2006年03月14日

Like a holiday

今日はWBC日本代表の試合はありませんでした。
番組へのレポートの依頼は、ゼロ。
まるで休日です。

こんな時は、とりあえずスタバでしょ。
DSC00291.JPG
よ~く見ていただければ分かるのですが
紙コップに僕の名前が書いてあります。
これなら、他のお客さんのものと間違えません。
ただし、最初はKasumi(カスミ)と書かれた跡が残っています。

店員が“Your name,please.”と来たので
待ってました!とばかりに、こう答えました。

 かずみ・さいとう

よし!
生まれて初めて、英語に染まらず日本語で発音できたぞ!!

・・・と心の中でガッツポーズをしていたら、この有り様です。
やっぱり、これからは

ミ・イトウ

・・・に戻した方がいいのでしょうか?
早くも決心がぐらついています。

僕と違い、揺るがない心を持っていたのは
千葉ロッテマリーンズの薮田安彦投手です。
昨日のアメリカ戦。
3-3、同点。7回裏・2死3塁。
4番打者のアレックス・ロドリゲス(以下、A・ロッド)を迎えた
大ピンチの場面で、彼は起用されました。
カウント0-2から小さく落ちるフォークボールは
見送られて、ストライク。これで1-2。
『その時ね、A・ロッドがフムフムフムと3回うなずいたんですよ。
 “何が分かったんやろ?”とは思いましたが
 “あれこれ考えてもしゃあない。いつも以上に腕を振ったれ!”って
 すぐに考えることが出来たんです』
結局、大きな変化のフォークボールを連投して空振り三振。
世界のA・ロッドならではの【打ちそうな雰囲気】を無視して
完全に手玉に取りました。お見事。

男たるもの、こうでなきゃ。
僕はまだまだ弱い男です。

夜はアメリカVS.韓国戦を観戦しました。
今日のお隣さんは、こちらのカップル。
DSC00312.JPG
陽気なメキシコ人のホセ君とチェコ人看護婦のレナタちゃんです。
彼は、明日のメキシコvs.日本は日帰りスキーのため
(カリフォルニア州にもSnowValleyというスキー場があるとか)
残念ながら、このエンゼルスタジアムには来れません。
こんな身の上話をしてしまうほど、緊張感の薄い試合でした。

やっぱり韓国は素晴らしいチームだとは思うけど
あまりに情けないぞ、アメリカ!
なるほど。
弱いから、審判とグルになって日本にズルしたんだね!
これじゃ、準決勝でもう1回当たって勝ったとしても喜びは半減だよ!
全く、ガッカリだよ!!

こうして、人気芸人の口グセを借りれば
僕のマスコミらしからぬ稚拙な暴言も、いくらかマイルドになりましたか?
そのくらい、アメリカ代表の惨敗が腹立たしいです。

あ、一応、日本代表の練習は取材しました。
証拠として写真くらいは残しておかないと
ウチの会社の人事部に目をつけられますからね。ハハッ。
DSC00285.JPG

投稿者 斉藤一美 : 2006年03月14日 18:30

 

(C) 2005, Nippon Cultural Broadcasting Inc. All right reserved.