2007年02月11日

ワクワクブルペン

とっくに2月。
プロ野球のスプリングキャンプが始まっています。
いつものように西武ライオンズを見に宮崎まで足を伸ばしました。

僕が一番好きなメニューは
投手と内野手で行う“投内連係”の反復練習。
いかにもプロ、という小気味よいプレーはこの時期の風物詩です。

P1020491.JPG

もう一つのキャンプの象徴が、ブルペン。
【牛を囲う場所】の意味を持つ言葉が
《投球練習場》を指すようになったのは
ピッチャーが、登板に備えて鼻息荒く腕を撫すかのように
出番を待ち構えている様子を「暴れ牛」に例えたのでしょうかね?

それでも、やっぱり牛には思えない外見の選手がほとんどで
ルーキー・岸孝之は、その典型です。
ブルペンの中に入り、初めて間近で彼の投球を見て大コーフン!
ムチのようにしならせた右腕を体に巻きつけるように目一杯振ると
直球が伸びる、伸びる、どこまでも伸びる!

本当の勝負は打者が相手なんてこたぁ百も承知です。
たかがブルペン、されどブルペン。
投球練習だけでこんなにワクワクしたのは記憶にありません。

ああ、岸よ、ホントにライオンズに入ってくれてありがとう!(o^-')b

これだけ僕が力説しても、凄さはきっと伝わらないと思ったので
証拠写真を1枚撮ってきました。
シーズン前の目慣らしに訪れていた審判員5人全員が
岸の球筋見たさに大挙密集!の図です。
P1020492.JPG

このアンパイヤからのモテモテぶり、尋常ではありません。
捕手の後ろはもう満員だからって
何も打席に立たなくても・・って感じです。
ただ『このボール、バッターからはどう見えるんだろ?』という
純粋な“野球小僧”の発想なのかもしれません。

分かっていただけましたか?
開幕後の岸の球、必見ですよ。

投稿者 斉藤一美 : 2007年02月11日 23:58

 

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