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2010年04月14日

日本の匠

ゲスト:村山大島紬の匠 田代隆久さん

田代隆久(たしろ たかひさ)さんは、東京都の生まれの58歳。
創業1914年(大正3年)、村山大島紬の制作、販売、仕立てなどを手掛けられている田房染織の三代目で、東京都の武蔵村山市で育まれた村山大島紬を絣染めから織りまで伝統的な技法で仕上げています。その功績が認められ経済産業大臣賞など各賞を受賞されています。
村山大島紬の魅力は、その「艶」。いちばんの特長は、板締めの技法。溝を彫った型板の間に白い糸を入れて、両側から押して染料に漬けると溝に染料が入っていきます。そうすると染まるところと、染まらないところができて、それを縦横合わせて織っていくと品物になるそうです。
そして、武蔵村山市を中心とした地方が織物の産地として発展した背景として市内の遺跡住居跡から古墳時代の織物の出土品がでていて、約1500年の歴史があると推測されているそうです。また江戸の元禄期には縞模様の木綿織物が織られはじめ、文化期には 村山絣が創設されたそうです。

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田房染織HP


投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年04月14日 12:05

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