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2010年08月15日

8月16日~8月20日の邦流は、田原総一朗さん

今週の「邦流」のゲストは田原総一朗さん!

8月16日(月) 「小説家を目指した学生時代」
中学生の頃から小説家を志した田原さん。多くの作家を輩出した早稲田大学に親の反対を押し切り、授業料と親への仕送りを自分で稼ぐことを条件に進学します。しかし入学後さまざまな同人誌に小説を寄稿しますが、全く才能を認められませんでした。そんな状況の中、当時文学賞を受賞したある有名作品を読んで、ショックを受け小説家の道を断念します。当時の自らの小説の作風について語る場面は聴き所です。

8月17日(火) 「岩波映画時代」
小説家の道を諦めた田原さんは、ジャーナリストを目指すことに路線変更します。最初に就職したのは岩波映画でした。今日は入社試験の話、入社早々カメラマン助手になった際の失敗談、そして独力で制作したあるテレビ番組がいきなり賞を取ってしまった話など、田原さんの駆け出し時代の話を伺っています。

8月18日(水) 「ハチャメチャだった東京12チャンネル時代」
岩波映画時代は、映画でやりたい企画がなかなか通らなかったという田原さん。ある時テレビ局の企画に携わった際、すぐに通ってしまったことでテレビに魅力を感じて、開局当時の東京12チャンネル、現在のテレビ東京に転職します。新興の局で他局に比べ人も金も無かったためアイデア勝負ということで、数々の過激な番組を企画し、制作します。今日は放送コードギリギリの田原さんの制作番組のエピソードをご紹介します。

8月19日(木) 「『朝まで生テレビ』・『サンデープロジェクト』」
テレビ討論番組「朝まで生テレビ」は田原さんの代名詞となる番組ですが、そもそもは局側から制作費がかからない企画立案を頼まれたことがきっかけだったそうです。タブー視されていたテーマをいくつも取り上げて話題になりましたが、どんないきさつがあったかエピソードを伺いました。また、この春終了した「サンデープロジェクト」では、時の総理を何人も退陣に追い込んだことで有名ですが、その中で橋本元総理とのエピソードを語っていただきました。

8月20日(金) 「二人の奥様のこと」
田原さんは、二度の結婚をされましたが、残念ながらお二人とも乳がんでお亡くなりになっています。今日は二人の奥様との思い出を回想していただきました。また、看病の話や老後の夫婦関係の話の中で、逆に野村邦丸の夫婦生活に田原さんらしい切込みが入り、野村邦丸もタジタジに。お聴きのがしなく!

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<田原総一朗>
1934年、滋賀県生まれ。
60年、岩波映画製作所入社、
64年、東京12チャンネル(現テレビ東京)に開局とともに入社。
77年にフリーに。
テレビ朝日系『朝まで生テレビ!』『サンデープロジェクト』で
テレビジャーナリズムの新しい地平を拓く。
98年、戦後の放送ジャーナリスト1人を選ぶ城戸又一賞を受賞。
現在、早稲田大学特命教授として大学院で講義をするほか、「大隈塾」塾頭も務める。
『日本の戦争』(小学館)、『田原総一朗自選集(全5巻)』『日本の戦争 BC級戦犯 60年目の 遺書』『ズバリ!先読み 日本経済』(アスコム)ほか著書など多数。
最新刊に『第三次世界大戦 新・帝国主義でこうなる!』『第三次世界大戦世界恐慌でこうなる!』(以上、アスコム)がある。また、雑誌『オフレコ!』(アスコム)の責任編集長としても活躍中。

投稿者 joqr : 2010年08月15日 16:00

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