« 新守護神の戸惑い | メイン | 限りなく中止・・・?大丈夫でした! »
2006年04月05日
5年ぶりの真剣勝負!
この日のヤクルトの先発は日本球界に復帰した石井一久。
メジャーで39勝あげた左腕対巨人打線に注目集まりました。
90年代、若き日の松井秀喜、高橋伸由相手に敢然と立ち向かい牛耳っていた石井一久。
球威十分のストレートに切れ味抜群のカーブとスライダー。
松井・高橋揃って歯が立たない。そんな時期もありました。
当時、石井のことを松井に聞くと、
「石井ピン(年上の石井一久のことを親しみ?をこめて松井は呼んでました。)は、
どうのこうの言えるピッチャーではない。甘いボールをミスショットしたら、終わり。
そういうピッチャーだね。」
と、ライバルのことを評していたのを覚えています。
5年ぶりの日本での登板。かつてのストレートでグイグイ押し捲るピッチングとは
やや違い、うまさで抑えるスタイルに変わってはいました。
しかし、高橋の第一打席。
明らかにかつてのピッチング。本気のストレートで見逃しの三振。力で高橋をねじ
伏せにかかりました。
第2打席、今度は高橋がお返し。センターバックスクリーン左へのホームラン。
しかも、これが高橋の通産200号のメモリアルアーチ。
まわる、まわる、時代はまわる、海の向こうでは、開幕戦で松井秀喜が豪快にホームラン。
それぞれが、それぞれのスタートを切りながらも、何かの縁を感じてしまいました。
チームの勝敗はもちろん、個々の対決も注目ですね。。。
飯塚治
投稿者 joqr : 2006年04月05日 13:26