音を楽しもう~荒川区尾久西小学校
荒川区尾久西小学校で
「音を楽しもう」という授業を
おこなってきました。
私は茨城の静小学校に続いて2回目の学校訪問。
今回は、文化放送の財産、
音響効果担当の玉井和雄さん(77歳)が、
たーくさんの音響効果の道具を体育館に運び入れて
「音を楽しみ」ました。
1、2年生、3、4年生、5、6年生に分けての授業。
果たして音だけの世界にどれだけ集中してくれるのか。
かなりざわつくのではないか。と心配だったのですが、
杞憂でした。
玉井さんが大きな波籠に小豆を入れてゆっくり揺らし、
ザザーン、ザザーンという音が聞こえてくると・・・
皆その音に聞き入って、
「雨の音?」「波の音!」などと
想像力豊かに発表します。
音を聞くときの集中力、そしてその音から
想像を膨らませるときのワクワクした表情に、
「音だけの世界も、充分子どもの心を
捉えることができる」
と感じました。
尾久西小学校は、全校児童およそ500人の
この地域では比較的大きな学校です。
(ジャガー横田さんや伊集院光さんの
母校なんだそうです!!)
廊下の何箇所かに顕微鏡が置いてあり、
いつでも顕微鏡での観察が出来るようになっているのが
非常に印象的。
早速興味津々で顕微鏡を覗き込む
文化放送の元少年たち。
校長先生に聞いてみると、
「今の子どもたちは、ゲーム機などを、
誰にやり方を教わるわけでもないのに
上手に扱うでしょう。
触っているうちに慣れちゃうんですよ。
顕微鏡も同じ。
たまーに使うのではダメなんです。
いつも使っていれば自然に扱い方に
慣れてくる。
そう思って、廊下に顕微鏡を置いているんです。」
ああ、そうか。
習うより慣れろ、ともいいますもんね。
もしかしたら、「音」に関しても、
そうかもしれません。
ラジオから流れる音だけの世界に耳を傾ける時間を、
もっと持つ事が出来たら。
音だけの情報に慣れることが出来たら・・・
子どもたちは、今も昔も変わらぬ
想像の翼を広げることが出来るのではないかな。
今回のような授業や日々の放送で、
子どもたちが音の世界の楽しさに
触れる機会を作っていけたらいいな。
そんな風に思いました。
あと、尾久西小学校のみんなは、
元気!早口言葉も上手!
一生懸命練習してきてくれたね。
ありがとう。
私も初心に戻ることができました。
4年生から、
「一番難しい早口言葉を
是非やってみせてください!!」
といわれたときは、青くなりましたが
なんとか出来てよかった。
私も日々精進いたします。
みんなありがとう。
給食も美味しかったです。
明らかに大盛りにしてくださって・・・
給食室の皆様にも感謝です。
また写真をアップしていきますね。