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2006年08月22日

勘違い!?

八月のある日のジャイアンツ球場、かなりの暑さ、猛暑、酷暑、
練習を前に各選手ひるむぐらいの暑い日でした。
桑田投手も「今日はたっぷり汗出るぞー」と言いながらグランドへ。
そんな中、肩のはりで調整していた豊田投手。
「何してんだ、こんな暑いとこにノコノコ来て」と軽口を一つ。
が、そのユニフォームは真っ白。
あれ?ついさき程、桑田投手から「今日はユニフォーム、何色って書いてある?」
「はい。グレーって書いてあります。」という会話をした覚えが。。。

「豊田さん、今日ユニフォーム、グレーみたいですよ。」
「うそっ。まじっ。本当だ!」ダッシュでクラブハウスに逆戻り。
グレーのユニフォームに着替えてグランドへ。一足先に汗をかいちゃってました。
そんなドタバタもありましたが、一軍復帰した豊田投手。
汗をほとばしらせるマウンドでの熱い投球を見せてくれると思います。
                                         飯塚治

投稿者 文化放送スポーツ部 : 12:06

それぞれの戦い方

(8月18日金曜日)
今日から首位ドラゴンズと3連戦。
今日はその初戦。巨人・上原投手と中日・川上投手のエース対決。
楽しみにしていましたが…、試合は1-6で巨人は敗れました。
打線は二岡選手のホームラン1点だけ。
ほぼ無抵抗のように見えたのは私だけでしょうか。

今日は文化放送の解説でお馴染み・西本聖さんと一緒に試合を見ました。
かつて巨人の屋台骨を支えたエースとして、西本さんも悲しい表情をしていました。
西本さんは『これからはもう優勝の可能性が殆どない中で、
ファンに「自分たちはこれから、来年に向けてこう戦うんだ」というものを
示していかないといけない』と話していましたが、そういった意味では、
ここ数試合続けている「1番・脇谷、2番・鈴木」このオーダーをしばらくは我慢して
使い続けて欲しい、と思いました。

今シーズンはケガ人が出たせいもありますが、交流戦以降は全てにおいて
迷い続けているように思えるのです。
もう今シーズンのゴールが見え始めた今、ジャイアンツとしての戦う姿勢を、
改めて見せて欲しいです。
                                         高橋将市

投稿者 文化放送スポーツ部 : 11:59

2006年08月18日

1・2番コンビ

久しぶりに見た気がしました。
5回 先頭打者 脇谷 続く鈴木尚の
「2者連続セーフティバント」だ。

脇谷は相手投手にうまくさばかれアウトとなったが
鈴木尚は3塁線にうまく転がし1塁セーフ
なんとこれが「右打席」でのプロ初安打となった。
鈴木尚は一応名鑑をみるとスイッチヒッターとなっているが
アマ時代は右打者 プロにはいってから足の速さを生かすため
左打ちに取り組み 最近ではまったく右ではうたない。
右は「封印」していたのだが
来年を見据えた新しい1,2番の構想の中で
久しぶりに右を「解禁」した。
そこで出た プロ初安打なのだ。

しかも相手に警戒された中で盗塁をきめ
李のタイムリーで同点のホームイン
「巨人らしくない」いい点の取り方だった。

強いチームにはいい1,2番がいる
かつての巨人 柴田ー土井 緒方ー川相
全盛期の西武 辻ー平野 
近鉄の 大石ー新井 も印象的だ。

さて新しい巨人の1,2番は定着するのか・・・・
                            長谷川太

投稿者 文化放送スポーツ部 : 13:18

2006年08月17日

言わば、地ならし

グランドキーパー総出でベース周辺をならす、トンボ。
東京ドームの置き場所は三塁側通路の一角にあります。

060816.JPG

ちなみに手前は・・・

060816-2.JPG

で、奥の方に・・・

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「試合中に残り1本」という減り方を見ると、
バイトキーパーの出勤が多い日だとわかります。
社員キーパーは、皆さん《マイトンボ》を持っているため
このような分け方をしているそうです。
確かに【T・K】のイニシャルが入っているものは
相当、使い込んでいる感じがしました。

