2009年01月31日

♪良い声手に入れ、豊かな生活♪

とても楽しい“声のトレーニング”
スポーツボイスを体験してきました。

歌手や俳優が行なうような本格的なボイスレッスンは長時間に及ぶため
素人が敬遠したくなるのも当然でしょう。
それでも「カラオケで上手に歌いたい」とか
「何才になってもハリとツヤのある声を出したい」という欲求は
きっと誰にでも宿っています。
そのような方々のために、プロのミュージシャンでもある
東(ひがし)哲一郎さんが考え出したのが
音楽のリズムに合わせて体を動かしながら正しい発声を学ぶ
“スポーツボイス”なのです
(~▽~@)♪♪♪

かの有名なプランタン銀座は、
1時間弱のトレーニング×5回コースを用意して人気を呼んでいます。
僕は女性限定教室に潜入させていただきましたが
諸事情ありまして写真も現場音も公開できないため
(本日の【ズミスポ!】では流しました(`_´)ゞ)
東先生から教わった初回の講座内容を
「僕なりの言葉」で強引にまとめることをお許し下さい。

★声帯は筋肉である
筋肉というものは、キチンと伸ばしてあげなければ
硬く、短くなり、ひいては老化の一途を辿るだけなので
声帯もストレッチングを施すべきである。
ただし、とても小さくて短い筋肉なので(わずか1センチ2ミリ!)
すぐ近くにある大きな筋肉である首や肩が凝ってしまうと
ギュッ!と押さえつけられてしまい、例えば
「披露宴のスピーチをあれだけ家で練習したのに
本番では緊張して上手く声が出なかった」ということになってしまう。

★声帯のストレッチ方法
赤くて柔らかい、いわゆる“筋肉”部分のストレッチは
裏声で、やや息を漏らしながら・・・・・

ホーーーーーーーーーーッ

・・・・・と声を出す。
徐々に上げて、徐々に下げる「高校野球のサイレン」のような感じ。

さらに、やや固めで見た目が白い“靱帯”部分を伸ばすには
低い声で・・・

イーーーーーーーーーーッ

・・・と唸る。古い木製の扉が「ギ~ッ」と開くイメージ。

声帯の「筋肉」と「靱帯」を同時にストレッチするには
息を吸いながら声を出すが、やってみると・・・

ンア~~~~~~~~ッ!

・・・こ、怖い。
映画【危険な情事】のラストシーンで
浴槽の中で絞殺されたはずのグレン・クローズが
再び襲いかかってきた瞬間に
客席で当時の自分が上げた叫び声を思い出してしまった(-.-;)y-~~~

★声は、息を吐くように出す
ゆえに、溜息こそが最高の練習!
ラテンミュージックのリズムに合わせて、全員「ハ~ッ・・・」。
何度も繰り返すうちに、いつの間にかテンポアップ!
「ハアッ!ハアッ!ハアッ!ハアッ!」
次第に、片方ずつ足を上げて胸にヒザをつけるように動きながら
「ハッ!ハッ!ハッ!ハッ!」
最後は、完全にエクササイズでした。

僕も早速、声帯のストレッチを採り入れています。
そのせいか、先日
カラオケでジェロの♪海雪♪を初めて歌ったのですが
菅野詩朗スポーツ部長からその場で『上手い!』と拍手を貰ったうえに
2日経ってからも、なお
『一美、あれはホントに良かったよ』とホメちぎられてしまいました。
ここまでの反応は、さすがに初めての体験です(^_^;))))))
声を出すだけなら、ある程度の基礎が作られている僕のような者に
特に“高音の伸び”などは即効性抜群だったように思います。

しょせん酒の席で披露する素人のカラオケですが
僕なりのレベルで理想に近い歌声を響かせたことは
毎日の生活を、ほんの少しだけ豊かにしてくれました。
あと4回分、残りの講座を受けてみたかったなぁ(*´д`*)

投稿者 斉藤一美 : 2009年01月31日 23:23

 

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