2007年04月27日
加齢による恐怖か、否か・・・
隠れディズニーランドファンとして
絶対に外せないのが“新アトラクションのオープン”。
いよいよ明日ですよ!
正確に言えば“旧アトラクションのリニューアル”。
でも、僕にとっては・・・・・
1983年のオープン以来
東京ディズニーランドのシンボルであり続け
足を運べば必ず乗り
運悪く『調整中・運転休止』の看板に出くわしたら
その日に限っては童心に帰れなくなってしまう
・・・・・そんなアトラクションが、半年以上の大改装を経て
ついにベールを脱ぎます!
ご存知スペース・マウンテンです。
地上38m・直径61mの巨大なドームは
相変わらずの純白・・・・・・じゃないっΣ( ̄ロ ̄lll)
しばらくすると純白に戻り・・・・・そうで戻らないっ( ̄□ ̄;)!!
・・・油断するとこんな風になってしまうとは、まさに千変万化( ̄◇ ̄;)
皆、携帯カメラのシャッターを押しながら、息を呑んでいました。
ドームのライトアップ作戦、まずは大成功です。
で、肝心の中身はというと・・・・・・・・・
暗いので
恐ろしいったら
ありゃしない!
そもそも、スペース・マウンテンは
【暗闇の宇宙の中を疾走するロケット】のイメージで作られたのだから
中が暗いのは至極当たり前のことです。
でもリニューアル後は、より一層暗くなっていました。
今までうっすらと見えていた“レール”が全く見えないのです。
スリリングなことこの上ありません。
試乗会で絶叫するとは夢にも思いませんでした。
ただ、年を重ねるにつれ
今まで平気だった暗さやスピードを
よりダイレクトに感じてしまった可能性も
否定しきれないのが辛いッス(T^T)
スペース・マウンテンフリークの若者よ!
僕を襲った恐怖は加齢性のものではないことを証明してくれ!
けっっっこ~コワいと思うんだけどね、オジサンは(#^.^#)
投稿者 斉藤一美 : 23:46
2007年04月24日
自作自演にてんてこ舞い (°∇°;)
ナイター中継が端から予定されていない日にお送りする
【斉藤一美 うるわしの夜】は
月1ペースで計2回の放送を終えました。
企画・ゲスト出演交渉・構成・演出などの製作総指揮に加え
本職である“出演”まで、全て僕がこなす番組です。
リスナーの方からすれば内容が全てなので
そんな裏事情はどうでもいいことだとは思います。
でも、慣れない仕事をこれだけ一手に引き受けると
野球中継の最中や、実況の準備をしている時以外は
正直、いつも【うるわし】のことが頭から離れません。
ここまで来ると、もはや「我が子」みたいなもの。
ただしゃべるだけで良かった今までの仕事では
決して得られなかった感覚を味わっています。
その最たるものがせわしなさ(゜Д゜;≡;゜Д゜)
ゲストには、今、僕が会いたい人をお呼びするので
著書があれば、例外なくサインを頂くつもりですが
3/29に『イキガミ』の作者・間瀬元朗さんがいらした時は
その分、打合せの時間が短くなってしまう本末転倒ぶり(T-T)
以前は、仕切り役であるディレクターの
邪魔にならない時間帯を見計らっていましたが
今や自分がその役割も担っていることをすっかり忘れていたのです。
3冊とも、入魂のサイン本になりました。
原寸大(´ヘ`;)の”逝き紙”も頂いて、感謝感激です。
さらに・・・・・
「いかにもペンネーム風な名前だが、実は本名」
「不定期連載は遅筆だから (^人^)」
「背景を含めて自分の好きなように描きたいから
アシスタントを雇っていない、というのも時間がかかる理由」
「第2巻の“出征前夜”は
自分で描いていて涙をこらえられなかった」
・・・・・・・など、数々のエピソードを披露して頂きました。
でも、甘えるのもほどほどに、と反省して
先日4/20の【うるわし】に臨んだのです。
『一瞬の風になれ』で本屋大賞を受賞した作家の佐藤多佳子さんが
ゲストコーナー〈浜松町トゥギャザー〉のお客様でした。
間瀬さん同様、全3巻の作品をひっさげての登場です。
放送前の打合せも
番組プロデューサーらしくビシッとこなし(ちょっとエラそう)
今回は、曲を流している間に
1冊だけサインをもらうんだ!
ともくろんでいたら・・・・・・・・・・・・・
油性サインペンを
持ってくるのを
忘れてしまいました
°・(ノД`)・°・
正確には、サインペンは持っていたものの、赤。
やはりお願いするには気が引けました。
かといって
「ねぇ、黒いサインペン持ってきて!
