2010年05月12日
日本の匠
ゲスト:つまみかんざしの匠 石田毅司さん
石田毅司(いしだ つよし)さんは、東京都生まれの50歳です。
江戸時代から伝わる伝統的な技法で、つまみかんざしを代々作ってこられた三代目です。
その作品が高く評価され、新宿区から、新宿マイスター「技の名匠」に認定されています。
つまみかんざしとは、絹のキレを使って作ったかんざしのこと。
七五三の華やかな物ですとか、京都の舞子さんが使う物につまみかんざしがあるそうです。
絹の切れ端を一枚ずつピンセットで折り畳んで板の上に糊を敷いて折った物を並べていき、糊を染み込ませて土台に乗せて花などを作っていきます。そこで折り畳んでいく作業の事を“つまみ”と言い、そこから「つまみかんざし」という名前がついたそうなんです。また、花びらの折り方は基本的に二種類あって、先が丸い物を「丸つまみ」、ピンと尖っているのが「角つまみ」というそうです。
石田さんが館長を務められている高田馬場「つまみかんざし博物館」の開館は、水曜日と土曜日の午前10時から午後5時まで。
お問い合わせの電話番号は、東京03 3361 3083です。
えびのかんざしをキュートに飾っているのは、「ごぜんさま~」のデスク小竹ちゃんです。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年05月12日 12:15