2007年07月29日
<ボログ その26>岳
とある有名週刊誌で
7月スタートの連ドラのほとんどが酷評されていました。
特に『山おんな 壁おんな』なんてヒドい書かれ様です。
そうかなぁ。
僕は一番のお気に入りドラマで、木曜深夜に
予約録画したものを見るのがささやかな楽しみなのに。
こんなこといっても何ですけど
別にフカキョンの“山”を見たいわけではありません。
あれ、明らかに『下妻物語』や
『富豪刑事』の時と比べてデカ過ぎます。不自然です。
それよりも“壁”であることにコンプレックスを抱く
完璧美人の伊東美咲が笑えるのなんのって。
『ナースのお仕事』を初めて演じた観月ありさとダブる、ダブる。
でもって“山おんな”フカキョンを羨んでいるくせに
職場の先輩として優しく接する姿が、何かいいんスよ。
プロポーションこそ対照的ですが
2人とも純粋な性格なので、余計に。
確かに軽く見られがちな設定です。
でも、ストーリーの奥にはとても温かいものが流れています。
“山”と“壁”は、ひょっとすると
今どきのエンターテイメントのキーワードなのかも知れませんぜ。
“壁のような山”をしょっちゅう登っているマンガが、ほら、ここに!
『岳(がく)』という作品です。
しみじみと読ませていただきました。
以下、かいつまんで喋っておりますので、どうぞ。
(5分27秒)
投稿者 斉藤一美 : 01:31
2007年07月27日
さながら、高橋ジョージの心境かと
福岡まで肝心の飛行機が飛ばないのではしょうがありません。
西武ライオンズが羽田空港で足止めを喰らったため
今日、敵地での“宿命の対決”は突然の中止。
「せめてものお詫びに」とホークス側の計らいで
練習をお客さんに見せていたのですが、もう誰もいません。
台風による遅れや欠航なら、ごくごくたま~にあることです。
ところがどっこい、今回は
プロ野球史上初の『機体の不具合』による中止( ̄◇ ̄;)
こんな珍事の現場に出くわすなんて、ねぇ。
ベースが引き抜かれて“ダイヤモンド”がなくなったグラウンドは
大事な約束をドタキャンされて放心状態の男が
ポカーンと口を開けているように見えました。
この前、僕の番組でも機材トラブルが発生して
やむを得ず大幅な企画変更を強いられただけに
(例えば、ジングルは生で僕が唄うとか(~▽~@)♪♪♪)
なおさら感じます。
球場で野球を見る。
生放送中、ボタン一つで音が出る。
面倒なことでも起きない限り気づきませんが
こういった何でもないようなことが、幸せだったと思うのですね、人は。
投稿者 斉藤一美 : 23:01
2007年07月22日
<ボログ その25>小説『こち亀』
【うるわしの夜】のゲスト“本の雑誌”発行人・浜本茂さんお薦めの
『1976年のアントニオ猪木』(一番左の黄表紙)を買いに行った
かれこれ1ヶ月以上前のことです。
本を見つけて、店員にお金を払おうとしたら
まるでコンビニのレジ前にある一口和菓子のように
さりげなく平積みになっている、こんなものがありました。
ある意味、東野圭吾の新作です。
絶対買うっちゅーねん(≧∀≦)
『容疑者Xの献身』をきっかけに遅まきながら東野フリークになったのは
僕だけではないはずです(例えば、小池栄子さんとか。
はねトビ“アブ&チェンジ”の全力ダンスはおっかしかったなぁ)。
他もよく見りゃ文壇の大物ばかり。
ましてや、原作は国民的娯楽マンガです。
発売からもう2ヶ月近いのに
あまり話題になっていないのはどういうことだσ(^_^;)?
んじゃ、ボイス・ブログ(略してボログ)です。
(5分22秒)
投稿者 斉藤一美 : 22:30
2007年07月08日
入谷にて、朝顔市
今年は金・土・日だったから、特に大混雑。
まさに「恐れ入谷の鬼子母神」でした。
社務所では火打ち石を入れて祈祷中。
どうやらお守りらしいので
買ってみると・・・
『朝顔守り』というものでした。造花とはいえ趣き十分。
“身体健全”を祈って下さったそうです。
さて、朝顔はどこで買えばいいのやら・・・
さすがにこれは
「うっ!買おうかな?」と、心がグラつきました。
しかし、僕はアナウンス界の反主流派です。
何でも「この方」に頼る風潮に背を向けました。
売り子さんの雰囲気で店を選び
サクッと衝動買い!
選んだ品種は『ききょう咲き』。
桔梗の花のような形をした朝顔だそうです。
1つの花で“2つの花”を楽しめるかも、と思っていたら
今朝、こんな具合に咲きました。
グッジョブ!
朝、起きたら水をやる楽しみが増えました。
米のとぎ汁なんかも良いらしいですね。
こうして、僕は少しづつ柳生真吾と化していくのかもしれません(*^.^*)
投稿者 斉藤一美 : 23:12
2007年07月04日
<ボログ その24>全日本かくれんぼ大会
もうあれから1ヶ月も経ってしまったのか・・という感じがします。
6/10(日)に兵庫県で開かれた傑作イベント
『第8回(!)全日本かくれんぼ大会』に“オニ”として参加してきました。
こんなカッコで。
こんなヒヨコ、他の参加者から見ると地味な方です(=°ω°=)
だって、前の日に鳥取砂丘で見かけたこの方々も
“オニ”だったぐらいですから。
ちなみに手作りだそうです。触ったら意外と柔らかいのにビックリ。
兵庫県の北部・日本海の山間にある
新温泉町(しんおんせんちょう)一帯に隠れた人々を見つけます。
ここの名物は
かつて吉永小百合さんのドラマ【夢千代日記】の舞台になった
湯村温泉(源泉で茹でたタマゴとトウモロコシは絶品でした!)。
観光の目玉行事が、この『全日本かくれんぼ大会』なのです。
隠れている人(通称・隠れ人)=206人に対して、オニ=468人。
こちとら初心者、あぶれる可能性大ですよ(゜Д゜;≡;゜Д゜)
さぁ、どうなったか!?