最もキャリアの長い方で、8年。
ONシリーズを制したドームの空気を、肌で覚えているはずです。
隔世の感に、今、やるせない気持ちで一杯でしょうね。

チームは再生に向けて本気で動き出しました。
ルーキー・脇谷をトップバッターに固定する“地ならし”の真っ最中です。

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[斉藤一美]

投稿者 文化放送スポーツ部 : 01:04

2006年08月16日

久々の大勝利

(8月13日 日曜日)
ジャイアンツ打線大爆発!!11得点の大勝でした。
2ケタ得点はおよそ1ヶ月ぶり。昨日の試合で寝苦しい夜を過ごした方も、
今夜はさぞかし寝つきがいいのではないでしょうか!

阿部選手、高橋由選手がそれぞれホームランを含む3安打の猛打賞。
そして昨日の試合から1番に座った脇谷選手が2安打、プロ初打点も挙げました。
この日はプッシュバントでの出塁も見せてくれた脇谷選手。
原監督も『今までのウチにはないタイプだね』とこれからを楽しみにしていました。
これまで1番に苦労した感のあったジャイアンツですが、今度こそ一番固定なるか!?
楽しみにしたいと思います。
 
                                             高橋将市

投稿者 文化放送スポーツ部 : 15:56

不快指数上昇

(8月12日土曜日) いやぁ~、広島の夏は暑い! 湿度はそれほどないにしても、立っているだけで汗が噴き出す、おデブには辛い季節です。 不快指数はさぞかし高かったと思いますが、ジャイアンツファンの方にとっては 更に・・・ 更にその指数が上がる今日の試合だったのではないかと思います。 初回、1番・脇谷選手が内野安打で出塁も2番・清水選手がゴロを打てずにショートライナー、 スタートを切っていた脇谷選手が戻れずにダブルプレー。 4回はノーアウト満塁で4番・イ選手が初球を打ってショートフライ。 (結果はインフィールドフライも、広島梵選手がボールを見失いショートエラーで1点入る) そして9回の久保投手のバント処理。そしてサヨナラ負け…。 この日の試合に通算100勝がかかった上原投手は、好投したものの勝ち星には 繋がらない結果となりました。 原監督も言うように、投手陣は頑張っています。あとは打線の奮起。 バッター陣の皆さん、暑い夏にビールをおいしく飲めるために、どうか一つ宜しく頼みますよ!!                                                                                                    高橋将市

投稿者 文化放送スポーツ部 : 15:48

2006年08月10日

神宮・軟式野球場

神宮でのヤクルト戦の時は隣りの軟式野球場で練習をする巨人の投手陣。
普段より間近でトレーニングを見ることできます。
改めて見ているといろんなメニューがあるんだなぁと感心します。

やや低いハードルを4っつ程並べて足を内から外へと開いて跨ぐトレーニング。
股間節を意識したトレーニングと思われます。30センチほどの高さの踏台に片足を
乗せそのままジャンプ。瞬発力を鍛えていると思われます。そして、両端に輪ッかをつけた
ゴムのロープに体を通して、引っ張ってもらった状態で投球モーションを繰り返すもの。

林投手が何度も何度もゴムのロープに引っ張られながら、投球モーションに入っては踏み
込む。これを繰り返してました。一体このトレーニングはどこを鍛えるためのもの???
うーんと悩む、私とディレクター。???状態で林投手に聞くと。。。

「どこを鍛えるとかではなく、フォームのバランス、体重移動を意識するためのもので、
工藤さんに教えてもらったんです。」と教えてくれました。

試合で結果を出すため日々の努力も
いろいろなのだなぁと思い、ゴムに引っ張られながら、
真剣に自分のフォームをチェックする林投手、期待大ですね。
                                    
                                    飯塚治

雨上がりの緑が鮮やかで気持ちいいです!
060810.jpg

                                                   

