2006年08月21日

母校、悲願の№1!

大会中、出場校の名前がギッシリだった試合予定掲示板。

P1010074.JPG

最後まで残った2校に贈られた“聖なる空白”。

P1010322.JPG

【第15日】でつくはずだった決着。
まさかの引き分け再試合に、燃える5万の大観衆。

P1010318.JPG

シートノック終了、グランドへ一礼。
これだけでも割れんばかりの拍手。

P1010330.JPG

「昨日の今日。さすがに先発を外れるのでは?」
というファン心理を十二分に理解していたウグイス嬢。
『6番・・ピッチャー・・・・・・・・斎藤君』
極めてじれったいスタメン紹介に場内、興奮のるつぼ。
鉄腕スーパーアイドルの肩慣らしを
食い入るように見つめる視線、視線、視線。

P1010331.JPG

同世代最強エース・田中との対戦を控えて、気合の入る背中。

P1010332.JPG

一見、沈着冷静も、指先に宿る魂。
外角低めに真っ直ぐとスライダーで三振の山。

P1010334.JPG

そして迎えた、歓喜の瞬間(T.T )( T.T)(T_T)(T^T)(T∇T)

P1010336.JPG
P1010335.JPG
P1010337.JPG
P1010339.JPG

我が母校・早稲田実業学校高等部が
夏の甲子園で悲願の全国制覇を達成しました!

いや~、泣ける。
ホンッッッッットに泣ける。
荒木大輔先輩と入れ替わりの入学で
甲子園で母校を応援したことがなかった世代の
走りだったので、余計に泣ける。
母校の優勝を甲子園で目撃することが
こんなにも嬉しいとは!!!!!!!
そして、在校生ではなく、卒業生の場合
様々な人生経験を積んだ末に高校時代を思い出すせいか
喜びもひとしおであることに気づきました。

あふれる涙を閉会式の間に乾かした後
今や全国的人気の《ハンカチ王子》が
ベンチ奥に消えてしまう直前、一瞬の間隙を突いて
僕は、握手を求めるという暴挙に出てしまいました。

 斎藤クン!おめでとう!!一応、早実の先輩です。
 
何と最悪な声のかけ方でしょうか(゜▽゜)\(--;)
それでも《王子》は姿勢を正してこちらに向き直り、一言。

 ありがとうございます!

予想外の素晴らしい反応です。
浮き足立った僕は、一歩突っ込んだ自己紹介を試みました。

 ちなみに僕も“斉藤”です。

もう、恥の上塗り状態。手がつけられません。
しかし《王子》は意に介さず

 あ、そうなんですか!

と言いながら、僕が差し出した右手をガッチリ握り返してくれたのです。
斎藤佑樹・18才と斉藤一美・38才。
人間の器の大きさが違いすぎます。

さて《王子》の手の感触。
温かくて柔らかいのは想像通りですが
ビックリしたのは掌の分厚さと指の太さです。
これぞ、豊かな握力が宿る土台といえます。
ケタ外れのスタミナに支えられての
“延長15回・147キロストレート”の秘密が垣間見えました。

それにしても、この手の感じ、誰かに似ている・・
そうだ!松坂大輔だ!!

この事実に気づいた僕は、すっかり盛り上がってしまい
もはや、完全にタメ口です。

 ねえ、進路はどうするの?
 
 大学に行きたいです!

 えっ!プロじゃないんだ!もう推薦は決まったの?。

 はいっ!・・・・・いや・・・・・まだです!

早実は早稲田大学の系属校。
エスカレーターの付属校ほどではないにせよ
推薦枠はたっぷり残っているはずです。
彼の発言はこの先4年間、今度は神宮の杜が
凄まじいまでの佑ちゃんブームに包まれることを意味しています。

別れ際に、もう1回握手した後は
完全に斉藤佑樹ファンとなってしまいました(;^_^A
ただし、このナイスガイには唯一気に食わないところがあります。
それは男女共学の早実の生徒という点です。

王さんも、荒木さんも、み~んな男子校の時代に
甲子園で活躍したんだぞっ!
何で、4年前から早実に女子がいるんだよ!
うぅ・・ただ、ひたすら、うらやましい。
うぅ・・早実に、女子・・_| ̄|○
くっそーっ!!いいなぁーーーーーーーーーーっ!!!

投稿者 斉藤一美 : 23:31

2006年08月20日

幸せなスケジュール変更

木曜日から沖縄で遊んでいました。
世界一のド迫力、美ら海(ちゅらうみ)水族館です。

P1010252.JPG

沖縄風ドーナツ“サーターアンダギー”はどこで食べても◎。

P1010181.JPG

その他、たくさんの思い出と共に帰京した途端・・・

P1010313.JPG

会社から着信アリ。

『高校野球の決勝が
 引き分け再試合になったからさぁ
 明日、朝イチで
 甲子園へ行ってくんない?』

ドヒャーッ!
夏休みが1日減ったーッ!
ウォーッ!!
日本中が注目する大勝負を目撃できるーっ!!

トータルで考えたら、ゼッタイにラッキーです。

P1010173.JPG

しかも、母校の晴れ舞台でっせ( ^ ≧^)

P1010104.JPG

これほどまで球史に残るチームに成長するとは
この写真を撮った8月9日には夢にも思いませんでした。
もう、結果はどちらでもいいです。
後輩達の熱闘、しかと見届けて来ます(^ー^* )

投稿者 斉藤一美 : 23:55

2006年08月11日

悲しき甲子園

梅田駅を出た阪神電車は
平日の午前10時過ぎなのに、通勤ラッシュ並みの大混雑。
すでに車内は高校野球の話題でもちきりです。
「昨日の2番手への継投、ありゃゼッタイミスやで!」
「なぁ、ところで第1試合は今どうなってるん?」
こんな会話があちこちで聞こえてきます。

そして到着。
人生初、夏の甲子園です。

P1010081.JPG

日本の国民的行事だからでしょう。
センターポールの日の丸がどことなく、巨大。

P1010085.JPG

出た!高校野球の真髄・送りバント!!