お時間があればボイス・ブログ(略してボログ)でどうぞ。
(8分1秒)
奉行所にて“隠れ人”の主婦・藤井さんと。
投稿者 斉藤一美 : 23:06
2007年07月03日
ハダシで爆走!鳥取砂丘
鳥取まで来て、ここに寄らないわけがありません。
鳥取砂丘 ( ̄ー+ ̄)
鳥取駅からバスで30分弱の距離です。
ターミナル発の行き先のほとんどに
『砂丘』と表示される大らかさが素敵でした。
結局、僕が選んだのは『砂丘センター』に停まるバス。
何となく、白くて大きな横幅の広い
近代的な研究所のような建物を想像していたら
単なるお土産物屋さんだったので苦笑いしてしまいました。
ここからリフトでスローモーに下っていくと
右側に先ほどの雄大な風景。
そして、左側は・・・・・・・・・・
おバカなイタズラ書きφ(._.)
「西田」は分かる。何だよ「とりだより」ってσ(^_^;)?
こんなもん、絶対テレビでは写してくれません。
あるイミ、これだけでも来る価値はありました。
当然、こっちには誰も寄りつきません。
中途ハンパに草が生えているのも興ざめです。
以上、鳥取砂丘・裏の顔。
ここからは人生初の砂丘を楽しむぞ!とばかりに
僕は靴とソックスをその場に脱ぎ捨て
ダッシュ&ダッシュ ≡≡≡ヘ(--)ノ≡≡≡
船旅から帰ってきた友人の
『砂漠でタコ揚げしたことよりも
どこまでも続く砂の上をハダシで走ったのが
気持ちよかったんだよ~』
という自慢話がうらやましくてしょうがなかったからです!
彼の言葉通り・・いや、言葉以上だったかもしれません。
どこまで行ってもサラッサラの砂。
足裏のツボというツボ全てがほぐされて
足の指は無限に解放されるイメージとでも言えばいいのでしょうか?
「生きてる」ってこういうことなんだ!と素直に感じることができました。
ところが“馬の背”とも言われる
砂丘頂上遥か手前で大失速~~(m´Д`)m ~~
顔をゆがませながら頂上に立ったその先には
辺り一面、日本海の荒波です。
当然、波打ち際まで降りるのが人情ってものでしょう!
まだ冷たい日本海に足を浸して鳥取砂丘を振り返ると・・・
急坂┓( ̄∇ ̄;)┏
最後はほとんど“垂直の壁”という感じでした。
途中から“赤ちゃんハイハイ”で頂上に戻る体たらく。
でも、やっぱり気持ちいいのです、足の裏が。
1時間いるだけで満足度はかなりのものでした。
人間たるもの遊びに行くなら、海に山に砂丘っスよ (〃▽〃)
投稿者 斉藤一美 : 23:59
2007年07月02日
マンガに誘われ、鳥取へ
3月まで放送していた【ラジオかぶりつき】の
浜松町・駅弁企画で知り合った『駅弁ひとり旅』の漫画家
はやせ淳先生を
6/23放送【うるわしの夜】にお招きして、パチリ。
五十代半ばには見えない若々しさです。
『駅弁ひとり旅』はタイトル通り
全国の駅弁と鉄道の歴史背景を紹介しながら
主人公が旅の中で心温まる出会いを繰り返していく秀作です。
根を詰めるあまりに、一時期“作画イップス”にかかったほど
黙々と渾身のペンを振るい続けるはやせ先生は
実にウマそうな駅弁を描かれます。
写真で見るよりもかえって食欲をそそるのです!
その中でも、特に第2巻の最後に出てくる駅弁が
ずっと気になっていたので鳥取駅まで行き、無事に2個をゲットしました。
どちらの駅弁も、南口改札そば<アベ鳥取堂>の人気商品です。
「すみません、売り切れでして・・」と言われるのが怖かったので
生まれて初めて電話予約をしてしまいました。
これも『駅弁ひとり旅』から学んだ行動パターンです f(^_^)
「元祖」かに寿司。販売以来55年の歴史を誇っているそうです。
酢飯が好きな方には最高の一品かと。
でも、僕が本当に食べたかったのは、これ。
いかすみ弁当・黒めし。
竹で編んだカゴの中に、プリップリのイカが4ハイ!
イカ・ホッケ・太刀魚・タマネギが練り込まれたイカ団子に
パセリと山ごぼうものっかって
イカ墨で炊いたご飯はほとんど見えましぇん!
イカは柔らかく、噛むほどに旨いo(^o^)o
団子の味わい、極めて豊かヾ(^▽^)ノ
そしてごはんは、ほど良い甘さ (☆▽☆ )
あ~おいしかった(≧∀≦)
『駅弁ひとり旅』に出会えて本当に良かったです。
マンガは人生を楽しいものに変えてくれますね!
投稿者 斉藤一美 : 22:24