2009年03月12日

在野精神

東洋大学・箱根駅伝優勝祝賀会にお招きいただきました。
会場は、グランドプリンスホテル新高輪の大宴会場・飛天の間。
1000人を超える出席者でごった返すにぎやかなパーティーです。

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で、見渡せば
東洋の後塵を拝した出場校の監督の姿が、ちらほら。
学生陸上の世界で“ライバルのご招待”は
当然のエチケットとして定着しているようです。

こちらも顔見知りなので
グラス片手にご挨拶に廻りがてら雑談を交わしていると
笑顔の中に、やっぱり悔しさをにじませるんですね

(天井を見上げながら)凄いなぁ。
(会場を見渡しながら)広いなぁ。
優勝パーティーを開く気分って
どんなものなんでしょうねぇ。
いつの日か絶対やって見せますよ。高崎で。

今度、早稲田・明治と合同合宿を張るんです!
きっとウチの学生達には強烈な刺激になりますよ。

(しみじみと)僕も頑張んなきゃ、ですよね。

(壇上で今春入学する1年生12人の紹介が始まって)
あんなに来てもらえないんですよ、ウチには。
でも、学生を鍛え上げて本気で勝負しないと
ますます“地方”は置いていかれますからね。
今日は、祝勝会の雰囲気を
この目に焼きつけるために上京したんですよ。
今年の全日本
(大学駅伝)も「打倒・関東!」です。

華やいだ場の中で、秘かに燃やす闘志。
東洋の箱根駅伝・連覇は、王者でありながらも
こういう“在野精神”を持ち続けられるかどうかにかかっています。

投稿者 斉藤一美 : 2009年03月12日 23:24

 

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