2007年02月20日

『文化のかほり』発売迫る!

斉藤一美 ラジオ☆かぶりつき】で
苦しみながらも続けてきた企画が、ついに日の目を見ます!

浜松町駅弁小僧プロジェクト”です。

この場合の“小僧”は、もちろん浜松町駅名物の、これ。

P1020476.JPG

我々が社屋移転で浜松町にやってきた以上
こう、何というか、爪跡めいたものを残したいな~って感じで始めたら
いつの間にか
「駅弁をプロデュースしようや」みたいな話になったのです。

でも・・・

新幹線が
停車しない駅で
弁当を売ってどうするんだ?

一応、羽田空港の
ターミナルステーションだけど
果たして浜松町駅で
弁当を買って行くものだろうか?

正直なところ
どこもタイアップは決まってないぞ!

・・・と不安だらけの中、去年10月に全ては動き出したのです。
以下、リスナーの方々のアドバイスも交えて
少しずつ、こんな具合に決まっていきました。

◆文化放送の周波数=1134kHz⇒値段は1134円。

◆すぐそばの東京湾で獲れる出世魚だし
 浜松町に集うサラリーマンには縁起がいい⇒ボラのハーブ焼き

◆同じく東京湾発の食材⇒芝浦沖の芝エビ。

◆道行く人の意識調査で
 『浜松町のイメージ?浜松と間違えそうになるんだよね』
 というたわごとが一美の頭から離れなかった⇒ウナギの蒲焼き。

◆文化放送は西武ライオンズを応援している
        ⇒たんぽぽ(ダンデライオン)の葉っぱのおひたし。

◆浜・・ハマグリ/松・・松の実/町・・蝶々
    ⇒ハマグリのグラタン蝶々焼き。
          (松の実を入れ、触角部分は三つ葉で表現)

◆すぐそばに東京タワー⇒東京タワーの形をしたニンジン。 
 
◆近くには日の出桟橋⇒サニー(=日の出)レタスのサラダ。

◆パーソナリティは斉藤《一》美と仁井《聡》子⇒カズノコ&里芋。

◆サラリーマンの疲れを癒す
          ⇒アロマテラピーの香りがするウエットティッシュ。

◆浜松町駅名物・小便小僧の形をしたしょう油さしを入れる。

◆弁当の仕切りも東京タワーの形にする。

◆駅弁の“かけ紙”は
 双葉社発行の漫画アクションに『駅弁ひとり旅』を連載中の
 櫻井寛(かん)先生・はやせ淳(じゅん)先生にお願いする。

そんなこんなを踏まえた上で
作画担当・はやせ先生がササッ!と描いた
浜松町の駅弁イメージ図です。

ekiben_b.jpg

ね!スゴイっしょ?旨そうでしょ?
アイデアを駅弁の総元締め・NRE大増(だいます)に持ち込んで
見事、全面協力も取りつけました。
ただ、ボラは収穫期が春と秋であり
小便小僧のしょう油さしの金型(かながた)を作るのにも
200万円もかかってしまうために、どちらも断念。
その他、細かいところで“ダメ出し”がチラホラ。
でも・・・
『ボラの代わりに、この時期東京湾で獲れるキンメダイを
白しょう油で焼いたものをなら絶対に美味しいですぅ』

という栄養士さん(元・とんカツメイト!)からの強いプッシュもあり
我々は野望実現に向けて、大きな一歩を踏み出したのです。

駅弁のかけ紙は、まず、ウチらスタッフが
徒然なるままに原案を描き・・・

P1020469.JPG

これをベースに、プロのマンガ家・はやせ先生がデッサンすると・・・

P1020511.JPG

一同、あ然。

これは売れるかもしれない、と
皆の心の中に確信めいたものが生まれてきました。
ちなみに赤丸は小便小僧がいる部分です。

駅弁の名前は、新年一発目、生放送中の決戦投票により

文化のかほり

決定済みです。

3月3日(土)・4日(日)、JR浜松町駅構内で発売します。
当然、僕と仁井ちゃんを含めたスタッフの“手売り”です。
ぜひいらして下さい。
さらに詳しいことは、今後、このブログでもお知らせいたしますが
まずは、今週土曜夜7時半~の番組
お聴きいただければよろしいかと。
何てったって、駅弁の生・試食会もお送りしますから!

投稿者 斉藤一美 : 2007年02月20日 23:00

 

(C) 2005, Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.