2006年01月09日
タコで~す
今日から3日間“蟹瀬誠一・ネクスト”のピンチヒッターをやっています。
代打パーソナリティーの鉄則は「我が物顔に喋る」。
ぜひ、聴いて下さい。
ところで、これ、な~んだ?
正解は、凧です。デカいでしょ。
縦25㍍・横40㍍。表面積は1000平方㍍。世界最大です!
昨日・今日の連休で晴海ふ頭の大空に揚がりました。
ふわっとしていて、まるで掛け布団のようなので
“布団凧”と呼ばれています。ナイロン製です。
この中に東京湾の風を取り込んで、タイミングよく放せば・・・
ほら、揚がった!
あれ?
あ~あ・・・墜落・・・。
凧糸は、クレーン車に固定してあります。
再度、チャレンジ。今度こそ!
なかなか良い風が来ない。
最低風速2㍍、できれば3㍍は欲しいけど・・・。
来た!揚がった!!
実はこれ、洋食店の草分け・日本橋“泰明軒”の社長
茂出木(もでぎ)雅章さんが私財600万円を注ぎ込んだものなんです。
茂出木さんは、日本の凧の会・会長を務めるほどの凧マニアで
世界を股にかけて活動しています。
ここ10年間、凧の大きさを競うのが流行っていて
世界記録は680平方㍍だったところを
去年3月にクウェート、9月にアメリカが
それぞれ1000平方㍍の巨大凧を揚げることに成功し
レコードを大幅に更新しました。
茂出木さんは「千年前から、凧の伝統国は日本だ!」と燃えに燃えて
同じ1000平方㍍のものを造り、見事成功した、というわけです。
そこまでやるなら
1平方㍍でも大きくすりゃぁいいものを・・と思いますが
巨大凧職人(何とニュージーランド国籍!)のピーター・リンさんが
「キリガナイヨ!」と断り、全く同じ大きさにしてしまったそうです。
ちと残念。
油断すると、すぐに風速2㍍を切るコンディションだったので
1回のトライで長くても2分しか揚がりませんでしたが
それでも、昨日より滞空時間は伸びたそうです。
おじさん達、夢があるなぁ。この笑顔、見て下さい。
まるで子供です。
凄く楽しそうでしょ?うらやましい!
この大凧のデザイン、前はウサギで後ろは日の丸です。
その理由は、明日の“ネクスト”オープニングで明かします。
投稿者 斉藤一美 : 2006年01月09日 18:25