2010年07月21日
日本の匠
ゲスト:籐家具づくりの匠 小峰尚さん
東京スカイツリーが建造中、東京都墨田区の押上からお越しいただ
いたのは、小峰ラタン株式会社の小峰尚(おみね しょう)さんと
奥様の敏子さんです。
小峰さんは浅草生まれの78歳。戦時中、籐家具職人だった母方の伯父と長野県へ疎開したのが縁で籐工芸の道に入られました。そのキャリアは65年という大ベテランの籐家具職人。平成3年には、黄綬褒章を授章されています。
籐(ラタン)の特徴は、非常に軽くて丈夫、弾力性があること。通気性がいいし、熱を持たないこと。直線にしても完全な直線でなく、丸みやぬくもりを生む。畳のあたりもやさしいそうです。
今回、小峰さんにお持ちいただいたのは、ご高齢の方に大評判というオリジナル製品「つかまり立ち」と布団たたきのような「ステッキ」!どうちらも丈夫で、自然のぬくもりがある道具です。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年07月21日 12:57