2009年01月13日

東洋の魔術師、かく語りき

東洋大学は、念願の“箱根駅伝初制覇”を
堂々、往路・復路の完全優勝で成し遂げました。

部員の不祥事。
指導者の交代。
5日間の全体練習自粛。
チームに広がる動揺。

こういったものを全部乗り越えて大勝負に臨むだけでも大変なのに
最高の結果を得た事実は、賞賛に値します。
もちろん、走った選手が素晴らしいのですが
彼らを束ねるべき指揮官が少しでも状況を見誤っていれば
果たしてどうなっていたでしょうか?

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東洋大学・佐藤尚(ひさし)監督代行のお話は
言葉の端々に故郷・秋田弁の味わいが溢れていて心が和みます。
しかし、このほのぼのとした雰囲気とは裏腹の
極めて冷静に戦況を読み、本命・早稲田を突き放した采配は
まさに「東洋の魔術師」と呼びたくなる内容でした。

【ズミスポ!】ではわずか8分間の放送だったので
ここでは、じっくりとお話を伺った完全版をお届けいたします。
復路は“佐藤マジック全開”だったことがお分かりいただけるはずです。
(28分21秒)

投稿者 斉藤一美 : 2009年01月13日 23:09

 

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