2007年06月30日
これが噂の明月院ブルー
“あじさい寺”として名高い明月院へ足を伸ばしてきました。
JR横須賀線・北鎌倉駅のホームは
永遠に続くのではないか?と勘違いするほど細長いのですが
改札口はとても小ぢんまりとしていて、何かホッとします。
浜田省吾の名曲【紫陽花のうた】の歌詞通りで
大人の雰囲気に包まれていました。
ただし大人とて、人それぞれ。
線路沿いの純和風喫茶店にて
<パーフェクトガイド・鎌倉>と大書されたムックを傍らに置く
2人の女性の会話です。
『「娘さんと結婚させて下さい!」って
何も土下座することはないと思うの。
フツーに言ってくれるのが理想だったのに
さっすがにあれはビミョ-に引いたわ!
彼にとっては社長でも、私にとっては父親だもの。
何だかこっちも従業員になった感じで、先が思いやられるよ・・・』
マリッジ・ブルーのお嬢様には
恋も仕事も手に入れたい男心は理解しがたいようです( ̄~ ̄)
でも明月院ブルーとも言われるアジサイの美しさは
さすがに誰でも分かるようで、拝観終了1時間前の午後4時になっても
カップルを始めとした参拝客は続々と詰めかけていました。
5月下旬に咲き始めた頃は、薄い青だったのに
日に日に色が深まって
今や、濃いながらも爽やかな青に染まっています。
しばらくすると、雨が降ってきました。
雨に、アジサイ。
真夏の代名詞「ビールと枝豆」に匹敵する
初夏の最強タッグが結成された瞬間です。
アジサイはきらめくような輝きを放ち始めて
境内は歓声に包まれましたヾ(^▽^)ノ
この竹やぶの存在が渋いのです!
山と崖に囲まれた明月院・・今度は秋に“紅葉狩り”で行ってみます。
投稿者 斉藤一美 : 2007年06月30日 21:02