2008年01月31日
今日までは観光気分でいいですか?
真冬のチューリップ。さすが南国ですねぇ。
本当にいるから、ウミガメも守るのが当たり前。
青島神社の大鳥居。向こうには奇岩・鬼の洗濯板。
チームの宿舎にはおしゃれなチャペル。正真正銘、リゾート地です。
てなわけで、無事宮崎に入りました。
僕としては珍しく巨人のキャンプから取材をスタートさせます。
体中に新鮮な緊張感が漲るぜぃ( ̄ー+ ̄)
投稿者 斉藤一美 : 22:55
2008年01月30日
宮﨑見てから宮崎へ
もう、TV観戦で十分でした。
代々木第一体育館の客席にいたら興奮し過ぎて失神は必至。
良くて声はガラガラだったでしょう。
いやぁ~、凄いわ
男子のハンドボールは。
日韓ともにあらゆる選手のプレーに目を見張ってしまいましたが
やはり宮﨑大輔選手の跳躍力はダントツですね。
高く飛ぶだけでなく、宙に浮いて止まっている時間の長いこと!
ラグビーを物差しにすると、ラインアウトでボールをキャッチする選手が
両脇の味方からリフトアップしてもらう、3人がかりのあの動きを
たった1人でこなしているようなものです。
けだし、芸術。
すでに予選をやり直す前から兆候はありましたが
今日で、彼のことを知らない人の方が
圧倒的に少なくなったのではないでしょうか?
先日、宮﨑選手と久々に1対1でお話をする機会をいただきました。
まずは直立不動、両手の指はキチンと揃えて太ももの横に置き
『寒い中、わざわざ遠くまで
お越し下さってありがとうございます!』
と言った後、頭のてっぺんが見えるくらいのお辞儀をする姿は
以前と全く変わりません。
ただ、これだけ顔が売れてしまうと
もう練習場へ自転車で通うのは難しいでしょうね。
元日特番でおなじみの【スポーツマンNo.1決定戦】収録で
王者に返り咲いた翌日に「予選をやり直す可能性がある」と聞いて
『よし、流れが来てるぞ!』と意気込んだものの
その後のあらゆる情報は、日々の報道でしか分からなかったそうです。
ハンドボール協会は、きっと選手を守る意味で
いつあるとも知れぬ本番への調整に集中させたかったのでしょう。
でも、中間管理職の端くれである僕としては
メールでその都度一斉送信してもいいのにな、とは思いますf(^_^)
とにかく、ライバルとの一発勝負は終わりました。
結果が全てではない“スポーツの真髄”を堪能して
とても気分が良い夜です。
明日から1週間も息子と会えません。
だから今夜は家で一緒にハンドボールを見よう、と約束していたのに
試合開始10分前からスヤスヤと寝息を立てて
まだ起きてくれないのは残念ですが。
さぁ、頭のスイッチを野球に切り替えないと。
キャンプの聖地・宮崎へ行ってまいります ≡≡≡ヘ( --)ノ
投稿者 斉藤一美 : 22:59
2008年01月20日
誠意ある謝罪
僕、実を言うとナマハゲ伝導士なんです。
うわっ!痩せてるうえに変な髪形!2004年の代物です。
男鹿まで行き、なまはげ伝承館で実演を見てから
(実はその場で飛び上がるほど怖いんです((((゜д゜;)))))
一コマ40分くらいの授業を3コマ受けた直後に
そのまま試験に突入するスケジュールを
一日でこなすのはかなりの荒行でした。
でも、この事実を話すだけで皆、興味を持ってくれます。
あと、友人たちを連れてなまはげ伝承館を再訪した際
一番の恐怖スポットにさりげなく誘導して
僕以上に肝をつぶした様子を目の当たりにしたのは痛快でした
(今でも恨まれてます(-.-;)y-~~~ )。
なぜ、今頃こんな話をするかというと
男鹿市観光協会から一通の手紙が届いたからです。
内容はこんな感じでした。
ナマハゲ伝導士 各位
なまはげの不祥事について
昨年12月31日に温泉郷周辺地区でなまはげに扮した男性が
旅館内で女性客へ悪質な行為を行い
大変ご迷惑をおかけいたしましたことに対し
心よりお詫び申し上げます。
ご存知の通り「なまはげ」行事は
地域に根ざした風習として男鹿半島に数百年来続き