大至急ヽ(*`Д´)ノ」
なんて言葉は、プロデューサーとしての威厳を保つ意味でも
口にすることはできません。
僕は、奥田民生“イージュー・ライダー”を曲紹介した後
まさに♪何もないな♪って感じで極力平静を装い(-.-;)y-~~~
丁寧にお辞儀をした佐藤多佳子さんが
スタジオを後にする姿を見送るだけでした。
この自作自演の放送スタイルは、四方八方手を尽くしても
今のところ、何かしら一つのことが
僕の髪の毛と共に抜け落ちます ( ̄ー+ ̄)
たぶん、これからも放送直前まであたふたしながら
「我が子」を生み出していくのでしょうね。
まぁ、安産よりも“難産”の方が思い入れも強い、ということで(o^-')b
それにしても・・・
感動青春スポーツ巨編『一瞬の風になれ』でひと際異彩を放つ
第3巻・266ページの13行に渡る“Hな話”は
これぞ男子高校生の会話!という感じがして
何度読んでも微笑ましいです。
佐藤さんによれば『私の想像の産物 f(^_^)』とのこと。
でも【佐藤多佳子blog:日記のようなもの】を拝見して分かりました。
昔“谷村新司のセイ!ヤング”を夢中になって聴いていたのなら
そこらへんの理解も深いはずだ、と妙にうなずけます(≧∀≦)
ちなみに【斉藤一美 うるわしの夜】放送日は
随時、このブログの左上にある【担当番組】欄に更新しています。
5月~7月にかけては、何と週1回ペースの“難産”です。
できるだけ出産に立ち会って下さればこれ以上の幸せはありません。
お待ち申し上げております<(_ _)>
投稿者 斉藤一美 : 22:20
2007年04月14日
おNEWな人工芝
東京ドームのフッカフカの人工芝。
今年、全面的に張り替えられました。
横からみるとこんな感じです。
とにかく毛足が長いことが分かります。
背丈が不揃いなのも“本物”っぽいですよね。
弾力性を増すためのゴムチップも、多すぎるがゆえ
ゴマ塩のごとく、この三塁ベンチの縁にあふれていました。
同じ人工芝球場なら、スワローズの本拠地もマネすればいいのに。
そうすれば、ハンカチ王子の開幕戦勝利に沸く大学野球も
より良い方向に導かれるのではないでしょうか?
今オフ、フェンスを後ろに下げる作業のついでに導入しませんかね。
で、実をいうと・・・
この角度での写真撮影は
テレビの取材でグラウンドに来ていた人気タレントの細いおみ足が
どうしてもフレームインしてしまったので
ひたすら彼女が立ち去るのを待つ・・という根気を必要とする作業でした。
だって、万が一マネージャーの方からチェックを受けて
デジカメに美脚フォトが残っていたら、説明が大変ですから。
『違います((((゜д゜;))))
人工芝を撮ってたんです!』
きっと誰も信じてくれませんよね(T^T)
ピントは奥にいる人物に合っちゃってるし、怪しさ200%ッス。
しかもそのタレントは
僕にとってのブログの師匠(ただし、本人は知る由もなし)。
だから、余計に無防備な写真を撮るわけにはいかなかったのです。
そのリスペクト具合たるや
“レイアウトのパクリ”と言われてもしょうがありません。
いい機会です。どうぞ見比べてみて下さい。
投稿者 斉藤一美 : 23:57
2007年04月11日
《ヒーロー》こそMy Song
今、早春の仙台に来ています。
榴ヶ岡(つつじがおか)公園は、名物の枝垂桜がほぼ満開。
楽天イーグルスの本拠地・フルキャストスタジアム宮城は
ここから目と鼻の先です。
昭和の香りを色濃く残していた仙台宮城球場を一新して
増改築を繰り返していましたが
3年目の今年、ついにダッグアウトに手を加えました。
ほら!
まるで飛行機の座席です(m`∀´)m
革張りで、お尻もポカポカと温かく座り心地は100点満点。
おまけに背もたれは“リクライニング可能”ときました( ̄ー+ ̄)
この、野球のベンチとしては半ばムダなオプション機能に
西武ライオンズの選手たちは子供のような笑顔で
入れ替わり立ち代わり試し座り。
試合中にうっかりのんびりしてしまい、スポーツ選手に不可欠な
戦闘意欲が削がれるのではないか、と心配です。
さて・・・
僕は、文化放送のアナウンサーの中でも
かなり暑苦しい“武闘派”だと自負しています。
たぶん学生時代にラグビーをやっていたからでしょう。
でも、大した運動神経も持ち合わせていないうえに
中学校では帰宅部だった男が競技を楽しめるほど
高校のラグビー部は甘い世界ではありませんでした。
毎日、何かに怯えながら練習していた記憶が
今でも生々しく残っています。
そんなヘタレラガーマンの僕が変わるきっかけを作ってくれたのが
ご存知スクール☆ウォーズ。
その中のワンシーンに・・・・・
『ボールを持ってこちらに突進してくる相手が
怖くて怖くてたまらない。
だから、どうしても
試合でタックルすることができないラグビー部員が
深夜、一人で神社の大木に向かってタックルの特訓を繰り返す』
・・・・・というものがあったのです。
ハハ・・・バッカじゃねーの・・・・
そんな練習・・・・・肩を痛めるだけじゃん・・・・・・・
と思いながら号泣したあの高1の夜は
何と安易で単純な、と言われようとも、臆病だった僕の心に
「戦いの種」を植えつけてくれた大切な瞬間だったのです。
バックにかかっていたのは、もちろん《ヒーロー》。
大学のクラブチーム時代には、試合に向かう小田急線の車内で
テープが擦り切れるくらい何度もリピートして聴きました。
3年前、番組の企画でピアノの弾き語りをした時には
「自分が一番感情的になれる曲」という理由で選んだこともあります。
《ヒーロー》は、僕の原点なのです。
【斉藤一美 ラジオ☆かぶりつき】最終回のエンディングで
リスナーの皆さんから頂いたメッセージを読んでいたら
いきなり、速射砲のようなエレクトリック・ドラムの音に続いて
リズミカルにキーボードの鍵盤を叩く曲のイントロが聴こえてきました。
え?《ヒーロー》じゃん!
