2006年09月30日
憧れの“首ハチマキ弁当”
今日は、息子の小学校の運動会でした。
最大の目標は綱引きで勝つこと。
ちなみに僕の目標です。
子供の学年別に保護者が集まり
綱引きで戦うプログラムが、毎年必ず組まれています。
恥ずかしながら僕たち5年生の父兄は、いつも1回戦敗退でして(- .-)ヾ
ついに“必勝マニュアル”が配られました。
中身は、こんな感じです。
『すべり止めつきの軍手をはめ、直前には水で濡らそう!』
『背の高い順にまっすぐ並び、綱は利き手側に持ってくる!』
『一番後ろは体重の重いお父さんで!』
『体は正面、顔は空を向いて綱を引こう!』
『大切なのは、かけ声。スタートの前から声を合わせて!
しかも、大きな声で相手を萎縮させよう!』
さて、本番。
数では負けていない。よし、行けるぞ!
せ~の、セイヤッ!セイヤッ!セイヤッ!セイヤッ!セイヤッ!セイヤッ!
←←←――(o ^o^)(o ^o^)o―――o( iдi )( iдi )――←←←
全員、リズムを合わせたのに・・力の限り引っ張ったのに・・・・
なぜか綱ごと体が持っていかれる摩訶不思議さで、惨敗。
でも、これで負けた理由がハッキリしたのです。
それは、陣地。
僕たちの学年は、毎年、入場門を背にして綱を引いていました。
実をいうと、前々から
「学校のグラウンドには傾斜があり
こっち側の方が【坂上】で不利だよな~」と噂があったのです。
今年は最高のチームワークで臨んだだけに
そこに敗因を求めるしかありません。
決勝は、6年生父兄vs.1年生父兄。
2本先取で優勝です。
退場門を背にした【坂下】で1本目を圧勝した6年父兄は
サイドチェンジの2本目で【坂上】から綱を引かされて完敗。
そして、運命の3本目。
代表者ジャンケンで勝った6年が
迷わず【坂下】へ戻って戦うことを選択し
1本目の再現のような強さを発揮し、激戦を制しました。
ほーら、やぁーーーーっっっっぱり傾斜があるじゃん!
負けた学年は、その時点でハチマキを返却しなければいけません。
午前に予選、午後に決勝が行われるため
ハチマキを首に巻いてお弁当を食べているお父さんは
何となくキラキラ輝いて見えるのです。
たったそれだけのことなのに妙に憧れてしまう、首ハチマキ弁当。
食べるチャンスは、もう来年の1回しか残されていません。
最後の綱引きこそ【坂下】が取れますように(^∧^)
投稿者 斉藤一美 : 2006年09月30日 23:20