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2006年09月04日

シンデレラボーイ

優勝へとひた走る中日を止めたジャン・チェン・ミン投手。
しかも、完封シャットアウト勝ち。これには原監督も喜びを通りこして、
驚きの表情でした。

聞けば、まだ台湾の大学に籍があるとのこと。
近藤ヘッドコーチも「そうらしいね。台湾に戻ったら、大学に行くというじゃない。
まじめなんだね―。」と感心しきり。

とにかく、急に生まれたシンデレラボーイに首脳陣も
いやはやといった様子なのです。
これは、チームメートも同じ。キャッチボールを一緒にしている豊田投手も
ジャンのボールの切れにやるなぁな表情。
一回り以上歳の離れた球界を代表する守護神に、やるなぁと思わせるジャン投手は
タダではありません。でも、練習前に先輩達のペットボトルを胸一杯に抱え、
持ちきれない分はユニフォームの中に入れて懸命に運ぶ姿はかわいい後輩そのもの。
21才の若者が、驚きの存在から、チームに無くてはならない、
絶対的な存在になる日も近いかもしれませんね.
                                           飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 2006年09月04日 17:00