何これ?あ、そう!今日限定のエンディング・テーマなんだ。
しかもこの音質はボニー・タイラーの原曲じゃないな。
スクール☆ウォーズの主題歌の方だよ!
『この物語は・・・』
ハハハ、芥川隆行のナレーションやっちゃうよ!
ダメダメ!この曲に乗って喋るなんてムリだよ。
オレにとって大切な歌だもん。
それではお聴き下さい。
麻倉未稀・・・《ヒーロー》!
(~▽~@)♪♪♪愛は奇跡を~
・・・・って何で“生”の声が聞こえてくるの?
うわっΣ( ̄ロ ̄lll)
この期に及んで、まさかの『ご本人と一緒』に腰を抜かしてしまいました。
“スクール☆ウォーズ”ファン多しといえど、麻倉未稀さんから
サイン入りラグビーボールを手渡された方って
そうそういないですよね(≧ω≦)b
相方・仁井聡子に促されるまま、その場で助走をつけて
スタジオ内で回転トライを決めてしまいました。ほとんどアホです。
こんなハチャメチャな最終回、一生忘れることができません(#^.^#)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
1週間後の4/7、麻倉さんのライブを拝見しました。
フラメンコ・ギターの情熱的な調べに乗せて激しく語りかけるように唄った
《ヒーロー~スパニッシュ・バージョン~》に思わず身震い。
日々「戦っている」からこその歌声に、力をもらった気分です。
あ・・・出演情報の3/31の欄・・・事前に見なくてよかった┓( ̄∇ ̄;)┏
投稿者 斉藤一美 : 23:45
2007年04月05日
一瞬の風になれ
この1週間、ブログに書きたいことが山積み状態でして(-_-;)
かといってプロ野球が始まったばかりのちょうど今頃は
PCの前でじっくり座る間もありません。
【ラジオかぶりつき】最終回については
ひとまず相方・仁井聡子のブログをご覧下さい。
僕の方は、あれから1週間後の後日談を加えたいので
エントリーまであと2~3日の猶予をいただければ嬉しいです(^人^)
なので、今日のところは本屋大賞の話を。
すっかりおなじみになりましたよね。
全国の書店販売員の方々の投票で「今、一番売りたい本」を決める
画期的な選考スタイルを掲げています。
この、誰にでも分かりやすい
温かみのあるコンセプトがとても素敵です(・∀・)
“レコ大”や“歌謡大賞”で最優秀新人賞を取れなかった中森明菜が
純粋なファンの人気投票だけで獲得した
某FM局の“リスナーズ・グランプリ”とベクトルが似通っている気がして
この本屋大賞の行方は、毎年とても気になります。
第1回 小川洋子『博士の愛した数式』
第2回 恩田陸『夜のピクニック』
第3回 リリー・フランキー『東京タワー』
どれも(つд`)で(*´д`*) な名作ばかり。
そして、第4回は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大納得。
陸上競技のスプリント
とりわけ100m×4リレーの世界を描いた傑作です。
しかも、舞台が公立高校だけに、どこまでも瑞々しい!
失礼を承知で言うと
な~んにも奇をてらっていない「普通の話」なのです。
でも、泣ける。
どの登場人物もピュアだけに、ジンワリと泣けてしまいます。
こんな清い文章を書く方にぜひお目にかかりたい!と思い
企画・構成・演出・パーソナリティの全てを僕一人でカバーする
【斉藤一美 うるわしの夜】への出演を依頼したところ、何とOK!
で、ひょっとするとこれは『本屋大賞』に輝くかも?という予感がしたので
ご本人にご挨拶がてら今夜の表彰式に顔を出してみたら
見事ビンゴだったのですっ(≧∀≦)
どうやら、佐藤先生は横浜ベイスターズのファン。
でもライオンズナイターはちょくちょく聴いて下さっているようで
こちらの方が大慌てヽ(゜ロ゜;)ノ
とにかくスポーツが大好きなのだそうです。
『子供の頃“あしたのジョー”全巻を1日4時間、3日で読破。
ただし全て立ち読みで』
・・・と呆れた経歴をお持ちなので
当日のコーナーも盛り上がる確信が生まれました。
4月20日(金)です。
たまなび→ライオンズエクスプレスと来た後
午後6時ちょい前から始まる斉藤一美 うるわしの夜は
第4回・本屋大賞受賞作家とのほんわかトークをお届けします。
よろしければお聴き下さい(`_´)ゞ
投稿者 斉藤一美 : 23:23