「このゴールキックが決まれば、同点で延長戦に突入する!」と
4万人が固唾を呑んで見つめる中
美しい縦回転が加えられた楕円球は
無情にもポストの右へと外れていきました。
フィジーが辛くも逃げ切って世界の頂点に立ったのです。
初めて生で見届けた、憧れの
“香港セブンス”は最後までワクワクしっ放しでした(~▽~@)♪♪♪
代表やトップリーグの試合よりも
今なお早稲田大学のゲームの方が観客を集める日本は
お世辞にもラグビー先進国とはいえません。
きっと、いきなり15人制を見せられるから小難しく感じてしまうんだ。
7人制を「入口」にすれば
多くの日本人がラグビーを愛してくれるのではないだろうか。
夜、北京ダックをモグモグと食べながら
僕は一人そんなことを考えていました。
そういえば、2016年のオリンピックから
7人制ラグビーが実施競技として採用される可能性があるのです。
どうにかして実現にこぎつけないものでしょうか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まぁ、概ねこのようなことを今日の【ズミスポ!】最終回で
大いに語ろうと思っていたら
ロッテ×西武の中継が延びてしまい放送休止。
時間のイタズラで、半年間に渡る番組の幕は突然引かれたのです(T^T)
何気なく生きているだけでも、とても楽しいことから
ちょっぴり落ち込むようなことまで色々とあるものですね。
そうは味わえない貴重な経験を積めた
今後につながる7日間でした(`_´)ゞ
投稿者 斉藤一美 : 23:43
2009年04月01日
ウソではありません
プロ野球が開幕する前に、束の間の休日で・・・
・・・香港に来てしまいました(^_^;))))))
至る所に、こちらの方のご尊顔。
街をそぞろ歩きしている場合ではないのだっ(゜Д゜;≡;゜Д゜)
目的は【ズミスポ!】の取材です。
決勝は超満員、4万人の大観衆で埋まりました。
いや~、面白かったなぁ。
4/4(土)のロッテ×西武戦がイタズラに長引かなければ
番組は予定通り最終回を迎えます。
こちらのスーパーイベントのお話は、その時にでも(`_´)ゞ
投稿者 斉藤一美 : 23:19