2006年12月03日

ボログ その14〈東京競馬場の清掃作業〉

僕は何をするにも肩に力が入るタイプです。
それを見た周りの皆さんは・・・・・

熱い

堅い

絡みにくい

一緒に仕事をすると疲れる

・・・・・と実に的を射た言葉で表現してくれます。
試しに力を抜いて生本番に臨むと
あまり頭が回らず、トークにキレを欠いてしまう不器用さ。
しょせん、アクセル吹かしっ放しの生き方しか出来ない男なのです。

これだけ開き直れるには理由があります。

僕の前世は
戦国時代の早馬の乗り手
だったからです。

かれこれ15年近く前
番組ゲストの“前世占い師”(レミ・エンテオスという女性)から
こう言われたのが忘れられません。

『戦をしている中で、最前線の情報を一刻も早く
 本陣に伝える仕事をしていた方の生まれ変わりですね。
 いつも手綱をしごいていたのですから
 肩に力が入るのは、極めて当たり前のことなんです』

悩みが一気に解消すると同時に、心眼が開く思いがしました。
だって、その1年前に
生まれて初めて競馬場の放送席から
サラブレッドが緑のターフを駆け抜けるのを見て
なぜか分からなかったのですが

これだ!と感じていたのを思い出したからです。

そのまま会社に戻って、上司に
「競馬の実況をやらせて下さい!」と直訴したのは
まるで何かに背中を押されたような行動でした。
今でも、あれは前世が反応したものだ、と信じています。
もう仕事はしていませんが
以来、競馬には妙な愛着があるのです。

だから『競馬場の裏側を見るいい機会ですよ』
番組スタッフから誘われれば、そりゃ、行きますよ。
たとえ“東京競馬場のスタンド掃除”という
かなりハードな仕事の体験でも、ね。

ボイス・ブログでお楽しみ下さい。

(10分01秒)


地下馬道に足を踏み入れ、ヒジョーに感激。

P1020055.JPG

パドックにも潜入。歩いた感触は地下馬道と一緒でした。

P1020061.JPG

清掃用の制服に着替え、気分はバッチコ~イッ!

P1020085.JPG

ゴミ袋がウエストポーチにギッシリ!
10月24日分エントリーにある“ラムしゃぶ”の盛り方にソックリ!

P1020067.JPG

散らかし具合としては、これでもやや大人しい方です。

P1020074.JPG

全て逐一チェックされ、気ばかり焦る清掃作業。

P1020069.JPG
P1020070.JPG
P1020071.JPG
P1020076.JPG

最後に、検量室の前に立ち寄り
一風変わった必勝祈願を行いました。
ジャパンカップ直後、ディープインパクトもこの場所に立ち
レースの昂ぶりを醒ましたはずです。

P1020063.JPG

僕も、いつの日か
日本のラジオ界の『この場所』に立ってみたいです。
どうかご協力下さい(゜゜ゝゝ

投稿者 斉藤一美 : 2006年12月03日 17:43

 

(C) 2005, Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.