2007年08月08日
伊東監督へ無茶なお願い(ウソ)
西武×ソフトバンク戦のプレーボール前、一塁ベンチに
巨匠・水島新司先生がいるのをお見かけしました。
17才で描いた初投稿作品『深夜の客』が入賞を果たしてから
今年で“画業”50周年。
この方のマンガを読んで野球に没頭した人は
プロ・アマを問わず数知れないわけですから
将来、野球殿堂入りしても決しておかしくない!と思うのですが。
代表作の一つ『ドカベン』は現在<スーパースターズ編>。
’95に<プロ野球編>が始まった時は
水島先生に描くことを頼み込んだ清原和博選手に心から感謝したのは
きっと僕だけではないはずです。
確かに、あんなに愛すべきキャラクターたちを
高校野球だけに留めておくのはあまりにももったいない。
その<プロ野球編>をなかなか描かなかった理由を知ったのは
少年チャンピオン・8/2号のインタビュー記事です(以下、原文)。
「香川伸行が甲子園に登場した時はホントにびっくりしました。
あの顔、あの体型、まるで山田太郎そのもの。
キャッチャーで4番でホームラン打者で背番号2で。
あれで左ききならピッタリだよね。
当初、ぼくは『ドカベン』の高校編が終わったら
即プロ野球にいかせるつもりだったんです。
もちろん山田は大好きなホークスにいれるつもりだった。
そしたら、香川が先に南海ホークスに入っちゃたんですよ。
それでね、ああ、ドカベンのプロ野球人生は
もう香川伸行にまかせればいいかと(笑)」
ガクッ。そんなアホな。
僕らが待ちぼうけを喰わされたのは香川さんのせいだったのか・・。
確かに(笑)です。
でも、数時間前に
西武・中村剛也選手のホームランを実況した瞬間
確かに山田太郎のイメージとピッタリ重なりました。
“おかわりクン”のニックネームもいいけど
1試合に2本のホームランなんてそうそう出やしません。
伊東監督には、ぜひ・・・・・
中村剛也の捕手コンバートを
強く、強く薦めたいです。
水島先生は、インタビューでこのようにも話しています。
「山田の顔のスケッチを最初に持っていったときは
『目を開けたときは、どんな顔なんですか?』ってきかれました」
ほら!中村そのものじゃないスか(≧∀≦)
彼は山田太郎の持つ全ての魅力を表現できる
唯一無二のプロ選手です。
あ、ついでにスイッチヒッターへの転向も、ぜひ<(_ _)>
投稿者 斉藤一美 : 2007年08月08日 23:11