2006年03月15日
蟹江敬三!?
・・・・・んなこたあない。
エンゼル・スタジアムで僕の隣にいらしたメキシカンです。
でも似てる!
寡黙な方でした。
まぁ、無口になるのも分かりますけど。ヘッヘッヘ。
日本代表が強豪・メキシコに6-1で勝ちました。
国際試合で母国が勝つのを生で観るのは、格別ですね!
カリフォルニア州は、メキシコのご近所さんのせいか移住者が多く
ここアナハイム周辺は、マクドナルドよりも
タコス&ナチョスのファストフード店の方が幅を利かせています。
だからメキシコ応援団が多いのは当たり前なのです。
でも、我らが松坂大輔の快刀乱麻のピッチングに
シ~ンと静まり返った時は
アメリカ戦のモヤモヤがほぼ帳消しになるほど、気分爽快でした。
【寺島尚正・ラジオパンチ】で
試合終了後の出来立てホヤホヤレポートを入れた場所は
記者会見場を抜け出した、エレベーターの前。
僕は、複雑な条件が絡み合う“日本代表・準決勝進出の条件”を
『明日の韓国戦で日本が6失点以内で勝てば確定です』
と大声で強調しました。
WBC試合規定を熟読した上で
何度も計算し直したので自信があったんです。
ところが、レポート終了後、一人の男性が近づいてきて
『5失点でいいんじゃないか?』と
指摘されて、ビックリ。
王貞治監督です。
メキシコの会見が長引いていたため、外で待っていたところに
聞き捨てならない数字が耳に入った以上
一言言いたかったのでしょう。
『だってさ、もうメキシコ戦は関係ないよね。日本と韓国とアメリカだよね。
明日、日本が韓国に勝って2勝1敗で3チームが並ぶでしょ。
そうしたら総失点が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』
でも、監督、失点ではなく、失点率ですよね?
そうなると、日本はサヨナラ負けしたアメリカ戦のイニングは
8回と3分の2であって・・・・・
何と“世界の王貞治”に意見してしまいました!
部屋にサイン入りパネルを張って、僕もいつかは、と
小さい頃から心底憧れていた“王選手”に
話の成り行きとはいえ、まさか異を唱える日が来るとは
夢にも思いませんでした!!!!!!!!!!!!!
結局、韓国に2点差以上つけて勝てば
日本の準決勝進出が決まると聞き、納得。
でも、あんまりややこしいとスポーツの魅力も半減ですよ。
全ての人が一発で分かるルールでなきゃ、ね。
投稿者 斉藤一美 : 2006年03月15日 17:20