« 復活!高橋尚成投手 | メイン | 「我慢」 »
2006年06月18日
人、それぞれ
金曜日の楽天戦。
パウエルの降板理由は“2~3日前からの風邪”でした。
故障じゃなくてよかったですね。
ただ、彼は自分の平熱がどのくらいなのか全く知らないとのこと。
だから、翌日の体温が36度8分だったそうですが
「判断しかねるんです」と川島チーフトレーナーも話していました。
一軍復帰が待たれる桑田は体温が低いらしいので
この日のパウエル並みなら“微熱”になりますね。
人、それぞれですよ。
土曜日のドームは真夏のような蒸し暑さでした。
工藤は顔全体に滝のような汗をかく一方で
涼しい顔でファストボールを投げ込む楽天のライアン・グリン。
何と対照的な2人だろう、と思っていたら
解説の松沼雅之さん(通称・弟やん)によると
『グリンは手のひらと腕に大汗をかくタイプ』なのだそうです。
なぜなら『ロジンバック(滑り止めの白い粉)の減りが早い』から。
『完全に使い切る前に、袋が湿気を吸い込んでしまい
粉が固まって出てこないパターン』とは、興味深い話でした。
汗のかき方だって、人、それぞれなのです。
内海のスクランブル登板はさすがに予測不可能でした。
しかも、この選手起用で流れが完全にGのものになったのです。
が、せっかくの白星にも原監督は笑顔を浮かべず
『今日の試合で久保が良ければ、内海を使う必要はなかった。
逃げた末にフォアボールを2つ与えるなんて・・・
大学の後輩だから、ついキツいことを言ってしまうけど
久保には《東海魂》というものが全く感じられない!』と
少々イライラしていました。
闘魂の込め方も、人、それぞれのはず。
でも、監督は久保の“ファイティングポーズの取り方”を特に厳しくチェックします。
常識人・原辰徳に、あえてここまで言わせてしまう
久保裕也という投手から、もう目が離せません。
屈辱を味わった末の“東海魂”は
きっと一味違うはずです。
ちなみに12月の東海大学のキャンパスはこんなにオシャレ。
たぶん、若大将もビックリですΣ( ̄ロ ̄lll)
【斉藤一美】
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2006年06月18日 03:33