投稿者 文化放送スポーツ部 : 16:57

2006年08月08日

9年かけて咲いた花

9年あれば、小学校一年生の子供が中学三年生になる訳ですし、
成人式直後の若者が三十路に突入する訳ですよね!やはり長い…

プロ9年目で、吉川元浩選手は一軍で初めてのヒットを打った訳です!
それも右バッターの右方向への見事な打球は、2点を勝ち越す殊勲のタイムリーヒット!
1000本ヒットを打つ選手や200本のホームランを打つ選手は、一握りの又一握りの
偉大な人であって、プロに入って一本のヒットも打てずに球界を去って行く人の方が
はるかに多い訳ですよね…その前にプロの世界に入る事自体とてつもなくすごい事!

だから吉川選手もすごい野球人なんですよ!
ただこれも事実、なかなかこれだけの期間ノーヒットの選手が球界に残っている例は
あまりないですよね。。裏を返せば、残して置きたい何らかの魅力がある選手なんですよね!
ヒットの瞬間、ジャイアンツのベンチ裏はみんなうれしそうでした!
みんな自分の事のように喜んでました!
花が咲いたような雰囲気になりました!
吉川選手は人としての魅力もある選手だというのがよく分かる光景でした!
その時ベンチ裏にいられたのは私も幸せでした!
是非これからも結果を積み重ねて欲しいですね!

                                                松島茂


投稿者 文化放送スポーツ部 : 00:53

2006年08月02日

無言の檄

(7月29日)
昨夜完封負けを喫したジャイアンツ。今日は10点差をつけられての大敗でした。
打線も7安打で1点だけ。
そんな中意地を見せたのは4番・イスンヨプ選手です。
イ選手は4打席3打数3安打1HR、1四球と全打席出塁。
まさに孤軍奮闘でした。さらに6回の第3打席、センター前ヒットを放ったイ選手は何と
果敢に2塁へ走ったのです!

これには巨人サイドのレポーター陣一同驚きました。
この時点で試合は1-9で中日の大量リード、試合はほぼ決していました。
そんな中でのこの走塁。イ選手のチームへの無言の檄のような気がしてなりません。
個人的にある意味感動的でもあるプレーでした。
これで何か感じるところがないとダメだろう、そう思っていましたが…、
そのまま試合は終わってしまいました。

でも決して何も感じなかったのではなく、何か感じて何とかしたい、
でもできなかったのだと思います。その悔しさを次にぜひつなげて欲しい、と思いました。
本当はこんなプレー・気迫が巨人の生え抜きの選手から見られればなおいいのですが…。
                                          
                                              高橋将市

投稿者 文化放送スポーツ部 : 13:35

脇谷亮太選手

(7月27日)
今日の試合前、今週末に放送する「Gハッスル」用にルーキー・脇谷亮太選手に
インタビューしました。
今年のオフに25歳になる脇谷選手。そのたたずまいは非常に落ち着いたものが
あります。しかし俊足が売り物の活きのいい選手です。
大学・社会人を経てのプロ入りですが、やはりそれまでとは大きく違うらしく
『疲れはありますが、毎日がとても楽しいです。』と話してくれました。
この日も篠塚コーチから二遊間の連係プレー、送球のしぐさなどの指導を受けていました。

『野球をやってきて18年くらいになりますけど、それまでのものとはぜんぜん違う世界。
毎日が覚えることの連続ですけど、この世界でメシを食うわけですからしっかり
やっていかないと』。
考え方もしっかりしています。

年が近い矢野選手・亀井選手の活躍も刺激になっているようです。
25歳と「遅れてきたルーキー」のような感じもありますが、
あのヤクルト・古田兼任監督もプロ1年目が25歳でした。
古田選手とタイプは違いますが、球界を代表するような選手に
これから成長していって欲しいです。
                             高橋将市

投稿者 文化放送スポーツ部 : 13:29