2007年11月25日
マジメだよなぁ、中野友加里って
フィギュアスケートの中野友加里選手は
超がつくほどマジメな女性です。
だからこそ、心底応援しています。
以下、エピソードをご紹介しましょう。
日焼けから肌を守るため
生まれてこの方、海水浴の経験はありません。
外出する時は日傘も手放さないほど徹底しています。
早稲田大学に入ったのは
憧れの村主・荒川両先輩の後を追ったのも事実ですが
決め手になったのは
毎日、朝・昼・夜と練習する合間を縫って
自宅のPCで好きな時間に授業が受けられる
通信教育での単位取得が可能だったからです。
ぶっちゃけ、朝練の後はおにぎりを食べながら
先生の話を聴いて勉強しているそうです。
キャンパスの大教室だったらありえませんよね。
中野選手は今や体育会スケート部のキャプテンですが
去年まで“主務”もやっていました。
試合のスケジュール調整、連盟との交渉や
部費の管理などの裏方仕事の経験がある
トップアスリートなんて聞いたことがありません。
「でも、学生スポーツの運営方法が分かって
本当に勉強になった」と、どこまでも前向きでした。
同居しているお姉さんは多忙なため
自分が家事全般を引き受けているうちに
いつの間にか料理に目覚めてしまいました。
将来の夢を訊いても
「お嫁さんになること!」と
屈託がありません。
こういった話は、ぜ~んぶ今年の夏
【斉藤一美 うるわしの夜】にお招きした際に伺いました。
ちなみに、スタジオでのラジオの生放送は
初めての経験だったそうです。
詳しいやりとりは中野選手のファンの方が
レビューして下さっています。よろしければどうぞ。
フィギュアのシーズンはすでに始まっています。
中野友加里選手は24日のスケート・ロシアで2位に入り
2年ぶりにグランプリ・ファイナルへの出場が決定しました。
世界一の美しさを誇るドーナツスピンは健在なうえ
あの浅田真央選手ですら
今シーズンの試合で一度も決めていない
3回転半ジャンプ・トリプルアクセルを
先月のスケート・カナダに続いて成功させたことは
結果以前に凄いことですよ。
加熱するフィギュア人気で、スケートリンクは混雑の一途。
日によっては、60人が滑る中で
練習せざるを得ないこともあったそうです。
こんな劣悪な環境にもへこたれず、氷の上が全てではないとばかりに
陸上トレーニングを増やした結果、今に至っていて
マラソンの野口みずき選手のようなパワーアップが
好調につながっているようです。
それでいて、大学院への進学も視野に入れている
文武両道ぶりに頭が下がります。しかも・・・
【うるわし】出演がきっかけで
ラジオを聴くことにハマってしまった
という話を伺って、ホントに恐縮してるんですけど。
ね、マジメでしょ?中野選手って。
投稿者 斉藤一美 : 2007年11月25日 23:09