自然淘汰
昨日、一橋大学で見かけた大量のおたまじゃくしについて
「こんなにウジャウジャいるのが、全部蛙になったら
どうなるんだろう?」
と素朴な疑問をもったところ、
「ほとんどが鳥のエサになる」
と教えていただきました。
これが自然淘汰というものか・・・。
桜も、花ごと落ちているのを見かけます。
これは、鳥たちがついばんでしまうからだとか。
花の付け根にある蜜を吸っているようです。
咲いたと思ったら、啄ばまれてしまう花。
ひらひら散っている花びらは、
精一杯咲けたからまだ幸せなのかしら。
そもそも、どっちがハッピーかなんて
人間の価値観で測るものではないのかも。
お花見したときに、植木に落ちた桜の花びらを
丁寧に集めている兄妹を見かけました。
誰に桜吹雪を舞わせるのかな。
と思いながら通り過ぎ、ふと振り返ると、
子どもたちに続いて
お母さんも花びらを拾い始めていました。
一度散った花びらは、どんな気持ちで
再び風に舞うのでしょうか。