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2006年04月12日

快進撃

巨人の快進撃が止まらない。
この日は今季期待の星 俊足巧打の亀井の骨折が判明。
しかし原監督の「ここまで痛いのを我慢してやってたんだな。
いい根性してるぜ。」というコメントが なんともいえず いい。

パウエルの完封一番乗りでなんと開幕10試合で8勝2敗だ。

パウエルはパリーグ時代から10勝すれば10敗するピッチャーだ。
つまり味方の打線が点を取れば勝つけど 取れなければ勝てない。
安定はしているがその辺がハッキリしているピッチャーだが
見事に7回の集中打で「点を取って」勝った。

0-0で試合が終盤「どうやって1点をとるのか」という展開では
去年までなら「ホームラン!」しかなかったジャイアンツの野球が
明らかにかわりつつある。

7回2点をとってなお一塁二塁で打者は阿部
「送りバントは考えませんでしたか?」の問いに
「黒田の球威がおちていると見えた。だから強攻策にでた。」
と監督はこともなげにこたえてみせた。
ベンチで相手の状況を見透かしているのだ。

それでいて開幕第2戦のように 横浜の土肥のような
「苦手」にしている投手が出てくると
手も足もでないというのが これまたなんとも いい。
プロ野球はこうでなくっちゃ。

こういう野球がみたかった!と快哉を叫びたい。

入場者が 開幕戦44352人 以下43018人 42048人 この日40087人と
少しずつ減っているのは気になるけど・・・・

                                      長谷川太

投稿者 joqr : 2006年04月12日 23:37