2006年01月03日
穴を探しています
なぜなら、あったらホントに入りたいからです。
箱根駅伝の実況で大失敗をやらかしてしまいました。
鶴見中継所で
明治大学が18番目に通過するのを完全に見逃してしまったのです。
見ていたのに、見逃したのです。
ということは、その瞬間を見てなかった、ということなんでしょうね。
自分でも信じられません。
なぜこんなことが起きたのか、全く判らないんです。
間もなく38才。
数え切れないほどの失敗を重ねてきましたが
説明できない失敗は、生まれて初めてです。
避けて通れないことなので、あえて書かせていただきました。
箱根でミスをすると、とりわけ悔いが残ります。
どんなに頑張ったって、取り返せるのは1年後だからです。
一緒に頑張ってくれたディレクターと2人で
“絶対、来年も鶴見で仕事しよう”と誓いました。
で、今、打ち上げでビールを痛飲し終えたばかりです。
箱根の借りは、箱根でないと返せない
過去、選手の口から何度も聞いた言葉です。
今年で言うと・・・
往路優勝して逃げ切り体勢に入ったのに
脱水症状を起こして大ブレーキを起こし
8区で駒沢と亜細亜に抜かれてしまった順天堂の難波祐樹選手や
アンカーとして2位でタスキをもらい
「1分差なら必ず引っ繰り返してくれる」と厚い信頼を寄せられたのに
逆に亜細亜に突き放されて撃沈し
5連覇を逃した駒沢の糟谷悟選手は
来年、さぞリベンジしたいでしょうね。
ところが彼らは卒業してしまうので、それは出来ないのです。
現実は、かくも非情です。
というわけで、僕に落ち込む資格なんかありません。
明日から、次の箱根に向けて心を入れ替えます!
それにしても亜細亜・山梨学院のワンツーフィニッシュは驚きですよ。
両校とも、全く優勝候補に挙がってなかったのですから。
もう前評判なんて信じられません。
先日、息子の友達のお父さん方と忘年会を開いた時
『今、駅伝ってどこが強いの?山梨?』と無邪気に訊かれたので
「古い!情報が10年前で止まってる!」と
一笑に付してしまったのが悔やまれます。
穴、どこかにありませんか?マジで入りたいんですけど。
箱根小涌園にも行って来ました。
今朝の6時半です。
そして、先頭通過30分前・8時頃はこんな感じ。
こんなガッツポーズを来年の鶴見中継所でもしてみせます。
投稿者 斉藤一美 : 2006年01月03日 19:44