昭和53年に国の無形重要文化財に
指定された伝統行事であります。
当会では、男鹿を訪れる観光客に
この「なまはげ」行事を正しく伝える責務の下
これまで様々な取組を続けて参りました。
(中略)
全国の皆様や男鹿半島を応援して下さる
ナマハゲ伝導士認証者に対し
この度の不祥事について深くお詫び申し上げますと共に
二度とこのようなことが起こらないよう
一日も早い信頼回復に努めて参りますので
男鹿の観光に対しまして変わらぬご支援・お力添えを賜りますよう
何卒お願い申し上げます。
平成20年1月16日
(社)男鹿市観光協会
会長 加藤義康
確かにあれは不愉快でしたよo-_-)=○☆
他人の家に入ってとことん子供を探し回る
“なまはげ”のキャラクターを悪用するなんて、ねぇ。
本来の“なまはげ”は、勉強をしない子供や
家事をしない農家の嫁を戒める正義の味方です。
てなわけで「大晦日の夜の突然の訪問」という
極めて失礼なタイミングにもかかわらず
主人は喜んで酒と料理でもてなす、というのが習わしになっています。
ただ最近は『面倒だから結構です』と
なまはげに門前払いを喰らわせる現実的な家も増えてきたそうです。
県外で見かける【秋田フェア】のようなイベントでも
“かまくら”のオブジェの隣りに“なまはげ”の人形が置かれていたりして
横手市の名物と混同されることは数え切れません。
こんな風潮の中“なまはげ”の存在価値を理解する人が
少しでも増えるように立ち上げたプロジェクトが
ナマハゲ伝導士制度なのです。
直接迷惑ををかけられていない僕らへの働きかけが
あまりにも速やかだったので
かえって戸惑いつつも、観光協会の誠意を強く感じました。
だからこそ、あえて採り上げさせて頂きます。
投稿者 斉藤一美 : 23:59
2008年01月14日
遅い!遅すぎる!
全くもって成人の日に言うことではありませんが・・・
明けまして
おめでとうございます
(〃⌒ー⌒〃)∫゛
箱根駅伝に入れ込みすぎて、中継が終わってからというもの
どうしてもやらなければいけない仕事以外は全く手につかない状態が
意外と長引いてしまいました、ハハッ。
以前、怖いくらいによく当たると評判だった
世田谷の“印鑑占い”で実印を見せた瞬間に
『あ~なたはな~にをそんなに
生き急いでいるんですかぁ~っ?』って
呆れられたほど何かとせわしなく動いてしまう性格なんですよ、確かに。
ましてやディレクターを兼任するようになってから
せっかちぶりに拍車がかかり
折り合いをつけるのに困った時期もあったんです。
そんな1年間の総決算のつもりで臨んだのが、今回の箱根駅伝。
3チームが棄権する未曾有のアクシデントに見舞われた
とんでもない本番で、僕だけでなく
スタッフ全員がほぼ力を出し切れた手応えを感じました。
皆、充実感に溢れた顔でしたから。
だからこそ、これまで何百回も諭されてきたアドバイスを
今回こそ実践してみよう!と素直に思えたのでしょうね。
箱根駅伝打ち上げの席で、入社当時からお世話になっている
先輩から頂戴したありがたい言葉です。
『一美のメッセージはいつも
若者にしか向いていないぞ。
もっとゆっくり喋ったら、絶対に
リスナー層は広がると思うんだけど』
去年の1月8日、スポーツ部への異動が決まった時に
心の中で決めていました。
この仕事を文句も言わず1年間やり遂げた先には
必ず何かが見えてくる、と。
「何か」とは、たぶん「もっとゆっくり喋るよう心がけること」なんです。
こんなこと、新人の頃から出来る人もいるのに・・・ホント、バカですよね。
アナウンサーになってから18年、随分と回り道してしまいました。
たぶんアナウンサーだけしかやっていなかったら
僕の喋りは変化するチャンスを失っていたかもしれません。
皆様が聴き取りやすい放送をお届けできるよう精進いたしますので
どうか見放さないで下さい(^人^)
誠に遅まきながら、今年も何卒宜しくお願いいたします。
投稿者 斉藤一美 : 23:55