P1010088.JPG

かちわりを額にのせて涼まないと、暑くて、暑くて・・。

P1010095.JPG

入場無料の外野席も、人によっては海水浴場です。

P1010094.JPG

まぁ、ライトスタンドの上に行くほど
甲子園名物・浜風の通り道なので
こっぴどく暑いわけではありません。
ただ、ビックリしたのはシートの熱さ。
2秒と座っていられないくらい、外野の空席は煮えていました(◎o◎;)
“座っては立ち、座っては立ち”を繰り返してお尻を慣らし
ゆっくりと腰を落ち着けられるようになるまで、3分もかかったんですよ。
ギンギンに「夏」を感じました。

簀巻きのTVカメラ。先人の知恵は偉大ですね。

P1010101.JPG

次の試合のために並ぶのも一苦労。
静岡商業高校・応援団の皆さんもグッタリしています。

P1010103.JPG

そういえば、行きの電車で
前の日に劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた学校の選手達と
乗り合わせた時のこと。
2回戦進出を決めた余韻も醒めないうちに
他校の試合を観戦に行くのがよほど嬉しかったのでしょう。
彼らは、まるで授業の合間の休み時間のようにはしゃいでいました。
その中の1人が二つ折りの携帯を開いて、仲間に嘆いたのです。

『またオフクロからメールだよぉ!
 “ちゃんとご飯食べてる?”
・・って同じ文章で2通も来てるし!』

迷惑そうな言葉とは裏腹の笑顔に、心が温まりました(*´ー`)

と同時に・・・・・・・
お母さんの気持ちが手に取るように分かったうえ
その部員の態度を、素直で可愛い(* ̄▽ ̄*)と
思ってしまった自分に気づいてしまったのです_| ̄|○
中1の時からずっと続いていた
【高校野球=荒木大輔=ちょっと年上】という固定観念が
ついに音を立てて崩れました_| ̄|...................................○

まさに、おじさんへの道、まっしぐら。
ほんの、ほんの少しだけ、悲しいけど。

投稿者 斉藤一美 : 23:58

2006年08月05日

お義父さん、ごめんなさい

今夜の帰宅は午前0時過ぎでした。
インボイスSEIBUドームの試合が長引くと、まぁこんなもんですわ。
さすがに腹ペコだったので冷蔵庫を開けてみると
数あるデザートの中でも
僕が最も愛しているものがあるじゃないですか!


水羊羹です

( * ⌒ ◯ ⌒ )


同居している義父がお中元で頂いたものなので
少々気は引けますが、そこはB型・一人っ子の性。
どうしても食べたいものは、万難を排して食べてしまいます(¬ー¬)

“標的”は拍子木サイズのプラスチック容器の中です。
フィルムをはがすと、ピャッ!と水が飛び散りました。
缶詰型ではお目にかかれないスリリングな幕開けです。
底には、短い爪が2本。
プッチンプリンよろしく
その内の1本をペキッと折ると、大好物はニョロッと姿を現しました。
背中に当たる部分には、1ミリ間隔で極細の筋が入っています。
不思議と、この筋が食欲をそそります。
視覚的にも準備万端整いました。

スプーンですくい、口に運ぶと・・口に運ぶと・・口に運ぶと・・

ううううううううううううううう美味い!何て美味いんだΣ( ̄ロ ̄lll)
こんなに美味いものがこの世にあるのかっっっっっっ!
モチモチッとしてるのにしつこくない!
ほど良い甘さが、また次の一口を狂おしく求めているっ!
あぁ、ホントに美味しいよ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

残っていたのは、これ1本だけでした。
お義父さんに謝らなければいけません。
僕の表現が大ゲサかどうか
ぜひ、俵屋吉富の本生水羊羹を召し上がってみて下さい。
食べるだけで、今、生きていることに感謝できる一品ですm(._.)m

投稿者 斉藤一美 : 01:32

2006年08月02日

夏が来た

美しいうえに、とにかくデカい!
千葉マリンスタジアムの花火・・・

P1010040.JPG

・・・に見とれる荒木大輔ピッチングコーチ。

P1010041.JPG

遅まきながら、本当の夏がやってきました。
スタジアム前の交差点に咲いたひまわりも元気です。

P1010046.JPG

横から見てみると・・・

P1010047.JPG

種、多過ぎ( T ▽ T )ノ_彡☆
まるで人間の横顔のようです。
花びらも小さいし“スポーツ刈りの少年”って感じ。

とにかく、待望の夏、到来です。
僕が「ボウズ」と呼ぶほど髪が短い小5の息子も
走って、叫んで、笑って、寝て、長い休みを満喫しています。

P1000986.JPG

ゲレンデは百合が咲き誇っていました。
あぁ、高原の夏。

P1010002.JPG

息子のフィールドアスレチックを眺めていたら
あまりに楽しそうだったので、僕も飛び入り!

P1010013.JPG
P1010014.JPG
P1010015.JPG
P1010016.JPG
P1010017.JPG
P1010019.JPG

アホ丸出しの父親ですが、せっかくの夏休み。
親子で楽しまなきゃ、ゼッタイ損ですよ。
ただ、このポッテリとしたお腹だけは何とかしなければ、ね(- .-)ヾ

投稿者 斉藤一美 : 23:43

 

(C) 2005, Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.